デジタル大辞泉
「逸れる」の意味・読み・例文・類語
はぐ・れる【▽逸れる】
[動ラ下一][文]はぐ・る[ラ下二]
1 連れの人を見失って離ればなれになる。「人込みで一行に―・れる」「群れに―・れた子羊」
2 その機会をのがす。「仕事に―・れる」
3 動詞の連用形に付いて、…する機会を失う意を表す。…しそこなう。…しそびれる。「飯を食い―・れる」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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そ・れる【逸】
- 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]そ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 - ① 思いがけない方向へ飛んでいく。目的にはずれて外へ飛んでいく。〔名語記(1275)〕
- [初出の実例]「二の矢の中(あた)った所は判然せぬ。是が外(ソ)れれば、又継がねばならぬ」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉二)
- ② 予想されていた進路とは別の方向へ進む。
- [初出の実例]「殆ど柳之助と擦違(すれちがひ)に、すうと翥(ソ)れて小座敷へ入って了ったが」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)
- ③ 物事が予想外の方向へ進展する。また、気持が他の方へ移る。
- [初出の実例]「左よろづにおぼしむつかりて、殊なる物の栄(はえ)なくてそれにけり」(出典:栄花物語(1028‐92頃)初花)
- ④ 主要な道筋からはずれる。
- [初出の実例]「美濃屋は須田町の表通りを一つそれた横通りの角にあった」(出典:湯葉(1960)〈芝木好子〉)
- ⑤ 音楽で、音の調子がはずれる。音程が狂う。〔名語記(1275)〕
- [初出の実例]「管絃の調子もそれにけり」(出典:義経記(室町中か)七)
はぐ・れる【逸】
- 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]はぐ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 - ① 連れの人を見失って離ればなれになる。
- [初出の実例]「あとねぢむきてみる音羽山 はくれたるつれもきけかし郭公」(出典:俳諧・新続犬筑波集(1660)二)
- 「こんな時に弟とはぐれてしまったことも気がかりだ」(出典:鬼剥げ(1954)〈島尾敏雄〉)
- ② 調和がとれなくなる。ぴったりしなくなる。
- [初出の実例]「さる程に風情が先にはててはぐるる気色あり」(出典:花鏡(1424)先聞御見)
- ③ 身につけていた物などがはがされて離れる。はがれる。
- [初出の実例]「キモノ ガ hagureru(ハグレル)〈略〉フトン ガ hagureru(ハグレル)」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
- ④ ( 他の動詞の下に付いて ) しそこなう。機会を失う。失敗する。
- [初出の実例]「マイリ fagurete(ハグレテ) レイニ マイラヌ」(出典:日葡辞書(1603‐04))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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