ルンゲ(Georg Lunge) るんげ Georg Lunge (1839―1923)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの工業化学者。ブレスラウ大学で化学を専攻し、ついでハイデルベルクでブンゼンとキルヒホッフに学ぶ。1860年から工業界に入り、1875年にチュ…
アゾ化合物 アゾかごうぶつ azo compound
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2個の炭化水素基がアゾ基 -N=N- に結合した形の化合物 R-N=N-R' の総称。R とR ' が同じとき,たとえば C6H5 のとき,アゾベンゼンといい,R …
共沸混合物 きょうふつこんごうぶつ azeotrope; azeotropic mixture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2成分以上の混合液に平衡な蒸気の組成が液の組成と等しいとき,その液を共沸混合物という。共沸混合物には,水-エチルアルコール (重量%比 4.43:95.5…
ビフェニル biphenyl
- 改訂新版 世界大百科事典
- フェニル基が2個結合した構造を有する化合物。ジフェニルdiphenylともよばれる。無色の葉状結晶。融点71℃,沸点255.25℃。水,エチルアルコールに不溶…
アセトフェノン あせとふぇのん acetophenone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族ケトンの一つ。メチルフェニルケトン、アセチルベンゼンともいう。天然にはラブダナム油やウミダヌキ香に含まれている。 ベンゼンと塩化アセ…
エチルベンゼン ethylbenzene
- 改訂新版 世界大百科事典
- 芳香族炭化水素の一つ。引火性のある無色の液体で,融点-94.98℃,沸点136.19℃,比重0.866(25℃)。水に不溶,ほとんどの有機溶媒と均一に混ざる(溶…
インドフェニン反応 (インドフェニンはんのう) indophenine reaction
- 改訂新版 世界大百科事典
- チオフェンにイサチンと濃硫酸とを作用させるとインドフェニンを生成して青色を呈する反応をいう。チオフェンの活性α水素とイサチンのカルボニル基と…
ナルコチン ナルコチン narcotine
- 化学辞典 第2版
- C22H23NO7(413.43).ノスカピンともいう.アヘン中に3~10% 含まれるイソキノリンアルカロイドの一つ.融点176 ℃.密度1.395 g cm-3.-147°(ベン…
BHC ビーエイチシー benzene hexachloride
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- C6H6Cl6 。1分子のベンゼンに6原子の塩素が付加したもので,殺虫剤として広く用いられた。有機塩素系剤。 BHCには7種 ( α~θ ) が知られている。この…
DDT【ディーディーティー】
- 百科事典マイペディア
- ジクロロジフェニルトリクロロエタンdichlorodiphenyl trichloroethaneの略で,有機塩素系殺虫剤の一種。クロルベンゼン(ベンゼン)とクロラールを…
ようばい‐ちゅうしゅつ〔‐チウシユツ〕【溶媒抽出】
- デジタル大辞泉
- 混合物を分離する方法の一。各種物質の溶けている水溶液に、水に溶けないベンゼン・クロロホルムなどの溶媒を加え、この溶媒に特定成分を溶かし出さ…
たんぜん‐じま【丹前縞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 丹前姿の人の着た着物の縞柄。また、風流な縞柄。[初出の実例]「亀屋島、丹前島(タンゼンシマ)、金時羽織」(出典:浮世草子・正月揃(168…
キシリル キシリル xylyl
- 化学辞典 第2版
- キシレンのベンゼン環H原子1個を除いてできる基-C6H3(CH3)2の名称.2,3-,2,4-,2,5-,2,6-,3,4-,3,5-キシリルの6種類の異性構造がある.
がん‐ぜん〔グワン‐〕【頑然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]強情で頑固なさま。「―として尚、スパルタ国に従属し」〈竜渓・経国美談〉
さん‐ぜん【参禅】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)禅の道に入って修行すること。また、座禅を組むこと。「本山に参禅する」
げん‐ぜん【現前】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)目の前にあること。目の前に現れること。「新しい社会が現前しつつある」[類語]目の前・眼前・面前・鼻先・目先・目前・まのあたり・鼻…
そん‐ぜん【尊前】
- デジタル大辞泉
- 神仏や身分の高い人の前を敬っていう語。おんまえ。「東照神霊の―に於て」〈染崎延房・近世紀聞〉
すん‐ぜん【寸前】
- デジタル大辞泉
- 1 ある事の起こるほんの少し前。直前。「衝突寸前に脱出する」「スタート寸前」2 ある物のほんの少し手前。直前。「ゴール寸前で抜かれる」[類語]…
すん‐ぜん【寸善】
- デジタル大辞泉
- わずかばかりの善事。
もん‐ぜん【問禅】
- デジタル大辞泉
- 1 禅寺で、住持の説法に際し、聴衆の中から質問する僧が出て住持と問答をすること。また、その役目の僧。2 「参禅」に同じ。
らん‐ぜん【×爛然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]鮮やかにかがやくさま。「五彩―人をして其の宏麗荘厳に愕かしむ」〈柳北・航西日乗〉
いん‐ぜん〔ヰン‐〕【院宣】
- デジタル大辞泉
- 平安時代以降、院司が上皇または法皇の命令を受けて出す文書。
えん‐ぜん〔ヱン‐〕【▽宛然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]そっくりそのままであるさま。「―たる列仙伝中の人物だね」〈漱石・吾輩は猫である〉「県会は、―戦争の如き有様を呈…
ポリエーテルエーテルケトン(polyetheretherketone)
- デジタル大辞泉
- ベンゼン環が、エーテル結合とケトン結合によって連なった高分子化合物の総称。耐熱性・耐薬品性に優れ、機械的強度が高い。スーパーエンジニアリン…
コロネン(coronene)
- デジタル大辞泉
- 6個のベンゼン環が環状に縮合した芳香族炭化水素。サーキュレン類の一つ。薄黄色の針状の結晶で、石油精製過程で得られる、安定した化合物。融点は摂…
ハリスさんの牛乳あんぱん
- デジタル大辞泉プラス
- 静岡県下田市、平井製菓の名物。こしあんとソフトバターを、牛乳を練りこんだ生地に包んで焼いたもの。下田は初代米国総領事、タウンゼント・ハリス…
こおり‐ねつりょうけい(こほりネツリャウケイ)【氷熱量計】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 氷の融解による体積変化と潜熱との関係を利用した熱量計。ブンゼンの氷熱量計が有名。比熱、融解熱、反応熱などの測定に用いる。〔物理学…
無極性溶媒 ムキョクセイヨウバイ nonpolar solvent
- 化学辞典 第2版
- 誘電率が小さく,構成分子の双極子モーメントの値がゼロまたはそれに近い溶媒.ベンゼン,二硫化炭素,四塩化炭素,ヘキサンなどがその例で,一般に…
だん‐ぜん【断然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]態度のきっぱりとしているさま。また、最後まで押しきって物事をやり遂げるさま。「政府はナゼ―たる政略を施されんの…
てん‐ぜん【×恬然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]物事にこだわらず平然としているさま。「恬然とした態度」[類語]平気・平静・冷静・事も無げ・平ちゃら・平気の平左…
こん‐ぜん【婚前】
- デジタル大辞泉
- 結婚する前。「婚前旅行」
せん‐ぜん【戦前】
- デジタル大辞泉
- 1 戦争の起こる前。特に、第二次大戦の前。2 試合・勝負の始まる前。「戦前の予想を裏切って快勝した」
さん‐ぜん【三千】
- デジタル大辞泉
- 1 千の3倍の数。2 非常に数の多いことを表す語。
ざん‐ぜん【残×喘】
- デジタル大辞泉
- 残り少ない命。残生。「多病にして―を保つ方が」〈漱石・吾輩は猫である〉
かん‐ぜん【間然】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)欠点をついてあれこれと批判・非難すること。「之を―するに人民の議論もなく」〈福沢・文明論之概略〉「此顔触かおぶれなら―する処無か…
本膳
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。八代目林家正蔵が得意とした。オチは間抜オチ。主な登場人物は、田舎者。
燦然(さんぜん)
- デジタル大辞泉プラス
- 岡山県、菊池酒造株式会社の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。
めん‐ぜん【面前】
- デジタル大辞泉
- 目の前。見ている前。「公衆の面前で恥をかく」[類語]目の前・眼前・現前・鼻先・目先・目前・まのあたり・鼻面はなづら・鼻っ面つら・前面・正面・…
もん‐ぜん【門前】
- デジタル大辞泉
- 門の前。門のあたり。
ほん‐ぜん【本然】
- デジタル大辞泉
- 自然のままで人の手が加わっていないこと。もともとの姿であること。ほんねん。「自己本然の姿」
ほん‐ぜん【翻然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]1 ひるがえるさま。また、ひるがえすさま。「翻然として話を転じる」2 急に心を改めるさま。「翻然として悟る」
うんぜん【雲仙】
- デジタル大辞泉
- 長崎県、島原半島の雲仙岳を中心とする地域。長崎県、島原半島北西部を占める市。農業と橘湾での漁業が盛ん。平成17年(2005)10月、南高来郡7町が合…
はん‐ぜん【判然】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)はっきりとわかること。「遠目には男だか女だか判然しない」[ト・タル][文][形動タリ]はっきりとわかるさま。「判然たる証拠」「…
ばん‐ぜん【万全】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]少しも手落ちのないこと。きわめて完全なこと。また、そのさま。「万全を期する」「万全な(の)備え」「万全な(の)注意を払う」[類語…
まん‐ぜん【漫然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]とりとめのないさま。ぼんやりとして心にとめないさま。「漫然と日を暮らす」「漫然と眺める」[類語]安易・甘い・手…
たん‐ぜん【×湛然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]水が十分にたたえられよどんでいるさま。また、静かで動かないさま。「―たる水の底に明星程の光を放つ」〈漱石・幻影…
しん‐ぜん【神前】
- デジタル大辞泉
- 神の前。
しん‐ぜん【浸漸】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)しだいにしみ込むこと。しだいに程度・状態が進むこと。「天下を挙げて卑屈陋劣の風に―せんとす」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉
さん‐ぜん【産前】
- デジタル大辞泉
- 出産の前。「産前産後」
さん‐ぜん【×潸然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]涙を流して泣くさま。「―として涙下った」〈中島敦・弟子〉