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石見[町] いわみ

百科事典マイペディアの解説

石見[町]【いわみ】

島根県中部,邑智(おおち)郡の旧町。主集落の矢上は藩政時代たたら製鉄地であった。矢上米の産地として知られるが,耕地面積が少ない。矢上川に滝と淵の多い断魚渓(名勝),八戸(やと)川に千丈渓(せんじょうだに)(名勝)がある。
→関連項目津和野[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

いわみ【石見[町]】

島根県中央部,邑智郡の町。1955年矢上町と日貫村など4村が合体して石見町となる。人口6761(1995)。中央部の京太郎山を中心に隆起準平原石見高原が町域の大部分を占め,東部には江の川支流の濁川が北流,西部には日和川と日貫川が西流する。縄文~弥生時代の遺跡や古墳が多く,縄文晩期の壺や銅鐸が発見されている。鉄穴流(かんなながし)の盛んな地域で矢上砂鉄は各地の炉へ送られていた。かつて麻の生産,醸造業が行われ,矢上の七日市は大麻の集散地として栄えた。

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