秋保[温泉](読み)あきう

世界大百科事典(旧版)内の秋保[温泉]の言及

【秋保】より

…総面積の90%以上が山林で,耕地は3%弱にすぎず,米や葉タバコなどを産するが農業はふるわない。磊々(らいらい)峡付近の湯元にある秋保温泉(含塩化土類食塩泉,24~60℃)は古くから〈名とりの御湯〉(《大和物語》)として知られ,江戸時代は仙台藩の御用湯として栄えた。近年は仙台近郊の保養行楽地となり,森林スポーツ公園,ゴルフ場などの施設も整備されている。…

【名取川】より

…奥羽山脈の二口峠(934m)付近に発し,上・中流部では第三紀の凝灰岩を切って二口峡谷や磊々(らいらい)峡の奇勝をつくり,中・下流部で碁石川,広瀬川などを合わせて仙台湾に注ぐ。上流に二口温泉(セッコウ泉,23~32℃),秋保(あきう)温泉(食塩泉,24~60℃)があり,碁石川には釜房ダムがある。仙台から名取川,碁石川に沿って笹谷街道(国道286号線)が山形へ通じ,近世には重要な物資輸送路であった。…

※「秋保[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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