「化合物」の検索結果

10,000件以上


錯体触媒 サクタイショクバイ complex compound catalyst

化学辞典 第2版
金属あるいは金属類似元素の原子やイオンを中心として,単座または多座配位子が結合した化合物,すなわち錯体の触媒作用を利用した触媒.コバルトの…

環境変異原 カンキョウヘンイゲン environmental mutagens

化学辞典 第2版
環境中に存在する突然変異誘発物質をいい,生物に対して自然に起こる突然変異よりも高い割合で突然変異を誘発する因子となる.紫外線や放射線などの…

過――酸 カサン per――ic acid, peroxy――ic acid

化学辞典 第2版
【Ⅰ】従来,ある元素のオキソ酸のうちで,その中心元素の酸化数が代表的な酸より大きいものは,酸の名称の頭に過を付けたものがあった.現在では,こ…

クロート くろーと Harold W. Kroto (1939―2016)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イギリスの化学者。ユダヤ系ドイツ人の父がナチスの迫害を避けるためにイギリスに渡り、ケンブリッジシャー州で生まれる。1961年シェフィールド大学…

バデレイ石 ばでれいせき baddeleyite

日本大百科全書(ニッポニカ)
二酸化ジルコニウムの鉱物。ジルコニウムの鉱石鉱物の一つ。純粋な二酸化ジルコニウムZrO2は原子炉の中性子遮蔽(しゃへい)材として優れた性質を示す…

アンチノック剤 あんちのっくざい anti-knock agent

日本大百科全書(ニッポニカ)
ガソリンエンジン(火花点火機関)で発生するノッキング現象を防止し、ガソリンのオクタン価を向上させる目的でガソリンに添加される薬剤。ガソリン…

アセチルアセトン錯体 あせちるあせとんさくたい acetylacetone complex

日本大百科全書(ニッポニカ)
アセチルアセトンCH3COCH2COCH3が金属イオンとつくる錯体。アセチルアセトンにはエノール形とケト形の互変異性体があり、エノール形になると一つの水…

すいそ 水素

小学館 和伊中辞典 2版
idro̱geno(男);(元素記号)H ¶重水素|deute̱rio/idro̱geno pesante ¶水素と化合させる|idrogenare ql.co. ◎水素イオン 水…

トリチウム tritium

改訂新版 世界大百科事典
目次  トリチウムの利用三重水素ともいう。中性子2個,陽子1個からなる原子核(トリトンtritonまたは三重陽子という)をもつ,質量数3の水素の放射…

シアン中毒 シアンちゅうどく Cyanide poisoning (中毒と環境因子による病気)

六訂版 家庭医学大全科
どんな病気か シアン化合物(青酸(せいさん)化合物)が経口、経皮、経気道により体内に入り、細胞の呼吸を妨げて細胞の活動を停止させることにより…

熱分解 (ねつぶんかい) thermal cracking pyrolysis

改訂新版 世界大百科事典
化合物を加熱して,より安定ないくつかの化合物へと分解すること。クラッキング,分解蒸留ともいわれる。これは一般的に熱分解反応と呼ばれるが,と…

ビスマス ビスマス bismuth

化学辞典 第2版
Bi.原子番号83の元素.電子配置[Xe]4f 145d106s26p3の周期表15族非金属元素.原子量208.98040(1).もっとも高い原子番号の非放射性元素.安定核種が…

シュタウディンガー Hermann Staudinger 生没年:1881-1965

改訂新版 世界大百科事典
ドイツの有機化学者,高分子化学者。新カント学派の哲学者フランツ・シュタウディンガーFranz Staudinger(1849-1921)の息子。ウォルムスに生まれ,…

フッ(弗)素 (ふっそ) fluorine

改訂新版 世界大百科事典
目次  性質  用途  フッ素の人体・環境への影響周期表第ⅦB族に属するハロゲン元素の一つ。強い反応性のため単体としては天然に産出せず,蛍石C…

くだされ‐もの【下物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 目上の人からもらったもの。いただいたもの。頂戴物。拝領品。たまわりもの。くだされ。[初出の実例]「御心を付られし此御菓子、頼朝公よ…

たきもの‐あわせ〔‐あはせ〕【▽薫物合(わ)せ】

デジタル大辞泉
種々の練り香を持ち寄り、それをたいて優劣を争う平安時代の宮廷遊戯。→香合わせ

ピッチ ぴっち pitch

日本大百科全書(ニッポニカ)
石炭や木材などの有機物質を乾留して得られるタール、原油、石油留分を熱や触媒を用いて分解した際に得られる副生黒色重質油を蒸留した残留物。常温…

除草剤【じょそうざい】

百科事典マイペディア
殺草剤とも。雑草の駆除に用いる農薬の総称。古くは無機化合物(塩素酸ナトリウムなど)が使われていたが,〈2,4-D〉が登場して以来有機合成除草剤…

アジリジン aziridine

改訂新版 世界大百科事典
エチレンイミンethylenimin,アザシクロプロパンazacyclopropaneとも呼ばれる。アンモニアのようなにおいのする無色透明の液体。沸点55~56℃,比重0.…

ウュルツ Wurtz, Charles-Adolphe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1817.11.26. ウォルフィスハイム[没]1884.5.12. パリフランスの有機化学者。医学を修めたのち,ギーセン大学,ストラスブール大学で化学を学び,…

ブリッジマン Percy Williams Bridgman 生没年:1882-1961

改訂新版 世界大百科事典
アメリカの物理学者。マサチューセッツ州ケンブリッジの生れ。ハーバード大学で物理学と数学を学び,研究員,専任講師を経て19年同大学教授,26年に…

分子結晶 (ぶんしけっしょう) molecular crystal

改訂新版 世界大百科事典
分子内の強い結合力に比べて格段に弱い分子間の力によって分子が集まって作る結晶。一般に融点が低い。この分子間の力は,気体の場合の分子間の相互…

アニリン aniline

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C6H5NH2 。アミノベンゼン,フェニルアミンともいわれる。特異の臭いをもつ無色油状液体。沸点 184℃。光または空気の作用で,黄色になり,最…

ジャスミン油 じゃすみんゆ jasmine oil

日本大百科全書(ニッポニカ)
モクセイ科ソケイ属の白い花から得られる精油。素馨(そけい)油ともいう。ソケイはインド、ヒマラヤが原産地であるが、今日では南仏グラス地方、イタ…

過酸化バリウム かさんかばりうむ barium peroxide

日本大百科全書(ニッポニカ)
バリウムと酸素の化合物の一つ。酸化バリウムを二酸化炭素を含まない空気、または酸素中で500℃に加熱すると得られる。また、水酸化バリウム飽和水溶…

クロロメタン くろろめたん chloromethane

日本大百科全書(ニッポニカ)
ハロアルカン(ハロゲン化アルキル)の一つ。メタンの水素原子1個を塩素原子で置換したもの。塩化メチルともいう。常温・常圧で無色気体。圧縮すると…

グアニン ぐあにん guanine

日本大百科全書(ニッポニカ)
プリン環構造をもつ複素環式化合物の一種で、2-アミノ-6-ヒドロキシプリンである。生物体内ではグアノシン三リン酸(GTP)や核酸などの重要な生体物…

ミヒラーケトン みひらーけとん Michler's ketone

日本大百科全書(ニッポニカ)
芳香族ケトンの一つ。4,4'-ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノンともよばれる。染料を合成する際の中間体として重要な化合物。ドイツのミヒラーWilh…

木タール もくたーる wood tar

日本大百科全書(ニッポニカ)
木材を乾留して得られる液体を静置すると二層に分かれるが、そのうちの上層を木酢(もくさく)といい、下層の黒褐色の粘液を木タールという。木タール…

ラジカル重合 らじかるじゅうごう radical polymerization

日本大百科全書(ニッポニカ)
ラジカル(遊離基)反応によって行う重合。高重合の一形式で、重合体成長末端はラジカルである。イオン重合に対する語で遊離基重合ともいう。工業的…

塩化ストロンチウム エンカストロンチウム strontium chloride

化学辞典 第2版
SrCl2(158.53).炭酸ストロンチウムを塩酸に溶かし,濃縮してつくる.無水物は無色の等軸晶系結晶.蛍石型構造.格子定数a = 0.700 nm(26 ℃).融点8…

酸化タンタル サンカタンタル tantalum oxide

化学辞典 第2版
酸化タンタル(Ⅳ)(二酸化タンタル)TaO2,酸化タンタル(Ⅴ)(五酸化二タンタル)Ta2O5が知られているが,もっとも安定で普通に存在するものはTa2O5(441.89…

架橋 カキョウ cross linking

化学辞典 第2版
橋かけともいう.鎖状構造をもつ天然および合成高分子をなんらかの方法で結びつけて新しい化学結合をつくり,三次元の網目状構造をもたらす反応のこ…

防燃加工 ボウネンカコウ fire proofing finish

化学辞典 第2版
大部分の織物は,有機繊維でつくられているため燃えやすい.これが炎をだして燃えたり,余じんが燃え続くのを防ぐ加工のことで,防火加工ともいう.…

スクエア酸 スクエアサン squaric acid

化学辞典 第2版
3,4-dihydroxy-3-cyclobutene-1,2-dione.C4H2O4(114.06).四角酸ともいう.ジクロロジフルオロエテンの二量化,脱ハロゲン化,加水分解などを経て合…

ウレイド ウレイド ureido

化学辞典 第2版
【Ⅰ】カルバミド(carbamide)ともいう.尿素からH 1個がとれてできる一価の基H2N-CONH-の名称.【Ⅱ】尿素の水素原子をアシル基RCO-で置換した化合物の…

光伝導性 ヒカリデンドウセイ photoconductivity

化学辞典 第2版
光吸収によって物質の電気伝導率が増す性質.光導電性ともいう.一般に光のエネルギーを使って電子や正孔,またはイオン対を形成し,かつこれらを電…

ホトクロミック ホトクロミック photochromics

化学辞典 第2版
ホトクロミズムを示す材料をいう.有機物材料としては,トリフェニルメタン系色素ロイコニトリル,スピロピラン類,アニル類,芳香族ニトロ化合物,…

ヘテロ接合 ヘテロセツゴウ heterojunction

化学辞典 第2版
異種の物質間の接触により障壁が生じているもので,金属,絶縁物,半導体間の各種の組合せで生成するが,一般に半導体どうしの接触をさす.この接合…

ルテニウム酸塩 ルテニウムサンエン ruthenates

化学辞典 第2版
RuⅥ O42-(テトラオキソルテニウム(Ⅵ)酸イオン)とRuⅦ O4-(過ルテニウム酸イオン,テトラオキソルテニウム(Ⅶ)酸イオン)のNa,K,Rb,Cs,NH4,Mg,Ca…

不溶性酵素 フヨウセイコウソ insoluble enzyme

化学辞典 第2版
酵素の連続使用を試みるため,化学的処理によって不溶化ないしは固定化した酵素のこと.酵素を固定化すると酵素活性,耐熱性,至適pHなどの性質が変…

L-トリプトファン トリプトファン L-tryptophan

化学辞典 第2版
α-amino-3-indolepropionic acid.C11H12N2O4(204.23).略称TrpまたはW.タンパク質構成必須アミノ酸の一つ.工業的には,インドールやアクリルアル…

トリカルボン酸サイクル トリカルボンサンサイクル tricarboxylic acid cycle

化学辞典 第2版
TCAサイクル,クエン酸サイクル,クレブスのサイクルなどともいう.動物,植物,微生物に広くみられる生理上きわめて重要な反応回路であり,主として…

アルコール アルコール alcohol

化学辞典 第2版
狭義には,エチルアルコールをさし,広義には,アルコール類を総称する.【Ⅰ】エチルアルコールの略称.エチルアルコールは人類の酒の歴史とともに古…

フッ(弗)化キセノン (ふっかキセノン) xenon fluoride

改訂新版 世界大百科事典
目次  二フッ化キセノン  四フッ化キセノン  六フッ化キセノンアメリカのクラーセンH.H.Claassenらによって,1962年に希ガス元素キセノンとフ…

フッ(弗)化酸素 (ふっかさんそ) oxygen fluoride

改訂新版 世界大百科事典
目次  二フッ化酸素  その他のフッ化酸素フッ素と酸素の化合物で,OF2,O2F2,O3F2,O4F2の4種が知られ,ロケットの燃料として研究が進められて…

酵素 コウソ enzyme

化学辞典 第2版
エンザイムともいう.生体内の種々の化学反応を触媒する機能をもつタンパク質.酵素は無機あるいは錯塩触媒と異なり,(1)常温,中性という緩和な条件…

解熱鎮痛薬 (げねつちんつうやく) antipyretic-analgesic

改訂新版 世界大百科事典
目次  キニーネおよびその誘導体  アスピリン様薬物  アニリン系,ピラゾロン系鎮痛解熱薬analgesic-antipyretic,熱冷ましともいわれ,薬理作…

フッ化ケイ素 ふっかけいそ silicon fluoride

日本大百科全書(ニッポニカ)
ケイ素とフッ素の化合物。四フッ化ケイ素SiF4、二フッ化ケイ素SiF2、六フッ化二ケイ素Si2F6などが知られる。四フッ化ケイ素は、ケイ素にフッ素を直接…

スレオニン発酵 スレオニンはっこう threonine fermentation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
必須アミノ酸の一つであるL-スレオニンを微生物を用いて生産する方法。スレオニンは不斉炭素を2つもつので,有機化学的に合成すると4種の異性体の混…

今日のキーワード

ぐんまちゃん

群馬県のマスコットキャラクター。人間だと7歳ぐらいのポニーとの設定。1994年の第3回全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック群馬大会)で「ゆうまちゃん」として誕生。2008年にぐんまちゃんに改名...

ぐんまちゃんの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android