デジタル大辞泉 「人獣共通感染症」の意味・読み・例文・類語
じんじゅうきょうつう‐かんせんしょう〔ジンジウキヨウツウカンセンシヤウ〕【人獣共通感染症】
[補説]動物に噛まれたり排泄物に触れたりして直接感染する狂犬病・猫引っ掻き病・トキソプラズマ症、水や土壌を介して感染するクリプトスポリジウム症、蚊やダニなどが媒介する日本脳炎・西ナイル熱、動物性食品から感染するアニサキス症など、さまざまな感染経路がある。病原体の種類もウイルス・リケッチア・クラミジア・細菌・真菌・原虫・寄生虫などさまざまである。