徳島県は四国の東部にある。北は一部が瀬戸内海の播磨灘に面するが、大部分は讃岐山脈(地元では阿讃山脈ともよぶ)で香川県に接する。また東は紀伊水道に面して和歌山県と対する。南部の東方海岸線は太平洋に面し、西は四国山地の占める大半が高知県に、北方の一部は愛媛県に接する。県面積四一四四・三八平方キロは全国順位第三六位、四国では高知・愛媛両県に次ぎ、四国島の約二二パーセントを占める。県域は東西約一〇〇キロ・南北約七五キロで、東を向いた人の頭にどこか似ていて、地形や政治・経済など古くから東を向いた歴史と通じるものがある。
山地は県の面積のほぼ九〇パ―セントを占め、北の讃岐山脈と吉野川より南の四国山地からなる。四国山地は
四国山地は東西方向に急峻な壮年山地が連なる。中部の御荷鉾帯(同構造線に沿う地帯)と以北の結晶片岩からなる三波川帯は全国有数の地滑り地帯で、山腹各所に大規模な地滑り地形が存在し、その緩斜面は主要な生活空間となっている。耕地はほとんど畑で、江戸期以来タバコやミツマタの栽培が盛んである。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報
四国の東部に位置する県。旧阿波国を県域とする。1871年(明治4)廃藩置県により徳島藩が徳島県となり,阿波・淡路両国を管轄した。11月名東(みょうどう)県と改称し,73年香川県を併合したが,75年香川県再置により分離した。76年名東県の廃止によって阿波は高知県に,淡路は兵庫県に編入された。80年高知県から阿波を分離して徳島県が再置され,現在に至る。県庁所在地は徳島市。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
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