デジタル大辞泉
「ぐる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぐる
〘名〙
① しめし合わせてたくらみをなす仲間。共謀者。一味。多く、悪事をたくらむ仲間をさしていう。
※
浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)上「
目代(めしろ)になる此の
乳母(うば)はぐる也」
② (からだにぐるりと巻く物の意から) 帯
(おび)の
異称。
江戸時代、人形浄瑠璃社会の
隠語として使われたものが広まった語。
※俳諧・雑談集(1692)下「
神鳴のならざる年は
はしゐして〈
遠水〉
行水の後くるにゆふ髪〈岩翁〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報