「成分」の検索結果

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塩分 エンブン salinity

化学辞典 第2版
一般に,水中に溶解している塩類の含量を示すが,とくに海水について使用されることが多い.海水1 kg 中に溶解している固形物質の全量を g で表した…

コロホニウム コロホニウム colophonium, colophony

化学辞典 第2版
コロホニー,ロジンともいう.いわゆる松やにで,マツ科の樹幹から得られる生松やにを水蒸気蒸留し,揮発性のテレビン油を除いた樹脂をいう.黄褐色…

電荷移動錯体 (でんかいどうさくたい) charge-transfer complex

改訂新版 世界大百科事典
電荷移動によってできる分子化合物の総称で,とくに固体や液体状態の化合物を呼ぶ場合が多い。水素結合による氷や水,ヒドロキノンとベンゾキノンか…

溶質 (ようしつ) solute

改訂新版 世界大百科事典
溶液をつくるさいに溶かすべき物質(気体,液体,固体)を溶質という。たとえば食塩の水溶液についていえば,溶質は食塩であり,溶質に対して溶かす…

腎臓・泌尿器の病気 ビジュアルで見る病気⑨

からだと病気のしくみ図鑑
腎臓は尿をつくるだけでなく、体液に含まれるナトリウムやカリウムなどの成分を調節したり、赤血球の産生を促すホルモンや血圧を調節するホルモンを…

はっ‐けっきゅう〔ハクケツキウ〕【白血球】

デジタル大辞泉
血液を構成する成分の一。骨髄・リンパ節などでつくられ、形は不定で核があり、生体の防御に関与。顆粒性かりゅうせいの好酸球・好中球・好塩基球な…

イノシトール

栄養・生化学辞典
 C6H12O6 (mw180.16).  イノシット,ヘキサヒドロキシシクロヘキサンともいう.B群ビタミンの一つにされることもあるが,生体内で十分に合成され…

石英ガラス【せきえいガラス】

百科事典マイペディア
シリカガラスとも。二酸化ケイ素(シリカ)SiO2のみを成分とするガラス。水晶を溶融してつくった透明石英ガラスと,ケイ石やケイ砂を半溶融してつく…

アブサン

百科事典マイペディア
リキュールの一種。ニガヨモギを主体にウイキョウ,アニス等の香料植物の抽出液をブランデーなどに配合して再蒸留する。1730年フランスの医師ピエー…

スカポライト(データノート) すかぽらいとでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
スカポライト英名scapolite化学式(Na,Ca)4Al3-6Si9-6O24(Cl,CO3,SO4)少量成分S結晶系正方硬度5.5~6比重2.5~2.8色無,白,灰光沢ガラス条痕白劈開二…

クリスチャン エイクマン Christiaan Eijkman

20世紀西洋人名事典
1858.8.11 - 1930.11.5 オランダの医学者,生理学者。 元・ユトレヒト大学教授。 ナイケルク(またはニジケルク)生まれ。 アムステルダム大学で医学…

石油化学 せきゆかがく petroleum chemistry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
天然ガスや石油成分の化学的利用に主眼をおいた化学。 1950年代に生れた石油化学工業の概念に対応するもので,石油炭化水素の分離,精製,さらにアセ…

チタン鉄鉱 チタンてっこう ilmenite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イルメナイトともいう。チタンを含む鉄鉱物。 FeTiO3 。三方晶系。比重 4.70~4.78,硬度5~6。亜金属光沢の黒色であるが,反射顕微鏡下では褐灰色を…

抱合 ほうごう conjugation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
油溶性成分,毒物,薬物などの解毒排泄機構に利用される反応。水酸基には硫酸,グルクロン酸,カルボキシル基には,グリシン,グルタミンおよびグル…

かんぞう【甘草】

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。マメ科ウラルカンゾウや類似植物の根を乾燥したもの。中国西部、シベリアなどに分布。鎮痛、解毒、去痰(きょ…

天然保湿因子 てんねんほしついんし natural moisturizing factor; NMF

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
皮膚表面の角質層の中にある物質で,水分を保つ重要な働きがある。一つの決まったある物質を指すのではなく,約 20種類ほどの物質の総称。赤ちゃんの…

新薬臨床試験データ公開 しんやくりんしょうしけんデータこうかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
厚生省 (現厚生労働省) では,医療用医薬品の信頼性を高めることを目的として,医薬品の承認審査までの過程でのすべてのデータをサマリーベーシス (…

ホロ酵素 ホロコウソ holoenzyme

化学辞典 第2版
補欠分子族を結合し,機能的に完全な形の酵素.酵素のなかには構成成分として,タンパク質と低分子化合物よりなるものがある.そのタンパク質部分を…

精分 せいぶん

日中辞典 第3版
1〔栄養分〕养分yǎngfèn.~精分のある食べ物|有养分的食物.2〔精力〕精力jīnglì.これを食べると~精分…

精纯 jīngchún

中日辞典 第3版
[形]精錬されている;純度が高い.利用~的手法shǒufǎ/洗練された手法を使う.这种w…

э́то2 [エータ]

プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
[エータ][助]①((文全体または文の成分を指し示し強調))これは,それはЭ́//Э́то она́ во всём винова́та.|何もかもこれは彼女のせいだМосква́…

ケイ(珪)酸肥料 (けいさんひりょう) silicate fertilizer

改訂新版 世界大百科事典
目次  肥効ケイ酸を有効成分とする肥料で,可溶性ケイ酸を20%以上,アルカリ分25~30%以上を含んでいる。ケイ酸肥料は鉄をはじめ各種の金属を製錬…

アダム鉱 あだむこう adamite

日本大百科全書(ニッポニカ)
亜鉛(Zn)の含水ヒ酸塩鉱物の一つ。結晶学的には紅柱石と同構造。パラアダム鉱paradamiteとは同質異像関係にある。両者の共存例もある。レグランド…

アデニン あでにん adenine

日本大百科全書(ニッポニカ)
核酸塩基の一種。窒素を含む5員環と6員環が縮合したプリンの誘導体で、6-アミノプリンの構造をもつ。生物から得られる塩基性物質で、生体中に核酸、A…

D-グルコサミン グルコサミン D-glucosamine

化学辞典 第2版
2-amino-2-deoxy-D-glucose.C6H13NO5(179.17).略称GleN.キトサミンともいう.もっとも広く天然に分布する代表的なアミノ糖である.N-アセチル-D-…

化学分析 かがくぶんせき chemical analysis

日本大百科全書(ニッポニカ)
化学反応あるいは化学的方法を用いて化学種の鑑定、確認、検出、組成、存在比などを決定するための諸操作または方法をいう。物理分析に対する語。[…

特殊鋼 (とくしゅこう) alloy steel

改訂新版 世界大百科事典
目次  特殊鋼製造技術の進歩 特殊鋼業普通鋼以外の,鉄を主成分とする合金をすべて特殊鋼という。普通鋼では主成分の鉄の中に少量の炭素C,ケイ素…

べんがらいろ【弁柄色】

色名がわかる辞典
色名の一つ。紅殻べにがら色ともいう。JISの色彩規格では「暗い黄みの赤」としている。一般に、天然の三酸化二鉄を主成分とする無機顔料の赤みを帯び…

ディラックの方程式【Dirac equation】

法則の辞典
最初,電子について発見された相対論的な波動方程式で,後に同じようにスピン1/2の粒子についても利用できるように拡張された.自由電子については …

ヌガー nougat

改訂新版 世界大百科事典
木の実と砂糖でつくった菓子。語源はラテン語のnux(木の実)。砂糖を煮て溶かしたところへ,アーモンドをローストして刻んだものを加え,浅い容器に…

染色質 せんしょくしつ chromatin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
細胞の核内に存し,ヘマトキシリンなどの塩基性色素で染色される物質。染色体の主成分。デオキシリボ核酸 DNAとヒストンの結合した核蛋白質を主体と…

クヌーセンセル クヌーセンセル Knudsen cell

化学辞典 第2版
高沸点の固体試料を電子衝撃によりイオン化し,質量分析する場合に使用する小型の電気炉.質量分析計のイオン源などに利用されるが,セルから試料以…

炭化ケイ素れんが タンカケイソレンガ silicon carbide brick

化学辞典 第2版
カーボランダムれんがともいう.炭化ケイ素を主成分とするれんが.炭化ケイ素結晶粒に少量の結合剤を加え,成型後焼結させたもので,熱伝導率がきわ…

乾性ガス かんせいガス dry gas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
可燃性天然ガスのうち,油田と関係のない地方から出るガスをいう。これに対し,油田地方から出る天然ガスで,比較的液化しやすい留分を多く含むもの…

湧水 ゆうすい spring

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
地表または河川,湖沼,海などに自然状態で湧出する地下水または氷河の融水。一般には湧出口や湧水の状況が認められることが必要。簡単には地形や水…

硫酸焼鉱 りゅうさんしょうこう pyrite cinder

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
硫酸滓ともいう。硫化鉄鉱 (黄鉄鉱,磁硫鉄鉱など) を焙焼して硫黄分を回収した残滓。主成分は酸化第二鉄。おもに製鉄原料として利用されるが,銅,…

エレクトロン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① ( [英語] electron [ギリシア語] elektron (「琥珀(こはく)」の意)から ) 電子。[初出の実例]「原子内のエレクトロン運動」(出典:物…

鯨ろう げいろう / 鯨蝋 spermaceti

日本大百科全書(ニッポニカ)
マッコウクジラおよびツチクジラの脳油(のうゆ)中の固形部分をいう。脳油を冷却して鯨ろうを圧搾分離する。粗ろうは淡黄色で魚油臭をもつ。アルカリ…

低用量ピル

共同通信ニュース用語解説
卵巣から分泌される女性ホルモンを化学的に合成した成分が含まれた飲み薬で、産婦人科などで処方される。避妊用に自費診療で処方されるOCと、月経困…

油脂植物 ゆししょくぶつ

日本大百科全書(ニッポニカ)
種実や枝、葉などに油脂成分を含有する植物。油脂は食用をはじめとし化粧用や機械用など人類の生活にきわめて重要なものであるため、油脂植物は古く…

せき‐ゆ【石油】

デジタル大辞泉
1 種々の炭化水素の混合物を主成分とする液状の物質。海底に堆積たいせきした生物遺体がバクテリアの作用や熱・圧力で分解してできたとされる。天然…

樽柿 たるがき

日本大百科全書(ニッポニカ)
渋柿の渋抜き法の一つ。また、この方法で渋抜きしたカキのこと。本来は、酒の空樽を用い、酒樽に残っているアルコール分を利用して渋を抜いていた。…

酸性白土 さんせいはくど

日本大百科全書(ニッポニカ)
粘土鉱物としてモンモリロナイトまたは同類の粘土を主成分とする堆積物(たいせきぶつ)で、酸性の火山岩やその凝灰岩が地層中で風化変質したもの。東…

トルエン中毒 とるえんちゅうどく

日本大百科全書(ニッポニカ)
トルエンによる中毒。トルエンは代表的な有機溶剤の一つで、ラッカー、シンナー、接着剤の主成分として広く用いられている。高濃度のトルエン蒸気を…

ボーキサイト

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] bauxite ) アルミニウムの水酸化物を主成分とする岩石。赤褐色ないし灰黒色。酸化鉄や二酸化珪素を含む。金属アルミニウムや、…

にいがた地鶏[畜産] にいがたじどり

事典 日本の地域ブランド・名産品
北陸甲信越地方、新潟県の地域ブランド。胎内市・岩船郡関川村・長岡市・南魚沼市・中魚沼郡津南町・糸魚川市などで生産されている。2004(平成16)年3…

ボーキサイト ボーキサイト bauxite

化学辞典 第2版
Al2O3・2H2Oに近い化学組成の鉱物.色は白,帯黄,褐色などさまざまであり,産状も結核状,塊状,土状などいろいろである.通常,酸化物のほか,ケイ…

連鎖長 レンサチョウ chain length, sequence length

化学辞典 第2版
連鎖反応においては,開始反応(連鎖開始)で生成した活性種(連鎖伝達体)がある反応をすると,同じ活性種が再生されてまた同じ反応を繰り返す.このよ…

脂肪組織 しぼうそしき adipose tissue

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
結合組織の一種で全身にみられるが,特に皮下組織で発達している。主成分である脂肪細胞は,その内部に大きな脂肪塊を含み,核と原形質は片隅に押し…

オキシ塩素化 オキシエンソカ oxychlorination

化学辞典 第2版
塩化水素と酸素で塩素化を行うこと.たとえば,ベンゼンの塩素化,エテンから塩化ビニルの製造などがこれにあたる.実際には,触媒上に有機物,塩化…

今日のキーワード

期日前投票

期日前投票制度は、2003年6月11日公布、同年12月1日施行の改正公職選挙法によって創設された。投票は原則として投票日に行われるものであるが、この制度によって、選挙の公示日(告示日)の翌日から投票日...

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