きり‐あい(‥あひ)【切合・斬合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 刃物で互いに切ろうとして争うこと。[初出の実例]「陣なき時、武士かけむかひの勝負をば、斬合(キリアヒ)或しあひと申」(出典:甲陽軍鑑…
か‐でん(クヮ‥)【瓜田】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 瓜(うり)の植えてある畑。うりばたけ。〔色葉字類抄(1177‐81)〕〔陶潜‐飲酒詩〕② 「かでん(瓜田)に履(くつ)を納(い)れず」の略。[初…
吉野寿斎 (よしの-じゅさい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1722-1788* 江戸時代中期の売薬業者。享保(きょうほう)7年生まれ。家は代々摂津滴水村(大阪府)の庄屋。父村田正斎が創製した内臓の秘薬,三蔵円の製…
尊乗女王 (そんじょうじょおう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1730-1788 江戸時代中期,中御門(なかみかど)天皇の第6皇女。享保(きょうほう)15年2月17日生まれ。母は清水谷石子(いわこ)。光照院をつぎ,元文5年出…
しょう‐つう(セウ‥)【小通】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① わずかばかりの通力。[初出の実例]「当時も小通(ショウツウ)有る道士有て」(出典:雑談集(1305)九)② 小便。尿。[初出の実例]「『五常…
ショーペンハウアー Arthur Schopenhauer
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1788~1860ドイツの哲学者。カントの後継者を自任してフィヒテ,シェリングを攻撃した。世界の実体は意志であるが,その意志は盲目的なので人生は苦…
たま‐むかえ(‥むかへ)【魂迎・霊迎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 盂蘭盆(うらぼん)に先祖の霊を家々に迎えること。七月一三日の夕方などに、提灯をさげて墓地へ行ったり、門前などで麻幹(おがら)をたいた…
けい‐いん(‥ヰン)【京尹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「けいちょういん(京兆尹)①②」の略。[初出の実例]「留守司京尹(ケイイン)などの如き其教に応じ命に応じ一詩一文を作らんに」(出典:授…
わ‐しゅう(‥シフ)【和習・倭習】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 日本的な習癖。特に、漢字を用いたり漢詩・漢文を作ったり、また、漢字・漢画を書いたりするのに、中国本来の用法・書法でなく、日本独…
ギュンター Günther, Matthäus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1705[没]1788ドイツの画家。 C.D.アザム (→アザム兄弟 ) のもとで修業したのち,主としてアウクスブルクで活動。ティエポロの影響を受けたロココ…
コールマン石 コールマンせき colemanite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- Ca2B6O11・5H2O 。ホウ素とカルシウムの水酸化物を主成分とする鉱物。比重 2.42,硬度 4.5。灰ホウ石ともいう。これが最初に発見されたアメリカ,カ…
じゃっ‐き(ジャク‥)【惹起】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「惹」は引くの意 ) 事をひきおこすこと。ひき出すこと。多く、事件・問題となる事柄などをひき起こす場合にいう。[初出の実例]「往々…
はや‐とり【早取・早撮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「はやどり」とも )① 手早く取ること。また、早期に採取すること。② 「はやどりしゃしん(早撮写真)」の略。[初出の実例]「得意の早取…
てんき‐ず(‥ヅ)【天気図】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある時刻での広域の気象状態を、気圧、気温、風向、風力、等圧線などの数や記号によって示した図。地上天気図、高層天気図などがある。[…
本居建正 (もとおり-たけまさ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1788-1819 江戸時代後期の国学者。天明8年2月17日生まれ。本居大平(おおひら)の長男。父とともに紀伊(きい)和歌山に移住。家学のほか,医学もおさめ…
ブランデンブルク‐もん【ブランデンブルク門】
- デジタル大辞泉
- 《Brandenburger Tor》ドイツの首都ベルリンにある門。1788年から1791年にかけて、プロイセン王国の凱旋門として、建築家カール=ゴットハルト=ラン…
南条文雄 なんじょうぶんゆう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]嘉永2(1849).5.12. 大垣[没]1927.11.9.浄土真宗大谷派の学僧。京都の高倉学寮に学び,1876年ロンドンに行き,84年までオックスフォード大学の M.…
アメリカ合衆国憲法 アメリカがっしゅうこくけんぽう Constitution of the United States
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1787年,フィラデルフィアの憲法制定会議で制定し,翌年発効した世界最初の近代的成文憲法9州以上の承認で1788年に発効。アメリカ独立の諸成果を最終…
デラブランチヤ Delavrancea, Barbu
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1858.4.5.[没]1918.4.30.ルーマニアの小説家,劇作家。本名 Ştefǎnescu。中編小説『スルタニカ』 Sultanicǎ (1883) ,史劇『日の沈むとき』 Apus…
松村春輔 (まつむら-はるすけ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 明治時代の戯作(げさく)者。幕末維新に取材した実録小説「復古夢物語」「春雨文庫」をあらわした。作品はほかに人情もの「春雨日記」。明治16…
じん【腎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 腎臓(じんぞう)のこと。〔色葉字類抄(1177‐81)〕[初出の実例]「経曰、一水不レ勝二二火一、一水(いっすい)者(は)腎(ジン)也」(出典:…
ゆや‐どろぼう【湯屋泥棒・湯屋泥坊バウ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 風呂屋にしのびこみ、入浴中の客の衣類・金品などを盗む泥棒。板の間かせぎ。湯屋盗人(ぬすびと)。[初出の実例]「かうはだかでうちはをも…
大学或問 だいがくわくもん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸中期,熊沢蕃山の著した経済政策書1686〜87年完成。2巻。参勤交代の緩和や農兵制度など財政・農政面から政治を論じた。幕政批判を含んでいたた…
欅田勇左衛門 (くにきだ-ゆうざえもん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1788-1859* 江戸時代後期の陶業家。天明8年生まれ。文政のころ淡路(あわじ)焼をはじめた賀集珉平(かしゅう-みんぺい)の親族で,珉平に資金的な援助…
く‐たつ【口達】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 口で伝えること。書面でなく、口頭で法令や命令などを伝達すること。[初出の実例]「先達て松平越中守殿、当地御越之節、御口達有之候御教…
かんかつ‐でたち(クヮンクヮツ‥)【寛闊出立】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かんかつでだち」とも ) 伊達(だて)ないでたち。はでなよそおい。[初出の実例]「よしや男の丹前姿、ゆりかけゆりかけ寛闊(クヮンクヮ…
蘭学階梯 らんがくかいてい
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸後期,大槻玄沢の蘭学入門書1788年刊。2巻。上巻に日蘭通商と蘭学勃興の由来を述べ,下巻では文字・発音・訳法・初歩文法・参考書などを説いた…
呉陵軒可有 (ごりょうけん-あるべし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1788 江戸時代中期の川柳作者。江戸の人。明和2年(1765)柄井(からい)川柳に協力して「柳多留(やなぎだる)」を編集。付け句を前句から独立させ,一…
たぬま‐おきつぐ【田沼意次】
- デジタル大辞泉
- [1719~1788]江戸中期の幕臣。遠江とおとうみ相良さがら城主。第10代将軍徳川家治の側用人から老中となり、幕政の実権を掌握。積極的な経済政策を…
高橋重太夫 (たかはし-じゅうだゆう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1734-1788 江戸時代中期の農民。享保(きょうほう)19年生まれ。上野(こうずけ)(群馬県)新町宿の宿老。諸大名の往来のための人馬の徴発にくるしむ農…
パーマー (Palmer, Henry Spencer)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1838-1893 イギリスの土木技師。1838年4月30日イギリス領インドのバンガロール生まれ。明治16年(1883)来日して日本最初の洋式水道である横浜の水道…
鬼押出岩 おにおしだしいわ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 群馬県西部,嬬恋村南部を中心に広がる岩塊群。天明3(1783)年の天明浅間山噴火で噴出した溶岩が凝固したもので,南北約 5km,東西約 1~2km,厚さ…
かな‐つけ【仮名付】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かなづけ」とも ) 振り仮名を付けること。また、その振り仮名、およびその本。かなつき。[初出の実例]「養叟和尚、十四五年、比丘尼…
ちがく‐か【地学家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 地学①の研究者。また、それに造詣(ぞうけい)の深い人。地学者。[初出の実例]「地学家の説に、是元初は海中より涌起したる地なるへしと云…
ひき‐で【引出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ひきいで」の変化した語 )① ( ━する ) 引き出すこと。引っ張り出すこと。また、そのもの。[初出の実例]「鉗(かなき)着け 吾が飼ふ駒…
しょう‐へい(シャウ‥)【昌平】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 国運が盛んで、世の中が平和なこと。太平。泰平。[初出の実例]「昌平日久しく、民干戈(かんか)を見ざること殆んど二百年」(出典:蘭学階梯(17…
じん‐しゃく【人爵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人間社会で制定した爵位、また官祿。天爵(てんしゃく)に対していう。[初出の実例]「時人猶謂、天爵有レ余、人爵不レ足」(出典:日本後紀‐…
そく‐いん(‥ヰン)【仄韻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 漢詩作法上で、漢字の音の四声のうち、平声(ひょうしょう)以外の上声(じょうしょう)・去声(きょしょう)・入声(にっしょう)の三声。また…
ぜい‐し【筮仕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古代中国で、初めて仕官するとき、その吉凶を占ったところから ) 初めて仕官すること。[初出の実例]「初従二筮仕一。及二乎几杖之歳一…
とう‐ごま(タウ‥)【唐独楽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 独楽(こま)の一種。竹筒を二、三寸(約六~九センチメートル)に切り、上下を木でふさぎ、胴の側面に穴をあけ、中央に細い竹の心棒を通し…
ふゆ‐ざれ【冬ざれ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 冬の、風物が荒れはててもの寂しい様子。また、その季節。《 季語・冬 》[初出の実例]「冬ざれや北の家陰の韮を刈る〈蕪村〉」(出典:俳…
じ‐ばなれ(ヂ‥)【地放・地離】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 地面からはなれて動くこと。[初出の実例]「なんぼうつよひかうやくではないか。むっくりむっくりとぢばなれがした」(出典:天理本狂言・…
はっと‐の‐さい【八斗才】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連語 〙 ( 中国、六朝宋の詩人謝霊運が、魏の曹植の才をほめて、天下に詩の才能が一石あるとすると曹植がその中八斗を占め、自分は一斗で残りの一…
や‐ざま【矢狭間】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 城壁や櫓(やぐら)などの内側から外をうかがい矢を射るためにあけた小窓。矢間。[初出の実例]「矢ざまをきり、又足ださまを切べし」(出典…
れい【例】 の
- 精選版 日本国語大辞典
- ① いつもの通りに。いつものように。例によって。多く、副詞的に用いる。[初出の実例]「日暮るるほど、れいの集まりぬ」(出典:竹取物語(9C末‐1…
野村其梅 (のむら-きばい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1719-1788 江戸時代中期の俳人。享保(きょうほう)4年生まれ。京都の人。はじめ鈴鹿筌石,のち早川丈石の門人となった。天明8年2月12日死去。70歳。…
しょ‐ちゅう【書厨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 本を入れておく箱。本箱。書棚(しょだな)。[初出の実例]「書廚、これは俗に云書物箱なり」(出典:随筆・雅遊漫録(1755)一)② いたずら…
じゅくせいこしゅオールディーズ【熟成古酒オールディーズ】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 鹿児島の麦焼酎。シラス台地の地下水を用いて白麹で仕込む。常圧蒸留した原酒を樫樽で貯蔵。半地下式貯蔵庫で8年熟成させる。原料は麦、麦麹。アルコ…
うんさん‐むしょう(‥ムセウ)【雲散霧消】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雲や霧が風や日の光にあって、あとかたもなく散ったり消えたりするように、物事が消えてなくなること。雲消霧散。雲散鳥没。[初出の実例]…
だき‐いし【抱石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、石抱(いしだき)の拷問に用いた石。容疑者を正座させ、ひざの上に方形の石を積み重ねた。[初出の実例]「上手(かみて)の褄に抱石…