践祚・践阼(読み)せんそ

精選版 日本国語大辞典 「践祚・践阼」の意味・読み・例文・類語

せん‐そ【践祚・践阼】

〘名〙 (「祚(くらい)を践(ふ)む」の意) 天子の位につくこと。皇嗣皇位継承すること。皇位の継承には、先帝崩御による場合と、先帝の禅(ゆず)りによる場合の二つがある。受禅
令義解(718)神祇「凡践祚之日、〈謂。天皇即位。謂之践祚。祚位也。福也〉」
太平記(14C後)一三「若(もし)幼主の君践祚(センソ)ある時は、摂政先づ是を受て」
皇室典範(1947)一〇条「天皇崩するときは皇嗣即ち践祚し祖宗神器を承く」 〔礼記‐文王世子〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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