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硝酸カリウム しょうさんカリウム potassium nitrate

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硝酸カリウム
しょうさんカリウム
potassium nitrate

化学式 KNO3 。天然には硝石として砂漠地帯の空洞,地表に産出する。針状晶か絹糸状晶。清涼な鋭い塩みがある。融点 333℃。 400℃で分解,酸素を発生する。水に易溶,アルコールグリセリンに微溶。

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デジタル大辞泉の解説

しょうさん‐カリウム〔セウサン‐〕【硝酸カリウム】

炭酸カリウム硝酸に溶かして得られる、無色の結晶。天然には硝石として産出。黒色火薬マッチ・花火・肥料などに利用。化学式KNO3 煙硝。

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百科事典マイペディアの解説

硝酸カリウム【しょうさんカリウム】

化学式はKNO3。比重2.11,融点339℃。水に溶けやすい無色の結晶。火薬,マッチ,花火,ガラスなどの原料とするほか,ガラスの清澄剤などに使用。天然には硝石として産出。
→関連項目ダイナマイト

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栄養・生化学辞典の解説

硝酸カリウム

 KNO3 (mw101.10).硝石ともいう.硝酸塩の一つ.食肉の発色剤として使われる.

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうさんカリウム【硝酸カリウム potassium nitrate】

化学式KNO3。天然には硝石として乾燥地域の凝華物の形で少量産出する。無色の結晶。ふつうの結晶(α型)はアラレ(霰)石CaCO3型構造で,斜方晶系。129℃で硝酸カリウム型構造(三方晶系)のβ型(高温型)に転移する。β型を冷却すると,124℃で強導電体のγ型に変わり,110℃で再びα型にもどる。融点339℃。融点以上に熱すると,酸素を放って亜硝酸カリウムKNO2に変化する。 2KNO3―→2KNO2+O2比重2.11(10.6℃)。

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大辞林 第三版の解説

しょうさんカリウム【硝酸カリウム】

無色の結晶。斜方晶系。化学式 KNO3 天然に硝石として、チリの砂漠地帯やアメリカ西部などの乾燥地帯に産出する。潮解性がなく、酸化性が高いことから、黒色火薬に用いられた。マッチ・釉うわぐすり・医薬、食肉の保存料など用途が広い。硝石。硝酸カリ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硝酸カリウム
しょうさんかりうむ
potassium nitrate

カリウムの硝酸塩。天然には硝石として産出するが、その量はあまり多くないので、需要の大部分は工業的に製造されたものでまかなわれる。古くはチリ硝石硝酸ナトリウム)が主要原料であったが、近年、アンモニア製造工場の大型化に伴って、硝酸、硝酸アンモニウムなどが比較的安価に生産されるようになったので、これらを原料とした新しい製造法が開発された。
 硝酸を水酸化カリウムや炭酸カリウムで中和し、生成した溶液を蒸発乾固する方法もあるが、塩化カリウム資源の豊富な所では、これを濃硝酸と反応させ、次の反応によって塩素とともに硝酸カリウムを製造している。

また、ブチルアルコール、アミルアルコール、エチルエーテルなどの有機溶媒中で反応させる工程も行われている。

常温では無色斜方晶系の結晶であるが、129℃で三方晶系に転移する。硝酸ナトリウムと異なり吸湿性はない。水に溶け、温度の上昇とともに溶解度は著しく増す。エタノール(エチルアルコール)にはわずかに溶けるが、エーテルには溶けない。融点以上に熱すると酸素を発生して分解する。
  2KNO32KNO2+O2
可燃性物質が共存すると爆発する。黒色火薬、マッチ、花火などの製造原料として用いられるほか、肥料、ガラス、うわぐすりなどの原料や、酸化剤、医薬品、さらに肉類の肉色固定剤などとしても使われる。[鳥居泰男]

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