溝口(読み)ミゾグチ

デジタル大辞泉 「溝口」の意味・読み・例文・類語

みぞぐち【溝口】

姓氏の一。
[補説]「溝口」姓の人物
溝口健二みぞぐちけんじ

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精選版 日本国語大辞典 「溝口」の意味・読み・例文・類語

みぞぐち【溝口】

  1. 姓氏の一つ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「溝口」の意味・わかりやすい解説

溝口(川崎市)
みぞのくち

川崎市北西部、高津区の中心市街地。JR南武線と東急電鉄田園都市線が交差し、国道246号・409号が通じる。江戸時代には脇(わき)往還矢倉沢往還(やぐらさわおうかん)(大山街道)の宿場町で、武(ぶ)・相(そう)(神奈川県)、駿(すん)・豆(ず)(静岡県東部)諸地方から江戸へ往復する旅人、それらの地方から江戸送りする商人荷物、多摩川を下ろす米、木材、それに地元産の和紙下駄(げた)などの運送、取引などでにぎわっていた。街道宿場の歴史に関する資料などを展示した大山街道ふるさと館がある。こうした流通の要地としての重要性はいまに引き継がれ、それに第二次世界大戦後は弱電機その他の内陸型工業もおこり、急速に市街化し、川崎市の副都心としてさらに駅前の再開発が進められている。

[浅香幸雄]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「溝口」の意味・わかりやすい解説

溝口
みぞくち

鳥取県西部,伯耆町南部の旧町域。日野川中流域,大山西麓にある。 1931年町制。 1954年二部村,日光村の一部と合体。 1984年溝口 (みぞぐち) から現呼称に変更。 2005年岸本町と合体して伯耆町となった。中心集落の溝口は江戸時代出雲街道の宿場町。農牧業を主とし,米作,果樹栽培のほか大山西斜面では草原改良による集団放牧で和牛,乳牛飼育。付近に弥生時代の遺物が出土し,古墳も多い。一部は大山隠岐国立公園に属する。

溝口
みぞのくち

神奈川県北東部,川崎市高津区の中心地区。多摩川右岸の沖積地にある。近世矢倉沢往還の宿場町。 1927年東京急行電鉄田園都市線が東京から延びたため沿線が宅地化し,現在は溝の口駅を中心に商業・住宅・文教地区をもつ川崎市の副都心に成長。 JR南武線沿いに工場も進出している。

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改訂新版 世界大百科事典 「溝口」の意味・わかりやすい解説

溝口 (みぞくち)

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