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雲仙[温泉] うんぜん

百科事典マイペディアの解説

雲仙[温泉]【うんぜん】

長崎県雲仙市,島原半島中央部の絹笠山と矢岳の間,標高700mの高原にわく国民保養温泉で,雲仙天草国立公園雲仙地区の観光中心地。酸性硫化水素泉など。96℃。古湯,新湯,小地獄に分かれ,古湯は奈良時代以来とされ,温泉神社が祀られていた。新湯の地獄は多くの硫気孔から熱湯が噴出。小浜町(現・雲仙市)の市街から雲仙道路,島原市街から国道57号が通じる。
→関連項目雲仙岳

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世界大百科事典 第2版の解説

うんぜん【雲仙[温泉]】

長崎県島原半島のほぼ中央,雲仙岳南西麓にある温泉。南高来郡小浜町に属する。標高700mの小盆地に湧出し,泉質は酸性硫化水素泉,泉源数は29,泉温は47~97℃で泉源によって異なる。温泉旅館街は古湯,新湯,小地獄の3地区に分かれ,設備の良いものが多い。奈良時代に開かれた北部の古湯は,国道沿いにみやげ品店,旅館が立ち並ぶが,今は湧出量が減り,新湯から引湯している。新湯は1878年ころ外国人客の増加のため,地獄地帯に旅館を建設したのが始まりで,現在は雲仙温泉の中心をなしている。

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世界大百科事典内の雲仙[温泉]の言及

【雲仙岳】より

…主峰普賢岳(標高1359m),平成新山(1486m)を中心に,国見岳(1347m),野岳(1142m),九千部((くせんぶ))岳(1062m),絹笠山などの多くの山体からなる複合火山で,これらを取り巻いて広大な裾野が発達している。火山景観を主とする豊かな観光資源に恵まれ,中央部は雲仙天草国立公園に属する。島原湾に面して,東山麓に島原市がある。…

※「雲仙[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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