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岩手県南西部、胆沢郡にあった旧町名(胆沢町(ちょう))。現在は奥州(おうしゅう)市の西部を占める地域。1967年(昭和42)町制施行。2006年(平成18)水沢市(みずさわし)、江刺市(えさしし)、胆沢郡前沢町(まえさわちょう)、衣川村(ころもがわむら)と合併して奥州市となった。旧町域は胆沢川のつくった胆沢扇状地に位置し、東端を東北自動車道が通過する。1617年(元和3)キリシタンの後藤寿庵(じゅあん)がつくった寿庵堰(ぜき)などにより、胆沢川の水を扇状地に揚水することで開拓が始められた。1953年には上流に石淵ダム(いしぶちだむ)が建設され、県内指折りの穀倉地に発展した。国の農村総合整備モデル事業指定を受けた。西部の栗駒(くりこま)国定公園の一部焼石連峰(やけいしれんぽう)には高山植物が多く、石淵ダムや角塚古墳(つのづかこふん)(国史跡)などもあり、観光開発が期待されている。
[川本忠平]
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