門前[町](読み)もんぜん

百科事典マイペディア「門前[町]」の解説

門前[町]【もんぜん】

石川県能登半島北西部にある鳳珠(ほうす)郡の旧町。中心の門前総持寺門前町として発達本山は1898年焼失後横浜市に移り,当地は祖院となった。農林業,漁業が主で,能登半島国定公園に属する猿山岬琴ヶ浜がある。2006年2月輪島市へ編入。157.54km2。8461人(2003)。

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世界大百科事典 第2版「門前[町]」の解説

もんぜん【門前[町]】

石川県北部,鳳至(ふげし)郡の町。人口8904(1995)。能登半島の北西端に位置し,西は日本海に面する。町域中央を西流する八ヶ川(やつががわ)などの河川沿いに低地があるほかは標高300m前後の奥能登丘陵大部分を占める。中心集落の門前は,曹洞宗大本山総持寺の門前町として発展したが,明治期の火災契機に横浜市鶴見に移され祖院となったため,昔日の繁栄はみられなくなった。黒島近世に総持寺の御用船や北前船の寄航地としてにぎわい,廻船問屋も多かった。

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