やよい‐ぶんか(やよひブンクヮ)【彌生文化】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 日本に水稲農耕文化が発生し、彌生土器が用いられた時代の文化。大陸文化の影響で、縄文文化に変化がおこり、青銅器・鉄器の使用、稲作な…
桃山文化 ももやまぶんか
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 織田信長・豊臣秀吉時代(16世紀後半)の文化国内の統一,海外雄飛の風潮の反映として現実的・豪壮華麗・自由清新な点を特色とする。壮大な城郭建築…
白鳳文化 はくほうぶんか
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 645年大化の改新から710年平城京遷都までの文化白鳳は天武天皇の年号というが不明。初唐の影響をうけ清新潑剌の趣がある。薬師寺東塔,同寺金堂の『…
エルテベレ文化 (エルテベレぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- バルト海西部,デンマークを中心とする石器時代文化。炭素14法による測定年代は前3800-前3200年。当時,中部ヨーロッパは,すでに穀物栽培・家畜飼養…
アステカ文化 (アステカぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- テノチティトランと呼ばれた現在のメキシコ市の中心部に都を置き,14世紀からスペイン人によって征服された1521年まで栄えた文化。アステカAztecaと…
オーリニャック文化 (オーリニャックぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランス,ピレネー地方のオーリニャックAurignac遺跡を標準遺跡とする後期旧石器時代文化。この文化は寒冷期に出現し(第I期),やがて急激な気候温…
テオティワカン文化 (テオティワカンぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- メソアメリカ史上最大の都市テオティワカンTeotihuacanを中心に,前2世紀から6世紀ころまで,各地に大きな影響を与えた文化。前2世紀ころ,メキシコ…
カプサ文化 (カプサぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北アフリカ,チュニジアとアルジェリアの内陸高原地帯に栄えた中石器文化。更新世の終りごろ,それまで北アフリカに広く分布していた後期旧石器時代…
カラスク文化 (カラスクぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ロシア,南シベリアと上部オビのサヤン・アルタイ山岳地帯に分布する青銅器時代後期の文化。アファナシエバ文化,アンドロノボ文化に続く,前2千年紀…
ソアン文化 (ソアンぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- パキスタン北部,インダス川支流のソアンSoan河谷にみられる旧石器時代の文化。テラHelmut de Terraらによって,カシミールの氷河期とこの地の河岸段…
ダニューブ文化 (ダニューブぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中部ヨーロッパの新石器時代文化。ドナウ(ダニューブ)川下流域から,パリ盆地にかけての東西2000km余りの範囲にひろがっている。西アジアに起源を…
タルドノア文化 (タルドノアぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北フランス,タルドノアTardenois地方のコアンシーCoincy,ブリュイェールBruyères両遺跡の遺物をもとに定義された,細石器を主とする後氷期の石器文…
ペリゴール文化 (ペリゴールぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ペイロニDenis Peyrony(1869-1954)が1933年,仮説的に唱えたフランスのペリゴールを中心とする後期旧石器時代文化。刃つぶしを施す技術を石器製作…
マグレモーゼ文化 (マグレモーゼぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- デンマーク,ゼーランド島のマグレモーゼMaglemose遺跡にもとづく北ヨーロッパの中石器文化。完新(沖積)世の初期(炭素14法による年代で前8000-前5…
マドラス文化 (マドラスぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- インド南東部のタミル・ナードゥ(旧名マドラスMadras)州を中心とする地域の旧石器時代文化。1863年にフートB.Footeにより,インドで初めてハンド・…
モチェ文化 もちぇぶんか Moche
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ペルーの北海岸に栄えた古代文化(前100ころ~後650ころ)。モティーカ文化ともいう。現在のトルヒーヨ市のワカ・デル・ソル(太陽のピラミッド)と…
マドレーヌ文化 まどれーぬぶんか Magdalénien
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランス、ドルドーニュ地方のマドレーヌMadeleine岩陰(いわかげ)を標準遺跡とする後期旧石器時代最後の文化。全期にわたって遺物が存在したのはシャ…
マヤ文化 まやぶんか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- メキシコ南部、およびグアテマラ、ベリーズを中心に、ホンジュラスやエルサルバドルの一部を含む約32万4000平方キロメートルの地域に栄えたマヤMaya…
トリポリエ文化 とりぽりえぶんか Toripol'e
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヨーロッパの新石器(農耕)文化の一つ。紀元前四千年紀ごろウクライナ西部からルーマニア東部にかけて広まった。ルーマニアを中心とするククテニ文…
文化座 ぶんかざ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 劇団名。1942年(昭和17)2月、新派俳優井上正夫の主宰する井上演劇道場を脱退した佐佐木隆(たかし)、山村聡、荒木玉枝、鈴木光枝(みつえ)ら9人が結…
カンピニー文化 かんぴにーぶんか Campigny
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランス北半からベルギーにかけてみられる中石器時代の文化。一部は新石器文化と併存していたと考えられる。今日ではこの文化の存在を認めない研究…
オホーツク文化 おほーつくぶんか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南樺太(からふと)(サハリン)、北海道のオホーツク海沿岸・根室(ねむろ)水道沿岸、千島列島にみられる、海を生活の舞台にした人々の残した文化。時…
下川文化 かせんぶんか Xia-chuan culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国山西省沁水県下川盆地に分布する後期旧石器時代の遺跡群から設定された文化。 1970年代に調査された。地点が多数あり,一時期の内容を示している…
バダーリ文化 (バダーリぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前5千年紀後半に成立した,現在までに判明している上エジプト最古の先王朝時代の文化で,金石併用期に属する。バダーリal-Badāri,デイル・ターサ,…
ぶんかぼうちょう【文化包丁】
- 食器・調理器具がわかる辞典
- 菜切り包丁と牛刀の長所を兼ね備え、肉・野菜・魚などに幅広く使える包丁。みねがななめにカットされて刃先がとがっている。ステンレス製が多く、ま…
ぱらかすぶんか【パラカス文化】
- 改訂新版 世界大百科事典
エルインガ文化 エルインガぶんか El Inga culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 7000年頃,エクアドル高原のインガ川流域にあったアンデス石器文化の一つ。北アメリカ南西部の狩猟民文化の系統を示す打製の有溝尖頭器が発見され…
オルメカ文化 オルメカぶんか Olmeca culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- メキシコ南東部,タバスコ地方のサンロレンソと,メキシコ湾岸近くの沼地に浮かぶ小島の都市ラ・ベンタを中心として前 1150年頃に始り,前 1100年か…
アナニノ文化 あなにのぶんか Ананьино/Anan'ino
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヨーロッパ・ロシアの東部、ボルガ川やカマ川流域にみられる紀元前8~前3世紀の青銅器および鉄器時代初期の文化。土塁や環濠(かんごう)をもつ集落跡…
パラカス文化 パラカスぶんか Paracas culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ペルー南部のパラカス半島を中心に栄えたアンデス文明の形成期文化の一つ。砂漠のなかの地下式墳墓から発見された多数のミイラと豪華な織物に特色が…
ハルシュタット文化 ハルシュタットぶんか Hallstatt culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ヨーロッパ中部の初期鉄器時代の文化。前 1100/前 1000年頃から前 800/前 700年頃までの前期とこれに続く前 450年頃までの後期とに分けられる。オー…
パズイルイク文化 パズイルイクぶんか Pazyryk culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルタイ地方の鉄器時代の文化。 M.グリヤズノフは前5~3世紀に比定している。 1920年に,S.ルデンコらによりパズイルイク河谷で,南北に1列に並んだ…
バダーリー文化 バダーリーぶんか Badārī culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 約前 4000年頃の上エジプトの先王朝時代 (金石併用時代) の文化。中部エジプトのナイル川東岸のバダーリーが標準遺跡。ターサ文化から直接発達したも…
白鳳文化 はくほうぶんか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 白鳳時代の文化。前半は飛鳥文化の影響を受けながらも,従来の大陸伝来そのままであったものを日本的に消化し,独特な明るさと清新な気風とが感じら…
ファイユーム文化 ファイユームぶんか Fayyūm culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エジプト最古の新石器文化で,ファイユームA文化ともいう。カイロの南西 80kmにあるカールーン湖の北西斜面で,1924~28年に C.トムソンにより発見さ…
文化哲学 ぶんかてつがく Kulturphilosophie
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルベルト・シュバイツァーの未完の著作。第1部『文化の退廃と再建』 Verfall und Wiederaufbau der Kultur (1923) ,第2部『文化と倫理』 Kultur u…
文化特性 ぶんかとくせい culture trait
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 文化複合体を構成する最小,かつ理論的に設定された要素。文化要素ともいうが,文化要素の概念に比べて,より物質的,技術的である。民族調査の項目…
対抗文化 たいこうぶんか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
組織文化 そしきぶんか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
シャセイ文化 シャセイぶんか Chassey culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランスの新石器文化。フランスの新石器時代初頭の沈線帯文土器を伴う文化に次いで現れる。地域的に若干の差がみられるが,幾何学文様を沈刻した土…
ぐめるにつぁぶんか【グメルニツァ文化】
- 改訂新版 世界大百科事典
キリシタン文化 (キリシタンぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →南蛮文化
ククテニ文化 ククテニぶんか Cucuteni culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ルーマニアの新石器時代の文化。トリポリエ文化と多くの共通点をもっており,ククテニ・トリポリエ文化と呼ばれる。ククテニ文化はさらに細分され,A…
クラクトン文化 クラクトンぶんか Clactonian culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前期旧石器時代にヨーロッパ大陸を中心に栄えた剥片系の文化。アブビル,アシュール両文化とほぼ平行して存在したと考えられ,この両文化が握斧系の…
グラベット文化 グラベットぶんか Gravette culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 後期旧石器時代にヨーロッパの黄土地帯を中心にして栄えた文化。石刃を原材として使用し,尖頭器,ナイフ形石器,刻器,削器などの石器をつくり,骨…
下位文化 かいぶんか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
国風文化 こくふうぶんか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 平安時代中期以降の日本文化。7世紀から9世紀にかけて,日本は唐を中心とする大陸文化の摂取に努めたが,10世紀頃から 12世紀にかけては日本独特の文…
北山文化 (きたやまぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 室町前期の文化を,のちの東山文化に対比していう呼称。室町幕府第3代将軍足利義満が,1398年(応永5)に営んだ北山山荘(鹿苑寺はその一部)に象徴…
さばくぶんか【砂漠文化】
- 改訂新版 世界大百科事典
そしきぶんか【組織文化】
- 改訂新版 世界大百科事典