「成分」の検索結果

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共沸混合物 キョウフツコンゴウブツ azeotrope, azeotropic mixture

化学辞典 第2版
混合溶液において,液相の組成と,それと平衡にある気相の組成が等しいとき,この溶液は共沸状態にあるといい,その溶液を共沸混合物,その組成を共…

クチクラ cuticle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
生物体の表面を保護する堅い非細胞性の構造で,表層細胞(動物では上皮細胞,植物では表皮細胞)から分泌される。角皮ともいう。生物体を保護するの…

クロム・イエロー chrome yellow

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
絵具の色名の一つ。クロム酸鉛 PbCrO4 を主成分とする黄色顔料。黄鉛ともいう。製法の条件によって結晶構造を変えて,レモン,ライト,ミドル,ディ…

亜熱帯高圧帯 あねったいこうあつたい subtropical high pressure belt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
南北両半球の緯度 30°付近を中心とする気圧の高い地域。大気大循環による力学的原因で生じる。赤道から極地方へ向かう上層大気の流れが地球の転向力…

塩 しお salt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
主成分は塩化ナトリウム NaClで,無色正六面体の結晶。世界的には岩塩,天日製塩で産出される。日本では古来独特の塩田法で海水を濃縮し,釜で煮つめ…

横浜の点滴連続中毒死事件

共同通信ニュース用語解説
横浜市神奈川区の旧大口病院で2016年9月、点滴を受けた入院患者の興津朝江おきつ・あさえさん=当時(78)、西川惣蔵にしかわ・そうぞうさん=同(88)、…

サンショウ さんしょう / 山椒 [学] Zanthoxylum piperitum DC.

日本大百科全書(ニッポニカ)
ミカン科(APG分類:ミカン科)の落葉低木。高さ2~3メートルになり、よく分枝する。葉は奇数羽状複葉で長さ5~15センチメートル、小葉は卵形で5~9…

生薬 (しょうやく)

改訂新版 世界大百科事典
目次  アジア地域の生薬  アジア地域の生薬の特徴  医薬としての生薬の特性  日本における生薬の需給と生産  生薬学  生薬の歴史  日…

実験式 じっけんしき empirical formula

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
(1) 化合物中の原子の組成を表わす最も簡単な化学式。組成式あるいは経験式ともいう。元素分析によって得られる各元素の百分率をそれぞれの元素の原…

レンゲツツジ(蓮華躑躅) レンゲツツジ Rhododendron japonicum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ツツジ科の落葉低木。北海道南西部から九州にいたる温帯に分布し,山地の日当りがよく,あまり乾燥しない草地に群がって生える。観賞用にも栽培され…

ろう石 ろうせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
印材,彫刻材,耐火物,窯業原料,農薬などに利用される粘土鉱物を主とする岩石の総称。中生代末から新第三紀中新世の流紋岩,石英安山岩などの火山…

蛇紋岩 じゃもんがん serpentinite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アンチゴライト,温石綿 (クリソタイル) ,リザーダイトなどの蛇紋石族鉱物を主成分鉱物とする岩石。磁鉄鉱,クロム鉄鉱,自然銅,アワルアイト,滑…

配合肥料 はいごうひりょう mixed fertilizer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
混合肥料,調合肥料ともいう。2種以上の単肥を適当な割合に混合した肥料。多成分であることや肥料のききめの点では化成肥料と似ているが,原料相互を…

ショ(蔗)糖【しょとう】

百科事典マイペディア
化学式はC12H22O11。スクロース,サッカロースとも。砂糖の主成分。ブドウ糖と果糖が結合してできた代表的な非還元性二糖類。無色の単斜結晶で融点16…

菊花石 (きっかせき)

改訂新版 世界大百科事典
水石や飾石として珍重される石で,緑,紫,赤褐色などの地に,白あるいは紅色の菊花の花弁状の模様が点在する。地となる岩石は輝緑岩あるいは輝緑凝…

マツタケ

百科事典マイペディア
キシメジ科のキノコ。独得の香りをもち,食用キノコの代表種とされる。秋まれには梅雨時,日本全土のおもにアカマツ林に発生,花コウ岩地の浅い根に…

フードファディズム

知恵蔵
特定の食品を摂取すると健康になる、特定の食品を口にすると病気になる、ある種の食品は体に悪いなど、マスコミや書籍・雑誌の情報を信じて、バラン…

乳酸菌製剤 にゅうさんきんせいざい

日本大百科全書(ニッポニカ)
生きた乳酸菌を主成分とする内用製剤。乳酸菌には腸内異常発酵を抑制する作用があり、整腸剤として使用されている。乳酸菌にはストレプトコックス・…

ロケット推進剤 (ロケットすいしんざい) rocket propellant

改訂新版 世界大百科事典
目次  液体推薬  固体推薬ロケット推進において反動としての推力を得るために噴射される物質。いわゆる液体ロケットや固体ロケット(化学ロケッ…

交流【こうりゅう】

百科事典マイペディア
周期的に流れの方向の変わる電流。交流電流,交番電流ともいう。同様に周期的に方向の変わる電圧を交流電圧,交番電圧という。略号AC。直流の対。交…

結石【けっせき】

百科事典マイペディア
排出管や分泌管,内腔臓器の内腔で,排出物や分泌物の成分,剥離(はくり)した上皮細胞,炎症産物などが固まって石のようになったもの。部位により歯…

抵抗【ていこう】

百科事典マイペディア
(1)物体が流体中を運動するとき流体から受ける力のうち,運動と逆方向の成分。物体が流体から受ける力は,面に垂直な圧力の合力による圧力抵抗と…

味覚【みかく】

百科事典マイペディア
化学感覚の一種。陸生動物では食物中に含まれる化学的成分が,魚類など水生動物では水に溶けた化学物質が味覚受容器を刺激し,味神経を通って味覚中…

オノ(斧)石 (おのいし) axinite

改訂新版 世界大百科事典
〈ふせき〉ともいう。Ca4(Fe,Mn)2Al2[B2Si8O30](OH)2の化学成分をもつ三斜晶系の鉱物で,斧に似た形の結晶形を示すため,斧を意味するギリシ…

やけど

食の医学館
ジャガイモ、クマ笹、スクワランが効く  1年のうちで日本人の3人に1人が、やけどをするといわれます。12歳以下の子どもに圧倒的に多く、季節では冬…

装飾品

知恵蔵
南アフリカのブロンボス洞窟では、8万〜7万年前の堆積層から、ホモ・サピエンス独自の精神活動を示す2種類の証拠が見つかっている。1つは、赤色顔料…

黒曜石 こくようせき obsidian

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
無斑晶あるいはほとんど斑晶を含まないガラス質の火成岩。黒曜岩ともいう。黒色のものが多く,ガラス光沢を有し貝殻状断面を示す。比重 2.34~2.53,…

固体推進剤 こたいすいしんざい solid propellant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学ロケットの推進剤の一種で,均質型と非均質型の2つがある。均質型とは,単一の推進剤または複数の推進剤の混合物がコロイド状態で固められたもの…

ティーバッグ【tea bag】

飲み物がわかる辞典
簡便に茶をいれるため、薄い紙や布の袋に茶葉などを入れたもの。そのまま湯に入れて用いる。1杯分の紅茶を小さな袋に入れ、端につまみのついた糸を…

後(跡)ガス (あとガス) fume after gas(damp)

改訂新版 世界大百科事典
爆破作業を行った際に,火薬類から発生するガス。二酸化炭素(炭酸ガス),窒素ガス,水蒸気を主成分とするが,有毒の一酸化炭素,酸化窒素などを含…

セチルアルコール cetyl alcohol

改訂新版 世界大百科事典
天然に存在する代表的な鎖式飽和高級アルコールで,セタノールcetanol,1-ヘキサデカノールhexadecanolともいう。化学式CH3(CH2)14CH2OH。融点49.5…

胆汁 たんじゅう bile

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
肝臓で生成される消化液で肝管,胆嚢,総胆管を経て十二指腸に注がれる。最初は透明で黄金色を呈するが,胆嚢で濃縮されると,粘液が混って黄褐色あ…

分泌組織 ぶんぴつそしき secretory tissue

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
各種の分泌物を分泌し,また合成,蓄積する細胞から成る組織。動物では分泌細胞は一般に集って腺をなし,液状の分泌物を体外 (外分泌腺。唾液,汗,…

陽起石 ようきせき actinolite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アクチノ閃石または緑閃石とも呼ばれる。カルシウム角閃石類の一種。 Ca2(Mg,Fe2+)5Si8O22(OH,F)2 で示される連続固溶体系列 (透閃石-陽起石系列) …

ラジオイムノアッセイ radioimmunoassay; RIA

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
放射線免疫定量法。抗原あるいは抗体に放射性同位元素を結合させて,分析の対象となる物質あるいは抗体と抗原抗体反応を行わせることにより定量する…

ノウルシ(野漆) ノウルシ Euphorbia adenochlora

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
トウダイグサ科の多年草。日本各地の川岸のような湿った草地に群生する。地下の根茎は太く横にはう。茎は直立し高さ 40~60cmあってよく分枝し,切る…

石油ガス せきゆガス petroleum gas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
石油系天然ガス。一般には幾種類かの炭化水素の混合物であって,地下では単独のガス鉱床として存在する場合,油層中に原油と併存する場合,原油に溶…

パントテン酸カルシウム パントテンさんカルシウム calcium pantothenate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
水溶性ビタミンで,補酵素の構成成分である。生体内に取込まれると組織細胞中でコエンザイムA (CoA) に生合成される。動物実験では,欠乏の際に成長…

方沸石 (ほうふっせき) analcime

改訂新版 世界大百科事典
等軸晶系の外形を示す沸石(正確には準沸石)の一種。化学成分はNaAlSi2O6・H2O。比重2.24~2.29,モース硬度5。無色,白色,淡紅色,淡青緑色,灰色…

なんしつじき【軟質磁器】

食器・調理器具がわかる辞典
長石、石灰、骨灰(こっぱい)、フリット(釉薬の原料をガラス状にして細かく粉砕したもの)などの媒溶剤(融点を低くする働きをする物質)成分を多量…

オオワライタケ おおわらいたけ / 大笑茸 [学] Gymnopilus spectabilis (Fr.) Sing.

日本大百科全書(ニッポニカ)
担子菌類、マツタケ目フウセンタケ科の毒キノコ。全体は濃い黄金色ないし帯褐黄色。広葉樹の枯れ木の幹の地際部に20~30本束になって生え、全体で1キ…

樹脂 じゅし resin

日本大百科全書(ニッポニカ)
本来は俗に脂(やに)とよばれる天然物に与えられた名称であるが現在では広く用いられるようになった。天然樹脂と合成樹脂の2種類があり、前者は植物の…

ヨッフェ(Jacob Joffe) よっふぇ Jacob Joffe (1886―1963)

日本大百科全書(ニッポニカ)
アメリカの土壌学者。近代土壌学を確立したドクチャーエフの土壌成因論を継承してアメリカでのペドロジー研究を発展させ、マーバットに次ぐ業績を残…

トランジット法 とらんじっとほう transit method

日本大百科全書(ニッポニカ)
系外惑星の主星(または中心星、系外惑星が公転する恒星など)の前面を系外惑星が横切るときの光度変化を検出して、系外惑星を発見する方法。食検出…

カラー Paul Karre 生没年:1889-1971

改訂新版 世界大百科事典
スイスの有機化学者。モスクワ生れ。チューリヒ大学で学び,1912年同大学のA.ウェルナーの助手となり,P.エールリヒに師事したのち,19年ウェルナー…

リョウ(菱)鉄鉱 (りょうてっこう) siderite

改訂新版 世界大百科事典
鉄鉱石の一つ。化学成分はFeCO3。MnCO3ならびにMgCO3との間に連続固溶体をなし,CaCO3との間に部分的固溶体をなす。六方晶系に属し,普通菱面体をな…

アミグダリン あみぐだりん amygdalin

日本大百科全書(ニッポニカ)
アルデヒド誘導体の一つで、ベンズアルデヒドシアンヒドリン配糖体として植物界に広く分布している。 イラン、シリアが原産であり、北アフリカ、南…

テルピネオール てるぴねおーる terpineol

日本大百科全書(ニッポニカ)
1,8-テルピンから1分子の水が脱離して生成する不飽和モノテルペンアルコールの総称。α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)の4種類の異性体…

シルバー・ホワイト silver white

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
絵具の色名の一つ。塩基性炭酸鉛 (ヒドロキシ炭酸鉛) 2PbCO3・Pb(OH)2 を主成分とする白色顔料。鉛白。前4世紀頃から知られ,古代ギリシアでは鉛板…

シンナムアルデヒド シンナムアルデヒド cinnamaldehyde

化学辞典 第2版
3-phenyl-2-propenal.C9H8O(132.16).C6H5CH=CHCHO,ケイ皮アルデヒドともいう.けい皮油の主成分で,カッシアの葉,樹皮油などにも含まれている.…

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期日前投票

期日前投票制度は、2003年6月11日公布、同年12月1日施行の改正公職選挙法によって創設された。投票は原則として投票日に行われるものであるが、この制度によって、選挙の公示日(告示日)の翌日から投票日...

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