日本歴史地名大系 「龍興寺」の解説
龍興寺
りゆうこうじ
現
龍興寺
りようこうじ
龍興寺
りゆうこうじ
騎西町の西端を流れる見沼代用水(星川)の東岸に位置する。臨済宗円覚寺派。大光山と号し、本尊は釈迦如来。延宝六年(一六七八)に住僧大渓の作成した記録には大同元年(八〇六)の創建と記されていたが定かではない。中興開山は曇芳といい、永享八年(一四三六)没。曇芳は鎌倉公方足利持氏の伯父と伝えられている(風土記稿)。曇芳が持氏の伯父であったかどうかは不明だが、少なからず関係はあったとみられ、持氏の孫にあたる足利政氏は、当寺が持氏の位牌所であるため材室良西堂に寺領を安堵、足利義氏も当寺住持虎渓に寺領として
龍興寺
りようこうじ
龍興寺
りゆうこうじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報