おお‐にいさん〔おほ‐〕【大兄さん】
- デジタル大辞泉
- 一番年上の兄を敬っていう語。→小兄さん「お重は兄の事を―、自分の事をただ兄さんと」〈漱石・行人〉
おお‐のり〔おほ‐〕【大乗り】
- デジタル大辞泉
- 1 調子が大いに出ること。「大乗りに乗って歌いまくる」2 (ふつう「大ノリ」と書く)謡曲のリズムの型の一。1音節に1拍をあてるもので、リズム感…
おお‐はず〔おほ‐〕【大×筈】
- デジタル大辞泉
- 無責任なこと。いいかげんなこと。「嘘をつかず―いはぬ男」〈浮・禁短気・六〉
おお‐ばなし〔おほ‐〕【大話】
- デジタル大辞泉
- 1 盛んに話し込むこと。長話をすること。また、その話。「ちとお上んさい。今―があるところです」〈左千夫・隣の嫁〉2 民間説話の一種。空想的な誇…
おお‐ばん〔おほ‐〕【大×鷭】
- デジタル大辞泉
- クイナ科の鳥。全長38センチくらい。アシなどの茂った水辺にみられ、全身黒色でバンに似るが、額からくちばしは白色。足指にひれがあり、頭を前後に…
おおばん‐がしら〔おほバン‐〕【大番頭】
- デジタル大辞泉
- 1 大番衆の長。2 大番組の長。
おおびけ‐ね〔おほびけ‐〕【大引け値】
- デジタル大辞泉
- ⇒大引け値段
おお‐ぶるまい〔おほぶるまひ〕【大振(る)舞(い)】
- デジタル大辞泉
- ごちそうなどをして人々を大いにもてなすこと。また、そのもてなし。椀飯おうばん振る舞い。
おお‐べら〔おほ‐〕【大べら】
- デジタル大辞泉
- [形動][文][ナリ]人目を気にせずにするさま。大っぴら。「精神的娯楽なら、もっと―にやるがいい」〈漱石・坊っちゃん〉
おお‐まと〔おほ‐〕【大的】
- デジタル大辞泉
- 歩射かちゆみに用いる大きな的。直径5尺2寸(約1.58メートル)の的をいう。⇔小的。
おおみ‐かど〔おほみ‐〕【大▽御門】
- デジタル大辞泉
- 1 門の敬称。特に、皇居の門。2 皇居。宮殿。3 邸宅の総門。
おおみ‐き〔おほみ‐〕【大▽御▽酒】
- デジタル大辞泉
- 神や天皇などに奉る酒。「親王みこにむまの頭かみ、―まゐる」〈伊勢・八二〉
おおみ‐しま〔おほみ‐〕【大三島】
- デジタル大辞泉
- 瀬戸内海にある芸予諸島で最大の島。愛媛県今治市に属する。ミカンの栽培が盛ん。宮浦に大山祇おおやまつみ神社がある。瀬戸内しまなみ海道が通る。…
おおみや‐づかさ〔おほみや‐〕【大宮▽司】
- デジタル大辞泉
- 「だいぐうじ(大宮司)」に同じ。
おお‐めいぶつ〔おほ‐〕【大名物】
- デジタル大辞泉
- 利休以前に選定された名物茶器で、最もいわれが深く、貴重なもの。東山御物ひがしやまぎょぶつがその代表。
おお‐もちあい〔おほもちあひ〕【大▽保ち合い】
- デジタル大辞泉
- 相場の動きが長い間小幅にとどまり、大きく変動しない状態。
おお‐ものいみ〔おほ‐〕【大物忌(み)】
- デジタル大辞泉
- 伊勢神宮で、朝夕の大御食おおみけに奉仕した神官。→物忌み
おお‐やもり〔おほ‐〕【大守=宮】
- デジタル大辞泉
- ヤモリ科の爬虫はちゅう類。全長約30センチ。体色は青灰色で赤い斑点が散在。人家の周辺に生息し、夜間、大きな声でトッケイと鳴く。敵が近寄ると大…
おお‐ゆか〔おほ‐〕【大床】
- デジタル大辞泉
- 1 神社の簀子縁すのこえん。→浜床はまゆか2 寝殿造り・武家造りの、簀子縁の内側の床。広庇ひろびさし。
おおよそ‐びと〔おほよそ‐〕【大▽凡人】
- デジタル大辞泉
- 特別な関係のない人。世間一般の人。「君が名の立つに咎とがなき身なりせば―になしてみましや」〈後撰・恋四〉
おおよど‐がわ〔おほよどがは〕【大淀川】
- デジタル大辞泉
- 宮崎県南部の川。都城盆地南部に源を発し、北流し、東に転じて宮崎平野を形成し、宮崎市で日向灘に注ぐ。長さ107キロ。
おお‐よもぎ〔おほ‐〕【大×艾】
- デジタル大辞泉
- ヤマヨモギの別名。
大鼓 (おおつづみ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本の打楽器の一種。おおかわ(大鼓,大革),大(だい)ともいう。能,狂言,歌舞伎囃子などで使われる。中央が細くくびれた桜材の胴に,鉄輪に馬…
大利根 (おおとね)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →加須(かぞ)[市]
おおじし【大獅子】
- 改訂新版 世界大百科事典
おおどねり【大舎人】
- 改訂新版 世界大百科事典
おおとまり【大泊】
- 改訂新版 世界大百科事典
だいしち【大七】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 福島の日本酒。初期の酒名は「大山」だったが、後に当主が代々襲名する「七右衛門」にちなみ「大七」に改称。伝承の生もと造りで酒を醸す。純米大吟…
だい‐あく【大悪】
- デジタル大辞泉
- 大きな悪事。極悪ごくあく。また、大悪人。「大悪無道ぶどう」⇔小悪。
だい‐あらかん【大×阿羅漢】
- デジタル大辞泉
- 阿羅漢の中で最もすぐれた者。また、阿羅漢の尊称。
たい‐が【大牙】
- デジタル大辞泉
- 天子や将軍の居所・陣営に立てる旗。竿上に大きな象牙の飾りをつける。
だい‐がくし【大学士】
- デジタル大辞泉
- 《内閣大学士の略称》中国、明・清代の官名。唐・宋代の殿閣大学士の後身で、内閣の機密に参与し、実質的に宰相の役を務める官となった。
だい‐きょうかん〔‐ケウクワン〕【大叫喚】
- デジタル大辞泉
- 「大叫喚地獄」の略。
たい‐けい【大経】
- デジタル大辞泉
- 1 大きなすじみち。不変の法則。大道。2 経書を、その分量により大・中・小に分けたとき、分量の多いもの。「礼記」「春秋左氏伝」をさす。→小経 →…
たい‐こう〔‐カウ〕【大巧】
- デジタル大辞泉
- 非常にたくみであること。
たいさん‐じ【大山寺】
- デジタル大辞泉
- 神奈川県伊勢原市大山おおやまにある真言宗大覚寺派の寺。山号は雨降山あぶりさん。開創は天平勝宝7年(755)、開山は良弁。鎌倉末期に真言僧の願行…
たい‐し【大×祀】
- デジタル大辞泉
- 1 律令制で、祭りの前の1か月間、身心を潔斎して行った最も重要な祭祀。践祚大嘗祭せんそだいじょうさいがこれにあたる。→小祀 →中祀2 国家に慶事…
だい‐スキピオ【大スキピオ】
- デジタル大辞泉
- ⇒スキピオ
たい‐ぜい【大税】
- デジタル大辞泉
- ⇒正税しょうぜい
だいせいし‐ぼさつ【大勢至菩薩】
- デジタル大辞泉
- ⇒勢至菩薩
たい‐とう【大統】
- デジタル大辞泉
- 天皇の系統。皇統。将軍など支配者の系統をいう場合もある。
たい‐びょう〔‐ベウ〕【大×廟】
- デジタル大辞泉
- 天子・諸侯の始祖を祭るみたまや。宗廟。伊勢神宮の異称。
だい‐ぶく【大服/大福】
- デジタル大辞泉
- 《「たいふく」とも》「おおぶく」に同じ。
だい‐ふくちゅう【大腹中】
- デジタル大辞泉
- 度量の大きいこと。ふとっぱら。「これには―の大殿様も聊いささか御機嫌を損じたと見えまして」〈芥川・地獄変〉
たい‐へき【大×辟】
- デジタル大辞泉
- 《「辟」は刑の意》重い刑罰。「―を犯したるを頸銭くびせんにてわび言し」〈鑑草〉
だい‐ぼんてん【大×梵天】
- デジタル大辞泉
- 色界四禅天しぜんてんの中の初禅天にある天。また特に、初禅天の第三。梵衆天・梵輔天を従える天。また、その主。仏法の守護神。
だい‐まなこ【大眼】
- デジタル大辞泉
- 額ひたいに目が一つだけある化け物。関東・東北では、2月8日・12月8日の夜に来るといってこの日のこと(事八日ことようか)をもいい、目籠めかごを屋…
こう‐だい【×弘大】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]ひろく大きいこと。また、そのさま。広大。「それは―な御説教で」〈藤村・夜明け前〉
やまと‐な【大‐和名】
- デジタル大辞泉
- 日本風の名称。日本名。和名わみょう。→唐名からな「―に言ひにくきものをこそ添へては詠よめ」〈規子内親王歌合〉
ぼう‐だい〔バウ‐〕【防大】
- デジタル大辞泉
- 「防衛大学校」の略称。