精選版 日本国語大辞典 「沽券」の意味・読み・例文・類語
こ‐けん【沽券】
(2)沽券には物件の価格も記されていて、「物件の価格が記された証文」でもあったわけで、そこから②のように「価格」自体をも意味するようになり、さらに③の意味をも派生させたと考えられる。
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…売却すること。中世の土地売却証文は,一般にその冒頭を〈売渡〉〈沽却〉などの文言で書き出すので,〈売券〉〈沽券〉〈沽却状〉などという。平安時代から鎌倉時代前期には,むしろ沽券が一般的といえるが,以後しだいに売券に圧倒されていく。…
…不動産,主としてその上に設定された諸権利を売り渡すときに,売主から買主に渡される私的な証文をいう。中世では沽券(こけん),沽却状(こきやくじよう),近世では売渡状(うりわたしじよう),売渡証文などと称する。 奈良時代には,公田の売買は禁止され,墾田・園地・宅地の売買は許された。…
※「沽券」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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