芋蔓式(読み)イモヅルシキ

デジタル大辞泉 「芋蔓式」の意味・読み・例文・類語

いもづる‐しき【芋×蔓式】

蔓をたぐると芋が次々に出てくるように、多く出来事が関連して続くこと。「疑獄事件の関係者芋蔓式に検挙される」
[類語]引き続き続続延延長長脈脈続けざま立て続けぶっ続け連綿綿綿次次相次いでじゃんじゃんどしどしきびすを接する引きも切らず引っ切り無し我も我も矢継ぎ早畳み掛ける縷縷しょっちゅうのべつ不断常に絶えず終始始終ずっと日夜夜昼明け暮れ明けても暮れても寝ても覚めても朝な夕な昼夜をおかず昼夜を分かたず夜を日に継ぐずるずるべったりのべつ幕無し

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精選版 日本国語大辞典 「芋蔓式」の意味・読み・例文・類語

いもづる‐しき【芋蔓式】

  1. 〘 名詞 〙芋蔓をたどっていくと次々に芋がみつかるように)ひとつのことから、それに関連する多くのことが次々に現われること。また、次から次へと手づるを求めること。
    1. [初出の実例]「その後いもづる式に検事局に拘引される市議は十六名に達し」(出典:週刊朝日‐昭和三年(1928)九月三〇日号・日本のタマニーホール〈福馬生〉)

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