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科学技術政策(読み)かがくぎじゅつせいさく

世界大百科事典 第2版の解説

かがくぎじゅつせいさく【科学技術政策】

科学技術にかかわる政策分野。経済成長と国民福祉の向上を図るうえでの科学技術の役割が認識され,総合的,計画的にその育成発達を図るための国の役割の重要性が認められるにつれ,政策の一分野として独自の領域を形成するに至った。科学技術政策は内容として,研究開発関係,研究成果の企業化や技術の導入,普及を含めた技術移転,人材養成と啓発,情報活動,国際協力,行政機構と政策・手法等に大別される。 科学技術政策の課題としては,当面の問題処理のほかに,とくに明日を目ざした長期的視点と対策の確立,技術開発にみられる具体的目標指向と基礎的研究分野における未知分野への探究といった性格の異なった活動の両立,科学技術の社会への普及に際し生ずる影響の評価と対策,とくに環境への影響やパブリック・アクセプタンスなど社会との接点の確保が重要である。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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