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神戸川 かんどがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

神戸川
かんどがわ

島根県中東部の川。神門川とも書く。飯南町赤名峠に源を発し,北流して出雲平野西部を貫流し日本海へ注ぐ。全長約 87.3km。かつては神西湖に注いでいたが永禄年間 (1558~70) 以後,現在の流路となった。上流に来島ダムがあり,出雲最大級の水力発電量をもつ。中流には立久恵峡県立自然公園がある。川沿いを国道 184号線が通じる。

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デジタル大辞泉の解説

かんど‐がわ〔‐がは〕【神戸川】

島根県東部を流れる川。斐伊(ひい)川水系の一。広島県境の女亀(めんがめ)山(標高830メートル)に源を発して北流し、出雲(いずも)平野を潤しながら出雲市稲佐の浜で日本海に注ぐ。長さ82キロ。上流は出雲地方最大の電源地帯で、来島(きじま)ダムがある。出雲市の立久恵(たちくえ)峡は「山陰の耶馬渓(やばけい)」ともいわれる景勝地で、県立自然公園に指定されている。神門(かむと)川。

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世界大百科事典 第2版の解説

かんどがわ【神戸川】

神門川とも書く。島根県東部を流れる川。広島県境の赤名峠付近を源として北流し,立久恵峡(たちくえきよう)を経て出雲平野西部を横切り,日本海に注ぐ。全長82km,流域面積411km2。かつては出雲市朝山からただちに西流して神西湖に注いでいたが,永禄年間(1558‐70)以後今日の流路となった。県東部一の水力発電源で,とくに上流の赤来あかぎ)町の来島(きじま)ダムの水はトンネルで江の川に落とし,大和村の潮発電所(最大出力3万6000kW)を動かしている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

神戸川
かんどがわ

島根県東部を北西流する川。延長81キロメートル。飯石(いいし)郡飯南(いいなん)町の女亀(めんがめ/めかめ)山を源とし、出雲(いずも)市の大社(たいしゃ)湾で日本海に注ぐ。『出雲国風土記(ふどき)』には神門(かんど)川と記される。かつては神西(じんざい)湖に注いでいたが、洪水などでたびたび流路を変更し、現在の下流河道は江戸時代に大梶七兵衛らによる改修で定まった。かつては舟運があり、山陰の耶馬渓(やばけい)と称された立久恵(たちくえ)峡と下流の馬木(まぎ)不動間にも舟が運航された。上流には江の川(ごうのかわ)に分水する発電用の来島(きじま)ダムがある。[矢野 博]

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