液化石油ガス (えきかせきゆガス) liquefied petroleum gas
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 製法 用途略称LPG。俗にプロパンガスともいう。炭素数3あるいは4の脂肪族炭化水素であるプロパンC3H8,プロピレンC3H6,ブタンC4H10,ブ…
リン(燐)酸カルシウム (りんさんカルシウム) calcium phosphate
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式Ca3(PO4)2。リン酸三カルシウムまたは第三リン酸カルシウムとも呼ばれる。リン灰石として天然に産出し,また土壌中に広く分布して含まれ,植…
鶏糞 (けいふん) chicken dropping poultry manure
- 改訂新版 世界大百科事典
- ニワトリの糞は昔から自給肥料として消費されてきたが,近年は養鶏業の発達による大量生産に伴い,火力乾燥や加工を行い,商品として流通するように…
チャンドラー周期 (チャンドラーしゅうき) Chandler's period
- 改訂新版 世界大百科事典
- チャンドラー運動ともいう。1891年にアメリカのS.C.チャンドラーの発見した,極運動の一成分の周期で約430日。流体核をもつ地球回転理論の重要な検証…
プロポリス propolis
- 改訂新版 世界大百科事典
- ミツバチの巣箱のすき間や内部の壁に付着している,ねばねばした黄緑色から暗茶褐色の樹脂様物質。やや老齢の働きバチによって,植物から集められた…
色偏光 (いろへんこう) chromatic polarization
- 改訂新版 世界大百科事典
- 結晶板による光の干渉によって色のついた干渉縞が現れる現象。結晶を平行平板状に研磨し,これに白色光を偏光子を通して入射させる。偏光子を通過後…
燃料棒
- 知恵蔵
- 軽水炉用の燃料棒(長さ約4m)は、低濃縮ウランの燃料ペレットをジルコニウム合金製の被覆管内に数百個ほど積み重ねたもの。燃料ペレットは二酸化ウラ…
陶石 (とうせき) porcelain stone pottery stone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 単一で陶磁器の原料となる白色軟質の岩石。微粒の石英,絹雲母(セリサイト)およびカオリナイトを主成分とする。粘土鉱物としては絹雲母を多く含有…
コロナ障害 (コロナしょうがい) corona interference
- 改訂新版 世界大百科事典
- 送電線のコロナ放電によって生ずる雑音,騒音,電力損失などをいう。送電線の電圧が高くなり,導体表面や碍子(がいし)の金具などにとがった部分が…
ニシキギ科 にしきぎか [学] Celastraceae
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 双子葉植物、離弁花類。直立性またはつる性木本。葉は対生または互生し、単葉。花は放射相称で小形、多くは集散花序につき、4数性または5数性。両性…
ベンスルフロンメチル ベンスルフロンメチル bensulfuron-methyl
- 化学辞典 第2版
- N-(4,6-dimethoxypyrimidin-2-yl)-N′-[(2-methoxycarbonylbenzyl)sulfonyl]urea.C16H18N4O7S(410.41).ロンダックスともいう.2-メトキシカルボニル…
ダイアスポア だいあすぽあ diaspore
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルミニウムの鉱石鉱物の一つ。ジアスポルともいう。ベーム石と同質異像関係にある。熱水変質起源の粘土鉱床、再結晶石灰岩、緑色片岩、エメリー中…
クライオポンプ cryo pump
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 極低温に冷却した面 (クライオ面) に入射してきた気体分子を凝縮させることにより捕獲し,排気を行う真空ポンプ。 100Kレベルと 20Kレベルの2段の到…
漢方薬 (かんぽうやく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 古代医学のなかの漢方医学と漢方薬 日本の漢方医学 漢方医学の治療原理と漢方薬 漢方薬の種類と配合理論 漢方薬の有効成分と薬効 薬用…
塩水湖 (えんすいこ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 内陸にある湖沼で,湖水1l中に総塩分量が0.5g以上含まれるもの。塩湖または鹹湖(かんこ)ともいう。これ以下のものを淡水湖,海水の浸入による塩分…
メタノール めたのーる methanol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- もっとも簡単な構造のアルコール。メチルアルコールともいう。古くは木材の乾留によって得られる木酢(もくさく)液から得ていたので木精(もくせい)と…
莢膜 (きょうまく) capsule
- 改訂新版 世界大百科事典
- 細菌の菌体周囲に存在する,粘性,膠状の膜様構造物。肺炎球菌,肺炎杆菌,炭疽菌などに莢膜染色を施して顕微鏡で見ると容易に認められる。しかし,…
チャート chert
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 堆積岩の一種。緻密な潜晶質の岩石で主成分は二酸化ケイ素から成り,少量の三酸化二鉄,酸化アルミニウム,酸化マンガンなどを含む。色は変化に富み…
代替天然ガス だいたいてんねんガス substitute natural gas; SNG
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 合成天然ガスともいう。ナフサなどの炭化水素を原料とする製造ガスで,組成,発熱量,燃焼性などの諸性状が天然ガスとほぼ同一のもの。都市ガスは液…
生体制御 せいたいせいぎょ biological control
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 生体の内部に自然にそなわっている働き (生体の調節) をさすときと,人為的に外部から生体にある作用を与えて制御することをさすときとがある。生体…
アルミニウム合金 アルミニウムごうきん aluminium alloy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルミニウム Alを主成分とする合金。比重が小さい (純アルミニウム 2.63) こと,熱および電気の伝導性が高いことが特徴。実用合金としては,板,形…
ラムネ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 炭酸飲料の一種。レモネードのなまった語で,1853年(嘉永6)来航したペリーの艦隊によって紹介されたとも,60年(万延1)に長崎港へ入ったイギリス…
流向・流速計 (りゅうこうりゅうそくけい) current meter
- 改訂新版 世界大百科事典
- 海流の流向・流速を測定する測器。従来スウェーデンのエクマンG.Ekmanが1926年に考案した水流によりプロペラを回転させる機械式の流速計などを使用し…
粘液 ねんえき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生物が分泌する粘りの大きい液体の総称。動物、植物の上皮組織にある粘液腺(せん)より分泌される。粘液の化学的組成は生物によってさまざまであるが…
アレルゲン免疫療法 アレルゲンめんえきりょうほう Allergen immunotherapy (アレルギー疾患)
- 六訂版 家庭医学大全科
- アレルゲン免疫療法(以前の減感作療法)は、アレルギー性疾患の原因アレルゲンを次第に増やしながら注射してゆき、アレルゲンに対する免疫を得よ…
ゴルトシュミット ゴルトシュミット Goldschmidt, Victor Moritz
- 化学辞典 第2版
- スイス生まれのノルウェーの地球化学者.ノルウェーの王立フレデリック大学(1939年にオスロ大学に改称)で学位を取得して,1914年同大学の鉱物学教授…
定着 テイチャク fixation, fixing
- 化学辞典 第2版
- ハロゲン化銀写真において,現像後未露光または未現像のハロゲン化銀を除去し,白色光に対して安定な写真像にかえる操作をいう.定着剤としては,通…
ビリルビン ビリルビン bilirubin
- 化学辞典 第2版
- C33H36N4O6(584.65).胆赤素ともいう.ヘモグロビンの分解産物で,ビリベルジンとともに胆汁色素の主成分であり,血清中にも少量存在する.ウシの胆…
酸性肥料 さんせいひりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 肥料を水に溶かしたときに水溶液の反応(pH)が酸性を呈する肥料。肥料の酸性は、肥料配合や化成肥料の製造の際、あるいは施肥に伴う土壌反応の変動…
コリオリの力 こりおりのちから
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 回転座標系に見かけのうえで発生する慣性力のこと。たとえば、角速度ωで回転する円板上に、中心から円板の縁に向かって速度vで物体(質量をmとする)…
脱色 だっしょく decolorization
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 着色液の色を除く処理をいう。油脂の脱色精製は、活性白土(フーラー土、酸性白土のような含水ケイ酸アルミニウムを主成分とする天然漂白土などを硫…
固体燃料 こたいねんりょう solid fuel
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石炭、薪(まき)、およびこれらから製造されるコークス、木炭、練炭、豆炭、たどんなど常温で固体の燃料で炭素を主成分とする。液体燃料、気体燃料に…
旋光性 せんこうせい optical rotatory power
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 物質に直線偏光を入射したとき、物質がその光を左右いずれかに回転させる現象。このような性質をもつ物質を旋光性物質といい、組成が同じでも構造が…
胃がん
- 知恵蔵
- 長い間、日本のがん死亡率の第1位を占めていた。男性では1993年に肺がんに、女性では2003年に大腸がんに1位の座を譲ったが、いずれも罹患率は依然と…
ハリー彗星【ハリーすいせい】
- 百科事典マイペディア
- ハレー彗星とも。もともと著名な彗星で,出現を予期できる唯一の大彗星でもある。76年の周期で楕円軌道を公転,出現ごとに巨大な尾を引き,特に1910…
さ‐とう(‥タウ)【砂糖・沙糖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 蔗糖を主成分とする甘味料。サトウキビからつくられる甘蔗糖とサトウダイコンからつくられる甜菜糖がある。製法により含蜜糖・分蜜糖、精…
末梢神経疾患の分類と診断の進め方(末梢神経疾患)
- 内科学 第10版
- 末梢神経疾患(ニューロパチー)の分類には,障害される神経の種類によるもの(運動神経,感覚神経,自律神経のいずれが障害されているか),障害…
キリ(桐)油 (きりあぶら) tung oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈とうゆ〉ともいう。アブラギリ属植物の種子核油。実際の採油には,ニホンアブラギリ(生産地は北陸,山陰,南関東),シナアブラギリ(中国),カ…
温泉療法 (おんせんりょうほう) balneotherapy
- 改訂新版 世界大百科事典
- 温泉を病気や外傷の治療に利用する療法。日本でも古くから親しまれてきた方法である。温泉治療には入浴のほか,飲用法もあって,欧米では飲用として…
腐葉土 ふようど
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 落葉や小枝が堆積(たいせき)し腐植したもの。腐葉土には、自然に堆積し腐熟したものと、落葉を人為的に集めて堆積し腐熟させたものとがある。園芸植…
極低温 きょくていおん very low temperature
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 絶対零度にきわめて近い低温。その温度範囲は明確ではないが,通常は液体ヘリウム4 (沸点 4.2K) 以下の温度をいう。実験室規模で低温を得るには,80K…
金属の腐食 きんぞくのふしょく corrosion of metal
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 広義には金属と環境との相互作用をいい,環境が高温の気体のときを乾食,液体や水のときを湿食と呼んで二つに大別してきた。乾食には,気体酸素との…
磁鉄鉱 じてっこう magnetite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- Fe3O4 。等軸晶系,鉄スピネル族の鉱物。マグネタイトともいう。結晶は八面体,十二面体,八面体と十二面体の集形など。普通小さい粒状,塊状をなす…
バグフィルター バグフィルター bag filter
- 化学辞典 第2版
- 代表的な濾過式集じん装置の一つ.公害防止,労働環境の改善,有価粉体の回収などを目的として広く用いられている濾過装置.布やフェルトでできた袋…
潮汐 (ちょうせき) tide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 風波や津波などによる水位変動に比べて緩慢な海水面の上り下りを海洋潮汐という。それは,月や太陽のような天体の及ぼす万有引力が主要な作用である…
緩和現象 かんわげんしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 外界に囲まれている体系が熱平衡状態にあるとき、外界が急に変化すると、体系も変化(応答)し、新たな外的条件で決まる熱平衡状態に向かっていく。…
神経皮膚炎 (しんけいひふえん) neurodermatitis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 皮膚病の一つ。アレルギー性接触皮膚炎が同一個所で反復して起こると,そこの表皮は肥厚し,真皮には浮腫や細胞浸潤が起こって,外見上皮膚は厚くな…
ガリレオ Galileo
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アメリカ航空宇宙局 NASAの木星探査のための惑星探査機。最初に木星の衛星を発見したガリレオ・ガリレイを記念して命名された。木星の大気圏と衛星の…
熱重力機構
- 岩石学辞典
- 化学拡散と対流が同時に伴って起こるという機構[Shaw : 1976, Hildreth : 1979].ヒルドレスはH2Oを含んだ珪質マグマが,マグマ溜まりの上部で対流…
ナノハナ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 ○栄養成分としての働き ナノハナは、アブラナのつぼみと花茎を食用にするものです。 栄養価の高い野菜で、カロ…