軍鶏(読み)シャモ

デジタル大辞泉 「軍鶏」の意味・読み・例文・類語

シャモ【軍鶏】

シャムロから》鶏の一品種。首が長く、くちばし鋭い。足は太く、大きなけづめをもつ。闘鶏に用いられ、現在は肉用ともする。名は江戸初期にシャムから渡来したことにちなむ。シャムロけいぐんけい
[類語]にわとりとり雄鶏雌鳥ひよこ雛鳥若鶏地鶏尾長鶏長尾鶏チャボ東天紅一番鶏ブロイラーコーチン白色レグホン

ぐん‐けい【軍鶏】

シャモ別名

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精選版 日本国語大辞典 「軍鶏」の意味・読み・例文・類語

シャモ【軍鶏】

〘名〙 (「シャムロ(暹羅)」から) ニワトリの品種の一つ。江戸初期にシャム(タイ)から輸入され、日本で改良されたものという。首は長く、肩幅が広い。目はするどく、足に大きなけづめをもつ。羽色褐色黒色銀灰色など。昔から闘鶏に用いられ、現在は主として愛玩用・肉用に飼育される。シャム。シャムロけい。シャムロどり。ぐんけい。
咄本・都鄙談語(1773)矮雞「おれは暹羅(シャモ)を飼ふが、そんなまはり遠い啼やうはせぬ」

ぐん‐けい【軍鶏】

〘名〙 軍鶏(しゃも)のこと。〔音訓新聞字引(1876)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「軍鶏」の解説

軍鶏 (シャモ)

学名Gallus gallus var.domesticus
動物。キジ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

デジタル大辞泉プラス 「軍鶏」の解説

軍鶏(しゃも)

鶏の品種のひとつ江戸時代にシャム(現在のタイ)から日本に入ってきた鶏で、日本農林規格の指定在来種。闘鶏、肉用鶏

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