養毛剤 ようもうざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 発毛を促進したり毛髪の成長を速めたりすることを目的とし、その有効成分としてビタミン剤、アミノ酸製剤、女性ホルモン、塩化カルブロニウム、ニン…
偏光解消度 ヘンコウカイショウド degree of depolarization
- 化学辞典 第2版
- 散乱光の偏光特性が,入射光のそれに比較して変化する割合を表す量で,消偏度ともいう.入射光の進行方向と電気ベクトルEの両者に直角の方向に散乱さ…
雑音 (ざつおん) noise
- 改訂新版 世界大百科事典
- ノイズともいう。必要な信号波に混入して,その正常な受信または処理を妨げる好ましくないじょう乱波のことをいう。音の中に含まれているじょう乱成…
じゅん‐か〔‐クワ〕【純化】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 まじりけを除いて純粋にすること。また、邪心などをなくすこと。醇化。「不純物を除いて成分を純化する」「精神を純化する」2 複雑…
フィトール phytol
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鎖状ジテルペンアルコール,フィチルアルコールともいう。イソプレン単位が4個,頭-尾結合をした骨格構造をもち,クロロフィル(葉緑素)の構成成分…
ベーキングパウダー baking powder
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ふくらし粉ともいう。主として菓子パンやケーキ類に用いる膨張剤。酒石酸 (水とこねると炭酸ガスの出るもの) と重曹 (重炭酸ソーダ) の混合粉末にデ…
アイスミルク
- 飲み物がわかる辞典
- ➀冷やした牛乳。主に喫茶店などの飲食店でメニュー名として用いる。氷を入れたグラスに牛乳を注ぎ、好みでシロップなどを加える。◇「iced milk」か…
ヨハネス・マーリオ ジンメル Johannes Mario Simmel
- 20世紀西洋人名事典
- 1924.4.7 - 作家,ジャーナリスト。 オーストリア出身。 化学者の父を持ち、同様に化学の仕事に従事していたが、ジャーナリストに転身した。’47年に…
定温平衡式【equation of isothermal equilibrium】
- 法則の辞典
- 温度一定条件下で平衡に達している系の各成分の濃度の関係を表した式.質量作用の法則でもある.平衡の式を νAA+νBB+… &lrarrow; νXX+νYY+… と…
凝集
- 岩石学辞典
- コロイド粒子が集まってより大きな粒子になること.温度の変化で凝集することもあるが,一般には無機塩などの電解質や高分子物質の少量の添加によっ…
アスファルト
- 岩石学辞典
- 黒いビチューメンで硬いものから脆いもの,塑性的なものまで変化する.揮発性成分が低く炭化水素よりなり,平均した炭素量は84%,水素は10%,酸素…
エピマグマ
- 岩石学辞典
- 冷却してガスが抜け部分的に結晶作用が進んだパイロマグマ(pyromagma)で,これは半固体で糊やチーズのような硬さの粘りをもっている.これは火口の…
規格【きかく】
- 百科事典マイペディア
- 各種産業製品において,その生産・消費に便利なように技術的条件を統一限定し標準を定めたもの。たとえば,原料,材料,機械,器具などでそれぞれの…
ジメチルアミン じめちるあみん dimethylamine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脂肪族アミンの一つ。アンモニアに似たにおいをもった気体。通常は水溶液として市販されている。水溶液は弱アルカリ性である。塩基性はアンモニアよ…
骨髄腫 こつずいしゅ myeloma
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ミエローマともいう。骨髄性細胞から発生する腫瘍の総称であるが,実際上は形質細胞に由来する悪性腫瘍をいい,一般に多発性骨髄腫あるいは形質細胞…
キリアニ Kiliani, Heinrich
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1855.10.30. バイエルン,ウュルツブルク[没]1945.2.25. フライブルクドイツの化学者。ミュンヘン工科大学で E.エルレンマイヤーに化学を学び,…
紫斑病 しはんびょう purpura
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 皮膚,粘膜に生じる紫色の皮疹をおもな病変とする疾患。これはヘモグロビン,ビリルビン,ヘモジデリンなどによる着色で,指で圧迫しても消退しない…
淡紅銀鉱 たんこうぎんこう proustite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- Ag3AsS3 。三方晶系の鉱物。硬度2~2.5,比重 5.57。深紅色ないし朱色で,金剛光沢,半透明。三方錐を両端に有する柱状結晶。濃紅銀鉱との間に連続固…
deleterious
- 英和 用語・用例辞典
- (形)有害な 有毒な 劇物のdeleteriousの関連語句be deleterious to the environment環境に有害である 環境を汚染するdeleterious allele [gene]有害…
溶血 (ようけつ) h(a)emolysis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 血液中の赤血球膜がなんらかの原因で穴があいたり,極度の伸展や損傷のため破れ,内部にあるヘモグロビンが流出する現象。生理食塩水等に浮遊させた…
普通角閃石(データノート) ふつうかくせんせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 普通角閃石英名common hornblende化学式(Ca,Na)2~3(Mg,Fe2+,Fe3+,Al)5(Si,Al)8O22(OH)2少量成分Ti,K結晶系単斜硬度6比重2.9~3.4色緑黒,褐黒光沢ガ…
オリーブ銅鉱(データノート) おりーぶどうこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オリーブ銅鉱英名olivenite化学式Cu2[OH|AsO4]少量成分Zn,Fe結晶系単斜。擬斜方(擬直方)。しかしこの決定が模式標本によるものではないので,斜方…
デクロワゾー石(データノート) でくろわぞーせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- デクロワゾー石英名descloizite化学式PbZn[OH|VO4]少量成分Ca,Cu,Fe,Mn,As,Si結晶系斜方(直方)硬度3~3.5。もろい。結晶が壊れると切り口にできる…
内出血 ないしゅっけつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 血液の全成分が血管外に出ることを出血といい、血液が体表から体外に出るものを外出血、血液が組織・臓器内や体腔(たいくう)内に出ても体内にとどま…
グロシュラ grossular; grossularite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- グロシュラライト,灰礬柘榴石 (かいばんざくろいし) とも呼ばれる。 Ca3Al2(SiO4)3 で表わされる柘榴石固溶体の端成分。 Fe,Cr が微量に入ったもの…
硬マンガン鉱 こうマンガンこう psilomelane
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (Ba,H2O)4Mn10O20 。マンガン鉱石として重要なもの。斜方晶系。鉄黒色,亜金属光沢。条痕は黒色。硬度 5.5,比重 4.7。結晶は認められず,ぶどう状…
親族名称【しんぞくめいしょう】
- 百科事典マイペディア
- 日本語のチチ,ハハ,オジ,オバ,イトコ等のように,それぞれの親族関係に応じてつけられる名称および名称体系のこと。個々の親族を呼び分ける際の…
スペクトル(物理)【スペクトル】
- 百科事典マイペディア
- (1)光や電磁波を分光装置によって波長の違いに従って分解し,波長の順に並べたもの。線スペクトル,帯スペクトル,連続スペクトル,吸収スペクト…
しょくもつせんい【食物繊維】
- 漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
- 人の消化酵素では消化されない難消化性成分。水に溶けない「不溶性食物繊維」と、水に溶ける「水溶性食物繊維」に大別される。主に野菜類、果物類、…
糖脂質 とうししつ glycolipid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 複合脂質の一種。グリコリピドともいう。リンを含まず,ガラクトースやアミノ糖を成分としている。加水分解によって,脂肪酸,グリセリン,糖を与え…
マルクグラーフ Marggraf, Andreas Sigismund
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1709.3.3. ベルリン[没]1782.8.7. ベルリンドイツの化学者。ベルリン科学アカデミー化学実験所主任 (1754) ,同物理学部長 (60) 。フロギストン…
定量 dìngliàng
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]1 物質に含まれる諸成分の量を測定する.2 数量を定める.~分配fēnpèi/量を決めて配給する(こと).定…
間接分析 カンセツブンセキ indirect analysis
- 化学辞典 第2版
- 求める成分または物質を直接ではなく,ほかの物質などを測定して間接的に定量する分析法.たとえば,硫酸銅の水和水を測定する場合,試料をひょう量…
大豆油 ダイズユ soybean oil
- 化学辞典 第2版
- 大豆Glycine max Merrillの種子から溶剤抽出法または圧搾法で得られる.淡黄色の半乾性油.成分はリノール酸,オレイン酸,飽和脂肪酸,リノレン酸な…
ワライタケ (笑茸) Panaeolus papilionaceus (Fr.) Quél.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 担子菌類ハラタケ目ヒトヨタケ科の幻覚症状を起こす毒キノコ。世界的に分布し,夏から秋に馬糞上や,堆肥を施した畑などに群生する。傘は半球形~鐘…
パセリ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 パセリは南イタリアやアルジェリアを原産地とし、紀元前から薬用や香辛料として用いられてきました。わが国へは18世紀末、オランダ…
反応拡散系 (はんのうかくさんけい) reaction diffusion system
- 改訂新版 世界大百科事典
- 反応物質が空間的に分布している化学反応系では,各点における反応物質の量の変化速度はその点における物質の反応速度と隣接領域との濃度差による物…
磁気嵐 じきあらし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地磁気の強度や方向が突発的に大きく変動する現象。地球に向かう高速の太陽コロナ爆発現象(CME)が発生すると、約2日後に強い磁気嵐が発生すること…
献血 けんけつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 代償を期待することなく、個人の自由意志により、輸血を必要とする不特定多数の患者のために、自己の血液を提供することをいう。献血制度は、アメリ…
無脾症(無脾症候群) むひしょう(むひしょうこうぐん) Asplenia (子どもの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 本来、各内臓は左右別々に形作られていますが、先天的に左右同じように形成される場合があります。たとえば心臓であれば、2つの心房が…
自形粒状
- 岩石学辞典
- ローゼンブッシュが自形粒状(idomorphisch-körnig)とした組織をヨハンセンが修正した名称で,個々の構成鉱物がそれぞれの結晶外形を示す組織…
石灰質
- 岩石学辞典
- 炭酸カルシウムを主成分として構成される岩石に用いる[Hatch : 1888].石灰質の堆積岩起源の岩石が変成作用を受けた場合に,純粋なCaCO3である場合…
池田菊苗 いけだきくなえ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]元治1(1864).9.8. 京都[没]1936.5.3. 東京化学者。東京帝国大学化学科卒業 (1889) 。東京高等師範学校教授 (91~96) 。ドイツの W.オストワルト…
インジゴ indigo
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天然藍の主成分。藍青色柱状晶。金属光沢をもつ。約 300℃で昇華。分解点 390~392℃ (封管中) 。水に不溶。アルカリ性水中で還元すると可溶性のインジ…
キハダ(植物)【キハダ】
- 百科事典マイペディア
- 北海道〜九州,東アジアの山地にはえるミカン科の落葉高木。樹皮は淡黄褐色で厚いコルク層をなし,内皮は黄色となる。葉は対生し,裏が粉白色で,5…
ドリーネ doline; sink hole
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 石灰岩地域に存在するすり鉢状の溶食凹地。石灰岩が二酸化炭素を含んだ水に溶食されて形成される。石灰岩中に存在する割れ目に沿って地下水がしみ込…
グルタミン‐さん【グルタミン酸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アミノ酸の一つ。化学式 C5H9NO4 白色斜方晶系結晶。小麦のグリアジンをはじめ、たんぱく質構成アミノ酸として広く存在。コンブのだし汁…
げんぶ‐がん【玄武岩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 火山岩の一種。塩基性斜長石と輝石や橄欖石(かんらんせき)を主成分とする灰黒色から黒色の緻密(ちみつ)、細粒の岩石。斑(はん)状を呈する…
アセテートフィルム アセテートフィルム acetate film
- 化学辞典 第2版
- 酢酸セルロースでつくったフィルム.製法は,セルロースジアセテートやセルローストリアセテートをアセトン-アルコール混合溶剤や,ジクロロメタンを…
ソックスレー抽出器 ソックスレーチュウシュツキ Soxhlet extractor
- 化学辞典 第2版
- 化学実験で溶媒抽出に用いるガラス器具.還流冷却器,抽出管および溶媒フラスコよりなる.抽出管に試料を入れ,上方に冷却器を,下部に溶媒を入れた…