草津[町](読み)くさつ

百科事典マイペディア 「草津[町]」の意味・わかりやすい解説

草津[町]【くさつ】

群馬県北西部,白根山東麓を占める吾妻(あがつま)郡の町。中心は古来有名な温泉町で,泉源の湯畑を中心に旅館発達。含硫化水素強酸性ミョウバン泉,60〜67℃で,湯量豊富,泉質がきついため,〈湯もみ〉が行われる。湯畑から湯の華(温泉華)を採取草津節が伝わる。避暑地,スキー場,白根山登山口としても知られ,上信越高原国立公園に属する。吾妻線長野原草津口駅からバスが通じる。49.75km2。7160人(2010)。
→関連項目群馬[県]

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