「溶剤」の検索結果

1,106件


γ-ブチロラクトン ブチロラクトン γ-butyrolactone

化学辞典 第2版
dihydro-2(3H)-furanone.C4H6O2(86.09).γ-オキシ酪酸ラクトンともいう.γ-ブロモ酪酸をナトリウムエトキシドで処理するか,1,4-ブタンジオールと水…

ろうつぎ soldering; brazing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「鑞接」と書く。「ろう付け」ともいう。合金ろうで金属を接合する方法。ろう用合金としては,はんだ (半田) (Sn-Pb合金) が最もよく知られているが…

溶錬 ようれん smelting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
鉱石の製錬あるいは粗金属の精製を,溶解状態で実現させる方法をいう。その間の反応によって還元溶錬と酸化溶錬に分けられる。鉄鋼の製錬を例にとる…

プロパン propane

改訂新版 世界大百科事典
炭素数3個のアルカン(脂肪族鎖式飽和炭化水素)。化学式CH3CH2CH3。弱い特異臭をもつ無色の気体で,空気より重い。融点-187.69℃,沸点-42.07℃,比…

イソプロピルアルコール イソプロピルアルコール isopropyl alcohol

化学辞典 第2版
C3H8O(60.10).CH3CH(OH)CH3.2-プロパノール(2-propanol)ともいう.イソプロパノールは誤称である.脂肪族飽和アルコール類の一つ.第二級アルコー…

α-リノレン酸 リノレンサン α-linolenic acid

化学辞典 第2版
(Z,Z,Z)-9,12,15-octadecatrienoic acid.C18H30O2(278.43).CH3CH2CH=CHCH2CH=CHCH2CH=CH(CH2)7COOH.3個のシス二重結合をもつ不飽和脂肪酸.グリセ…

アリルアルコール アリルアルコール allyl alcohol

化学辞典 第2版
2-propen-1-ol.CH2=CHCH2OH(58.08).プロペンを高温塩素化して塩化アリルをつくり,これをアルカリ加水分解すると70~80% の収率で得られる.また…

潤滑油 (じゅんかつゆ) lubricating oil

改訂新版 世界大百科事典
目次  潤滑油の機能・種類  製法機械の互いにすべり合う部分の抵抗を少なくする目的で用いられる液状の潤滑剤をいう。おもに石油系の鉱油を原料…

モノステアリン モノステアリン monostearin

化学辞典 第2版
glycerol monostearate.C21H42O4(358.56).グリセリンモノステアラートともいう.工業的には,ステアリン酸と過剰のグリセリンとを加熱エステル化し…

四塩化炭素 シエンカタンソ carbon tetrachloride

化学辞典 第2版
CCl4(153.82).テトラクロロメタンともいう.二硫化炭素に適当な触媒の存在下で30 ℃ で塩素を作用させ,生成物を蒸留精製すると得られる.メタンを塩…

フッ素樹脂 フッソジュシ fluororesin

化学辞典 第2版
フッ素を含むオレフィンを重合して得られる合成樹脂の総称.現在,市販されているおもなものは,ポリ(テトラフルオロエチレン),ポリ(クロロトリフル…

クロロプレン クロロプレン chloroprene

化学辞典 第2版
C4H5Cl(88.54).2-クロロ-1,3-ブタジエン(2-chloro-1,3-butadiene)ともいう.脂肪族ハロゲン置換ジオレフィン類の一つ.工業的製法は,アセチレンを…

テンセル

百科事典マイペディア
英国のコートルズ社が開発した精製セルロース繊維。強度という意味のtenacityとセルロースcellulossの合成略語。コートルズ一族は17世紀フランスから…

塩化硫黄 えんかいおう sulfur chloride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
普通は二塩化二硫黄 S2Cl2 をさす。融解硫黄に塩素を通じ,分留して精製する。不燃性,薄い琥珀色ないし黄赤色の発煙性油状液体。蒸気には腐食性があ…

ちゅう‐しゅつ(チウ‥)【抽出】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① ぬき出すこと。ひき出すこと。いくつかの事物の中から、ある物・要素をぬき出すこと。〔五国対照兵語字書(1881)〕[初出の実例]「此の…

ジクロロベンゼン じくろろべんぜん dichlorobenzene

日本大百科全書(ニッポニカ)
ベンゼンの塩素置換体の一つ。その位置によりo(オルト)-、m(メタ)-、p(パラ)-ジクロロベンゼンの3種の異性体がある。o-、m-体は無色液体、p-体は無色…

アセテート繊維 アセテートせんい acetate fibre

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アセテート人絹とも呼ばれる。半合成繊維の一種。 1894年イギリスの化学者 C.ビバンらが特許を得たが,工業化の開始は 1920年代。日本では第2次世界…

ミディアム

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] medium )① 中間物。媒介物。媒体。また、仲介者。② 手段。方法。③ 美術で、絵の具の溶剤。広義には、絵画、彫刻など表現方法、…

2-メチルブタン メチルブタン 2-methylbutane

化学辞典 第2版
C5H12(72.15).CH3CH(CH3)CH2CH3.イソペンタンともいう.原油および石油系炭化水素分解油中に存在する.ナフサあるいはナフサ分解油中より,分留に…

ジエチルエーテル ジエチルエーテル diethyl ether

化学辞典 第2版
C4H10O(74.12).CH3CH2OCH2CH3.エチルエーテルともいう.脂肪族飽和エーテル類の一つ.普通,エーテルというときにはジエチルエーテルをさす.製法…

ラベンダー油 (ラベンダーゆ) lavender oil

改訂新版 世界大百科事典
地中海沿岸地方原産のシソ科の半木本性植物のラベンダーの花,枝および葉から,水蒸気蒸留または溶剤抽出により採取される精油。上品な芳香のため古…

テトラリン てとらりん tetralin

日本大百科全書(ニッポニカ)
脂環式化合物の一つ。1,2,3,4-テトラヒドロナフタレンともいう。テトラリンではナフタレンの一方のベンゼン環が水素化されて飽和しているが、他方は…

木タール もくたーる wood tar

日本大百科全書(ニッポニカ)
木材を乾留して得られる液体を静置すると二層に分かれるが、そのうちの上層を木酢(もくさく)といい、下層の黒褐色の粘液を木タールという。木タール…

メタクリル酸メチル メタクリルサンメチル methyl methacrylate

化学辞典 第2版
2-methyl-2-propenoic acid methyl ester.C5H8O2(100.11).CH2=C(CH3)COOCH3.略称MMA.製造法としては,(1)アセトンと青酸を出発原料にしたアセト…

揮発性有機化合物

知恵蔵
常温・常圧で空気中に揮発(蒸発)しやすい有機化合物で、石油由来のベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素類や、トリクロロエチレン、テトラク…

労働環境 ろうどうかんきょう working environment

日本大百科全書(ニッポニカ)
狭義には労働者の就業する場所における直接的な環境諸条件をさし、作業環境や職場環境の語とほぼ同義に使われる。広義には職場の人間関係や通勤条件…

インキ消し いんきけし

日本大百科全書(ニッポニカ)
インキで書いた字などを消すもの。水溶性インキ用と油溶性インキ用がある。水溶性インキ用には一液式と二液式があり、一液式はさらし粉の水溶液だけ…

顔料 ガンリョウ pigment

化学辞典 第2版
彩色に利用される不溶性の有色または無色の物質をいう.微粉末を適当な媒体(ビヒクル(vehicle)という.水,油,樹脂を溶かした有機溶剤など)に分散さ…

キシレン xylene

改訂新版 世界大百科事典
芳香族炭化水素の一つ。英米ではザイリンと発音する。ギリシア語のxylon(木材)に〈由来・起源〉を表す接尾語ēnēをつけて命名された語で,キシロー…

キュポラ cupola

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
溶銑炉ともいう。鋳鉄製造用の円筒形竪型炉のこと。原料は銑鉄,屑鉄,燃料コークスおよび溶剤で,これらを炉頂の開口から所定の順序で装入し,炉腹…

マニキュア

百科事典マイペディア
手の爪(つめ)の美容法。古代エジプトでも行われ,中世ヨーロッパではハンマム(hammam)と称する美容院で爪の手入れが行われたと記録される。また,…

プロパン プロパン propane

化学辞典 第2版
C3H8(44.10).CH3CH2CH3.湿性ガスの一成分.原油中に溶存する.石油系炭化水素の分解または改質により副生する.製法は,上記のガスより濃縮し,低…

ペンタン ぺんたん pentane

日本大百科全書(ニッポニカ)
アルカンに属する炭素5個の炭化水素の総称。n-ペンタン、イソペンタン(2-メチルブタン)、ネオペンタン(2,2-ジメチルプロパン)の3種の異性体が知…

ラベンダー油 らべんだーゆ lavender oil

日本大百科全書(ニッポニカ)
シソ科の植物ラベンダーなどの花穂の水蒸気蒸留により収油率0.7~0.85%で得られる精油。また、溶剤抽出によって1.5~2.2%のコンクリートが得られ、…

製油所 せいゆじょ refinery

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
原油を処理してガソリン,ナフサ,ジェット燃料油,灯油,軽油,重油,液化石油ガス LPG,アスファルトなどの各種石油製品を製造する工場。石油精製…

メチルアルコール methyl alcohol

改訂新版 世界大百科事典
目次  製法  物理的性質  化学的性質  用途化学式CH3OH。メタノール,木精,カルビノールなどともいう。1661年R.ボイルは木材の乾留から中性…

食品香料 (しょくひんこうりょう) flavor

改訂新版 世界大百科事典
目次  天然食品香料  合成食品香料  食品香料の種類食品に添加付香して,その嗜好性を高めるための香味物質。香粧品香料(パヒュームperfume)…

フラックス flux

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
溶解,融剤,電気・液体・エネルギーなどの流れなどの意味があり,利用分野によって,溶剤,融剤,易溶成分,溶融成分などという。使用目的によって…

シクロヘキサン シクロヘキサン cyclohexane

化学辞典 第2版
hexamethylene.C6H12(84.16).脂環式炭化水素の代表的なもので,ガソリン中に少量含まれている.ベンゼン,シクロヘキサジエン,シクロヘキセンなど…

VOC

知恵蔵
常温・常圧で空気中に揮発(蒸発)しやすい有機化合物で、石油由来のベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素類や、トリクロロエチレン、テトラク…

産業中毒 (さんぎょうちゅうどく) industrial poisoning

改訂新版 世界大百科事典
産業現場で取り扱われる原料,中間生成物,製品などの化学物質による健康障害で,工業中毒ともいう。古くからよく知られ,今日でもみられるのは,燃…

ポリ酢酸ビニル (ポリさくさんビニル) polyvinyl acetate

改訂新版 世界大百科事典
酢酸ビニルのラジカル重合によって得られる,無色透明の熱可塑性樹脂。約60℃で軟化し,80℃で流動化する。また,ケトン,エステル,メチルアルコール…

ビス(2-クロロエチル)エーテル ビスクロロエチルエーテル bis(2-chloroethyl)ether

化学辞典 第2版
sym-dichloroethyl ether.C4H8Cl2O(143.02).ClCH2CH2OCH2CH2Cl.2,2′-ジクロロエチルエーテルともいう.2-クロロエタノールを濃硫酸で脱水縮合させ…

プロピルアルコール プロピルアルコール propyl alcohol

化学辞典 第2版
1-propanol.C3H8O(60.10).CH3CH2CH2OH.炭素数3の脂肪族飽和アルコールを総称する場合もあるが,そのうちとくに末端炭素にヒドロキシ基をもつ1-プ…

まつ‐やに【松脂】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙① 松の樹幹から分泌する樹脂。無色透明だが、時間がたつと粘り気を増し、白濁して黄色みを帯びた固体ができる。芳香があり、水には…

ワニス varnish

改訂新版 世界大百科事典
目次  各種ワニス透明塗料のこと。俗にニスともいわれる。通常,透明塗料は塗膜になる主成分(塗膜形成主要素)と副成分(塗膜形成助要素)とを溶…

石油樹脂 せきゆじゅし petroleum resin

日本大百科全書(ニッポニカ)
ナフサを熱分解してエチレン、プロピレンやブタジエンなどの有用な化合物を得ているが、それらを取り去った残りのC4~C5留分(主としてC5留分)ある…

変性(化学) へんせい denaturation

日本大百科全書(ニッポニカ)
エタノール(エチルアルコール)など工業製品でありながら嗜好品(しこうひん)となるものに、別の物質を混ぜて飲用できないようにすること。 エタノ…

青化製錬法 せいかせいれんほう cyanidation process

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
金銀が青化 (シアン化) アルカリ希薄溶液によく溶ける性質を利用した金銀採取法。金銀鉱を粉粋後,さらにボールミルなどで摩砕し,泥鉱を青化液中で…

ジオキサン dioxane

改訂新版 世界大百科事典
目次  1 ,4-ジオキサン  1 ,3-ジオキサンシクロヘキサンの2個のメチレン結合-CH2-を酸素で置換した型の化合物。2個の酸素の位置によって1 ,…

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大山のぶ代

1936- 昭和後期-平成時代の女優,声優。昭和11年10月16日生まれ。昭和32年俳優座養成所をでて,テレビ界にはいる。NHKの「ブーフーウー」で声優としてみとめられ,54年テレビアニメ「ドラえもん...

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