関中町せきなかまち
- 日本歴史地名大系
- 三重県:鈴鹿郡関町関中町[現]関町中(なか)町新所(しんじよ)村の東に続く東海道関宿の中心地。関宿を構成する関三町(せきのさんちよう)の一…
しお‐ばな〔しほ‐〕【塩花】
- デジタル大辞泉
- 1 不浄を清めたり、縁起直しのために塩を振りまくこと。また、その塩。伊豆諸島などでは海水を汲くんで来て振りかける。2 料理屋などの入り口に、…
がらり
- デジタル大辞泉
- [副]1 残らず。そっくり。「山城屋といふくつわへ…命―に身を売りて」〈浄・淀鯉〉2 即座に。すぐさま。「それ縛れと言ふや否や、―後ろ手三寸縄」…
おはらめ【大原女】[歌舞伎舞踊]
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎舞踊。長唄。2世瀬川如皐じょこう作詞、9世杵屋六左衛門作曲。文化7年(1810)江戸中村座で、3世中村歌右衛門が演じた九変化「奉掛色浮世図画…
喜多村弥兵衛 (きたむら-やへえ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1638 江戸時代前期の町人。遠江(とおとうみ)(静岡県)から徳川家康にしたがって江戸に移住し,のち樽屋,奈良屋とともに江戸宿三人年寄となる。婿の…
木村さく (きむら-さく)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1884-1981 大正-昭和時代の女将(おかみ)。明治17年8月1日生まれ。12歳から東京赤坂の料亭兵庫屋ではたらく。20歳のころ築地の料亭新喜楽にうつり,…
鈴鹿甚右衛門 (すずか-じんえもん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1819-1861 江戸時代後期の豪商。文政2年1月生まれ。父と近江(おうみ)(滋賀県)から江差(北海道)にわたり財をきずく。父の遺志をつぎ,私費で安政4年…
銀山平【ぎんざんだいら】
- 百科事典マイペディア
- 福島・新潟県境,只見川上流の開拓村。近世初期買石原(かいしばら)に銀山が開かれて一時繁栄したが,のち衰微,明治末から開拓村となり,木地屋,ま…
役者論語【やくしゃばなし】
- 百科事典マイペディア
- 江戸時代の芸談集。〈やくしゃろんご〉とも。3世八文字屋自笑編。1776年刊。4巻4冊。初世芳沢あやめの女方に関する芸談〈あやめ草〉,坂田藤十郎…
東松浦半島【ひがしまつうらはんとう】
- 百科事典マイペディア
- 佐賀県北西部の半島。壱岐水道を隔てて壱岐と対する。海岸は出入に富み,唐津,呼子,名護屋などは良港で玄海漁業基地。上場(うわば)と呼ばれる台地…
先斗町【ぽんとちょう】
- 百科事典マイペディア
- 京都市中京区,鴨川の三条大橋と四条大橋の間の西側地区。寛文年間,河原が埋め立てられ,のち茶屋,旅籠(はたご)屋が密集,遊廓(ゆうかく)となった…
激昂(ブチギレ)がんぼ
- デジタル大辞泉プラス
- 東風孝広作画、田島隆原作による漫画作品。「極悪がんぼ」の続編で、前作の3年後の広島を舞台に、前作の主人公の青年が成長してやり手の事件屋となり…
むら‐き【▽斑気】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]《「むらぎ」とも》気分が変わりやすいこと。また、そのさま。「斑気な性格」[類語]移り気・多情・浮気・気まぐれ・むら・飽き性・気移…
物部八坂 (もののべの-やさか)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 6世紀後半の豪族。物部守屋の従者。用明天皇2年(587)病気にかかった天皇が仏教への帰依(きえ)を群臣にはかり,守屋がこれに反対して別宅にひき…
西川利助(2) (にしかわ-りすけ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1747-1825 江戸時代中期-後期の商人。延享4年生まれ。寝具商西川家7代。三ツ割銀(ボーナス)制度の制定,積立金制度の整備,別家の権限・義務の明確化…
鳥居清経 (とりい-きよつね)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の浮世絵師。江戸の芝居番付の版元中島屋伊左衛門の子という。初代鳥居清満(きよみつ)にまなび,役者絵にすぐれ,ほかに錦絵(にしき…
橘家円太郎(2代) (たちばなや-えんたろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1879 幕末-明治時代の落語家。安政2年初代三遊亭円朝に入門。円三,栄朝をへて2代円太郎を襲名。その家業から「鮨屋円太郎」といわれた。のち新潟…
鷹見右近右衛門 (たかみ-うこんえもん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 織豊-江戸時代前期の商人。摂津兵庫出在家の人。関ケ原の戦いの際,黒田長政の母と妻を庇護した。慶長11年(1606)筑前福岡藩主長政から藩の大坂…
小川多左衛門 (おがわ-たざえもん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の版元。正保(しょうほ)(1644-48)ごろからつづいた京都の版元の2代。貝原益軒の著作を数おおく出版して財をなした。西川如見らの…
そうきゅう‐だな(ソウキフ‥)【宗及棚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 茶席に用いる棚物の一つ。香道の袋棚を半分にしたもの。津田宗及が始めた。城楼棚。[初出の実例]「城楼棚は、天王寺屋宗及の作也。夫故、…
もつれ【縺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「もつれる(縺)」の連用形の名詞化 )① もつれること。また、そのもの。[初出の実例]「鼈甲の櫛にて鬢のもつれを掻き揚げながら」…
むね【胸】 が=開((ひら))く[=開((ひら))ける]
- 精選版 日本国語大辞典
- 胸のつかえがとれる。心にかかっていた心配事などが解消して、ほっとする。[初出の実例]「小門を出て見れば、藩邸の北にある長屋のたふれて、火出し…
まえ‐ざし(まへ‥)【前挿・前差】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 女の髷(まげ)の前の方にさすかんざしの類。後挿・中挿に対していう。[初出の実例]「女郎おなに〈略〉大しまだ、まへざし壱本さし、うしろ…
しし‐とらでん【獅子団乱旋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 舞楽で秘曲とする二つの曲。唐から渡来した盤渉(ばんしき)調の獅子と、やはり唐伝来の壱越調の団乱旋(とらでん)の二曲。[初出の実例]「獅…
じしんばん‐しょ【自身番所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 自身番所〈守貞漫稿〉〘 名詞 〙 自身番の詰所。自身番屋。[初出の実例]「町中自身番作法能可相勤事〈略〉一、当番之者、食事等自身番所に而給不申、…
きねん‐しゃしん【記念写真】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あることを記念して写す写真。のちのちの記念になるように写す写真。また、その写した写真。[初出の実例]「神田の支那料理屋で開かれたそ…
き‐の‐じ【喜字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 喜の字の草書体「」が七十七のように読まれるところから ) 七七歳をいう。きじ。② 「きのじ(喜字)の祝い」の略。③ 「きのじや(喜字…
ちゃばら【茶腹】 も 一時((いっとき))
- 精選版 日本国語大辞典
- 茶を飲んだだけでもしばらくは空腹をまぎらすことができる。また、わずかばかりのものでも、一時のたすけになることをたとえていう。湯腹も一時。[初…
旧富岩家住宅
- 事典 日本の地域遺産
- (長崎県壱岐市勝本町布気触)「景観資産〔長崎県〕」指定の地域遺産。江戸時代中期の木造2階建、草葺の寄棟造の武家住宅。小麦藁で葺かれ、兜屋根の下…
どんど
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「とんど」とも ) 小正月の火祭。正月一四~一五日に門松、竹、注連縄(しめなわ)などを持ちよって火を燃やすこと。左義長。とんどう。…
ゆ‐どうふ【湯豆腐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 昆布を敷いた鍋の湯で煮た豆腐料理。同じ鍋で温めた醤油や薬味などで食べる。《 季語・冬 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「三文…
第一勧業銀行[株]【だいいちかんぎょうぎんこう】
- 百科事典マイペディア
- 1971年第一銀行と日本勧業銀行が合併し設立した。銀行の大型合併の先鞭として脚光を浴び,1996年に東京三菱銀行が誕生するまで,日本最大の銀行の地…
脇野沢湊わきのさわみなと
- 日本歴史地名大系
- 青森県:下北郡脇野沢村脇野沢村脇野沢湊[現]脇野沢村脇野沢脇野沢村の南部海岸、陸奥湾に南流する脇野沢川の河口に位置する。東北のサガレ石(い…
梶原淵町かじわらふちまち
- 日本歴史地名大系
- 富山県:高岡市高岡町梶原淵町[現]高岡市大町(おおまち)千木屋(せんぎや)町の中ほどから北に延びる両側町で、地元ではカンジャマチとよばれた…
大市町おおいちまち
- 日本歴史地名大系
- 山口県:山口市山口町大市町[現]山口市大市町(おおいちちよう)の過半部石州街道に沿った山口町の中心街で、東は竪小路(たてこうじ)町を限り堂…
沓掛村くつかけむら
- 日本歴史地名大系
- 茨城県:猿島郡猿島町沓掛村[現]猿島町沓掛半谷(はんや)村(現岩井市)の東に所在。北から東南に西仁連(にしにれ)川が流れ、その北は飯沼新田…
米沢町薬研堀埋立地よねざわちようやげんぼりうめたてち
- 日本歴史地名大系
- 東京都:中央区旧日本橋区地区米沢町薬研堀埋立地[現]中央区東日本橋(ひがしにほんばし)一―二丁目米沢町二―三丁目の西にあり、北は米沢町一丁目…
河原町かわらまち
- 日本歴史地名大系
- 鳥取県:倉吉市倉吉町河原町[現]倉吉市河原町江戸期の町人町。東の小屋(こや)町から西へ延びる往来(八橋往来・備中往来)の両側町で、東は広瀬…
六箇村ろつかむら
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:十日町市六箇村[現]十日町市 中村(なかむら)・山谷(やまや)・麻畑(あさばたけ)・田麦(たむぎ)・二ッ屋(ふたつや)・船坂(ふなざ…
本町ほんちよう
- 日本歴史地名大系
- 青森県:弘前市弘前城下本町[現]弘前市本町城の南側に位置し、鍛冶(かじ)町から森(もり)町に至る東西の道筋の町並。一丁目から五丁目まである…
趣のある建物
- 事典 日本の地域遺産
- 弘前市内には弘前城をはじめとする歴史的建造物や、明治・大正期の洋風建築物などの文化財が数多く残されている。これら弘前の風情を醸し出している…
土生村はぶむら
- 日本歴史地名大系
- 岡山県:和気郡佐伯町土生村[現]佐伯町宇生(うぶ)王子(おうじ)川中流域に集落がある。東は宇屋(うや)村、西は田尻(たじり)村。慶長一〇年…
楠久津くすくつ
- 日本歴史地名大系
- 佐賀県:伊万里市楠久津[現]伊万里市山代町(やましろちよう)楠久津楠久村の東、近世には佐賀本藩領で水軍の基地として御船屋が置かれた。貞享四…
切絵図 きりえず
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸時代につくられた絵図の一種で、特定の地域を部分的にくぎってあるもの。村絵図の一つとして村役人によって作成され、耕地の位置や形状、秣場(ま…
大衆免井波町だいじゆめいなみまち
- 日本歴史地名大系
- 石川県:金沢市金沢城下第七連区大衆免井波町[現]金沢市森山(もりやま)一丁目大衆免中通(だいじゆめなかどおり)の中ほどから北方に延び森山町…
平尾新田ひらおしんでん
- 日本歴史地名大系
- 大阪府:大阪市大正区平尾新田[現]大正区平尾一―四丁目・小林東(こばやしひがし)二―三丁目など千島(ちしま)新田・岡田(おかだ)新田の南に位…
伊勢町いせまち
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:名古屋市中区伊勢町[現]中区丸の内(まるのうち)三丁目呉服(ごふく)町筋の東を南北に通じる伊勢町筋の北端に位置。京(きよう)町筋よ…
鷹島・高島たかしま・たかしま
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:島原市島原城下鷹島・高島[現]島原市高島島原城の南東方、新(しん)町の北東に位置し、音無(おとなし)川が海に注ぐ河口部にあたる。天…
水府豊春 (すいふ-とよはる)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代後期の浮世絵師。常陸(ひたち)水戸の人。寛政-享和(1789-1804)のころ美人画,役者絵をえがく。同時代の歌川豊春と区別して「水府豊春」…
河原崎国太郎(初代) (かわらさき-くにたろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1849-1867 幕末の歌舞伎役者。嘉永(かえい)2年生まれ。6代河原崎権之助の子。安政6年江戸市村座で初舞台をふむ。若女方の花形としてならしたが早世…