精選版 日本国語大辞典 「面皮」の意味・読み・例文・類語
めん‐ぴ【面皮】
〘名〙
※正法眼蔵(1231‐53)面授「換面に面授し、回頭に面授あらんは、面皮厚三寸なるべし。面皮薄一丈なるべし。すなはちの面皮、それ諸仏大円鏡なるべし」
※蔭凉軒日録‐文明一九年(1487)六月二〇日「隆云、為二上意一可レ勤之由被二仰出一者可レ被レ勤。為二鹿苑院之面皮一以二私義一被レ白、不レ可レ勤之義也云々」
③ へつらい。
※結城氏新法度(1556)八七条「嗜み者奇特とうときなとと、めんひにてとなへたて候」
つら‐の‐かわ ‥かは【面皮】
〘名〙
② ⇒いいつらのかわ(好面皮)
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