(読み)ショウ

  • ▽荘/×庄
  • しょう〔シヤウ〕
  • そう
  • そう サウ
  • そう〔サウ〕
  • チャン
  • 漢字項目
  • 荘〔莊〕

デジタル大辞泉の解説

奈良時代、生産物を貯蔵する倉を中心として周辺に園地を配した一区画。
荘園」に同じ。
昔の荘園の名を残した土地の名称。「五箇の―」
日本の植民地であった時代の台湾の行政区画の一。街より小さく、社より大きい。
[接尾]アパート・旅館などの名に付けていう語。「日の出」「臨海
常用漢字] [音]ソウ(サウ)(漢) ショウ(シャウ)(呉)
〈ソウ〉
おごそか。いかめしい。「荘厳荘重
いなかにある家。また、仮のすまい。宿泊所。「山荘村荘別荘・旅荘」
荘子のこと。「老荘
〈ショウ〉
おごそか。おごそかにする。「荘厳(しょうごん)
荘園(しょうえん)。「荘司(しょうじ)
[名のり]たか・たかし・まさ
[接尾]《〈中国語〉》助数詞。マージャンで、正式な1ゲームを数えるのに用いる。「一(イーチヤン)」「半

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 中古、貴族や大寺院に付属して、租税を免除されていた土地。不輸・不入の特権をもっていた権勢家の私有地。荘田(そうでん)。荘園(しょうえん)。しょう。
※宇津保(970‐999頃)嵯峨の院「許多(ここら)の年頃、地子(ぢし)を待ち使ひつる近江のさうも」
〘接尾〙 (中国語から) マージャンで、正式な一ゲームを数えるのに用いる。「一荘(イーチャン)」「半荘」など。

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世界大百科事典内のの言及

【地主】より

… 地主職は,この例にも見られるようにその土地は相伝・譲与され,また開発領主あるいはその所領の相伝者が,地主としての立場において所領を貴族・大社寺など有勢のものに寄進する場合もあった。1184年(元暦1)5月の後白河院庁下文(案)によれば,越前国河和田荘はもと藤原周子の先祖相伝の私領であったが,待賢門院のはからいで法金剛院に寄進し,その際〈地頭預所職〉は周子が留保して子孫相伝することになったという由来が述べられている。いわゆる寄進地系荘園成立の一例であるが,文中に〈当御庄者,是当預所帯本公験,代々相伝之地主也〉と記され,領家への荘園寄進によってその預所となった本来の領主が,その後も依然として地主と呼ばれていたことが判明する(仁和寺文書)。…

【荘園】より


【日本】
日本の荘園についての従来の研究は大きく二つの潮流に分かれる。 第1は荘園を私的大土地所有の形態とみて,その内部構造を究明しようとする流れで,近代史学史の主流をなし,中田薫朝河貫一,牧健二らにより,西欧との比較を通して確立した見方である。…

※「荘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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