「溶剤」の検索結果

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パラアルデヒド パラアルデヒド paraldehyde

化学辞典 第2版
C6H12O3(132.16).パラアセトアルデヒドともいう.アセトアルデヒドの環状三量体.アセトアルデヒドに濃硫酸または塩酸を作用させてつくる.芳香をも…

N,N-ジメチルアセトアミド ジメチルアセトアミド N,N-dimethylacetamide

化学辞典 第2版
CH3CON(CH3)2(87.12).ジメチルアミンと塩化アセチルとの反応で工業的に製造されている.可燃性液体.沸点165.5 ℃(100 kPa).引火点66 ℃.0.9599.1.…

よう【溶】[漢字項目]

デジタル大辞泉
[常用漢字] [音]ヨウ(漢) [訓]とける とかす とく1 水にとける。とかす。「溶液・溶解・溶剤/可溶性・水溶性」2 (「熔」の代用字)…

ラッカー(lacquer)

デジタル大辞泉
ニトロセルロースなどを揮発性の溶剤に溶かし、樹脂・可塑剤・顔料などを加えて作った塗料。乾燥が速く、耐水性がよい。[類語]塗料・ペンキ・ペイン…

テトラクロロエチレン(tetrachloroethylene)

デジタル大辞泉
有機塩素溶剤の一種。無色の不燃性液体。金属洗浄剤、脂肪や樹脂のほか、ドライクリーニング用洗浄剤などに用いられる。パークロ。パークロロエチレ…

アミル‐アルコール(amyl alcohol)

デジタル大辞泉
脂肪族飽和アルコールの一。糖分が発酵するとき、エチルアルコールとともに生じる無色の液体。フーゼル油の主成分。有毒。酢酸アミルの原料・溶剤な…

せきゆ‐エーテル【石油エーテル】

デジタル大辞泉
工業用ガソリンの一種。石油を蒸留して、沸点セ氏30~60度で得られる引火しやすい無色の液体。ヘキサンなどを主成分とし、エーテルによく溶ける。溶…

合成樹脂塗料 ゴウセイジュシトリョウ synthetic resin coating

化学辞典 第2版
塗膜形成の主成分に合成樹脂を用いた塗料.不飽和ポリエステルのような液状高分子を用いる場合と,アルキド樹脂,酢酸ビニル樹脂,フェノール樹脂,…

ジオキサン じおきさん dioxan

日本大百科全書(ニッポニカ)
環内に2個の酸素原子をもつ6員環複素環式化合物で、酸素の位置により1,2-ジオキサン、1,3-ジオキサン、1,4-ジオキサンの3種類の異性体がある。通常、…

コール‐タール(coal tar)

デジタル大辞泉
石炭の高温乾留で得られる黒色の油状液体。ベンゼン・トルエン・アントラセン・石炭酸・クレゾールなどを含む。木材の防腐塗料、染料・火薬・溶剤な…

コパイバ(〈ポルトガル〉copaiba)

デジタル大辞泉
マメ科の常緑高木。葉は羽状複葉。花は花びらがなく、白色の4枚の萼がくをもつ。南アメリカの原産。樹液をコパイババルサムとよび、性病の薬や油絵の…

シンナー(thinner)

デジタル大辞泉
塗料を薄めて粘度を下げるための溶剤。トルエン・酢酸エチルなどの混合物で、揮発性がある。吸入による中毒では、酩酊めいてい感・感情不安・幻覚な…

テトラリン tetralin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C10H12 。テトラヒドロナフタリンの略。ナフタリンを部分的に水素添加して得られる無色の液体。沸点 206.5~207.5℃。塗料溶剤に用いられる。

イソプロピルアルコール isopropyl alcohol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 (CH3)2CHOH 。イソプロパノール,2-プロパノールともいう。プロピレンと硫酸から合成するほか,糖蜜の発酵によっても生成する。工業的には石…

シンナー

百科事典マイペディア
うすめ液とも。ラッカー,ペイント,ワニスなどの塗料を薄めて粘度を下げるために用いる溶剤をいう。塗料に含まれる樹脂・セルロース誘導体・添加物…

OS

リフォーム用語集
オイルステイン。染料を有機溶剤に溶かした油性着色剤。木材の木目・質感を生かした透明感のある塗装方法として、主に内部の木部塗装に用いられる。

防火塗料【ぼうかとりょう】

百科事典マイペディア
可燃物に塗装して着火,延焼を防ぎまたは遅延させるための塗料。水性防火塗料,溶剤溶性の発泡(はっぽう)性防火塗料などがある。前者はカゼイン,水…

錆(銹)止め油 (さびどめゆ) rust preventive oil

改訂新版 世界大百科事典
金属とくに鉄などのさび止めのために用いられる油。防錆(ぼうせい)油ともいう。金属表面に油の保護膜をつくり,空気中の酸素や水分を遮断すること…

ロジン

百科事典マイペディア
松脂(まつやに)の主成分。アビエチン酸C2(/0)H3(/0)O2などの樹脂酸を主成分とする樹脂の総称。松脂を水蒸気蒸留してテレビン油を除く(ガムロジン)…

アセトニトリル アセトニトリル acetonitrile

化学辞典 第2版
C2H3N(41.05).CH3CN.シアン化メチル(methyl cyanide)ともいう.アセチレンとアンモニアの反応でも合成できるが,現在の工業製品は,主としてプロペ…

エチルエーテル(〈ドイツ〉Äthyläther)

デジタル大辞泉
エチルアルコールを濃硫酸によって脱水して得られる、無色で特異臭のある液体。揮発性と引火性が強い。麻酔剤や溶剤として使用。化学式(C2H5)2O …

アニソール anisole

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C6H5OCH3 。メトキシベンゼンのこと。香気ある液体。沸点 155℃。フェノールのメチル化によって得られる。アルコール,エーテルに可溶,水に不…

コロジオン(collodion)

デジタル大辞泉
窒素量11~12パーセントの硝化度の低いニトロセルロースをエーテルとアルコールの混液に溶かしたもの。溶剤が蒸発すると透明な薄膜が残る。傷口の被…

ブタノール(butanol)

デジタル大辞泉
ブタンの水素原子1個が水酸基に置換された構造のアルコール。4種の異性体があり、いずれも無色で特異臭を持つ。工業用の溶剤に使用。化学式C4H9OH …

まんせい‐ちゅうどく【慢性中毒】

デジタル大辞泉
薬毒物などの長期にわたる摂取によって徐々に生体機能に異常をきたす状態。麻薬・酒など薬物依存を生じることもあるが、有機溶剤を扱う職業病や、環…

ラミネータ laminator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ラミネート加工用の機械の総称。加工法により,(1) 水性接着剤を基材に塗工し他の基材を貼合し乾燥して巻取る方式のウェットラミネータ,(2) 有機溶…

石油ベンジン【せきゆベンジン】

百科事典マイペディア
工業ガソリンの一種。単にベンジンとも。沸点30〜150℃のガソリン留分。無色透明な液体で,特異臭を有し,引火しやすい。しみ抜き,機械類の洗浄,各…

松根油【しょうこんゆ】

百科事典マイペディア
マツの根を乾留して得られる油状物質。蒸留・精製によりテレビン油,パインオイル等が得られる。溶剤として重要で,第2次大戦中には接触熱分解等に…

油ワニス アブラワニス oil varnish

化学辞典 第2版
乾性油またはボイル油に樹脂を溶かし,テレビン油などで薄めたもので,揮発性の溶剤が揮発したのち,乾性油が酸化されてなめらかで光沢のある塗膜を…

クロロプレン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] chloroprene ) ブタジエンの塩素化物。化学式 CH2=CClCH=CH2 無色の揮発性液体。水には溶けないが、多くの有機溶剤に溶ける。耐…

さんか‐プロピレン(サンクヮ‥)【酸化プロピレン】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( プロピレンは[英語] propylene ) エーテルに似たにおいの液体。化学式 C3H6O 沸点摂氏三五度。プロピレンから作られる。界面活性剤、合…

メシチルオキシド mesityl oxide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
沸点 130℃の油状液体。水にかなり溶け,多くの有機溶媒と混り合う。アセトンの縮合によって合成され,硝酸セルロース,ゴム,ビニル樹脂などの溶剤と…

ペーパー‐クロマトグラフィー(paper chromatography)

デジタル大辞泉
濾紙ろしの一端に試料溶液をつけ、これを展開させるための溶剤をしみこませ、毛細管現象によって試料混合物中の微量成分を分離・分析する方法。濾紙…

イソプロパノール

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] isopropanol ) イソプロピルアルコールの慣用名。分子式 CH3CH(OH)CH3 無色、揮発性の液体で、引火性が大。工業原料や溶剤、化…

テトラヒドロフラン てとらひどろふらん tetrahydrofuran

日本大百科全書(ニッポニカ)
環内に酸素原子1個をもつ飽和5員環複素環式化合物の一つ。フランに4原子の水素をつけた構造をもつので、フランfuranの名前の頭にテトラtetra(4を表…

ゆう‐ざい【融剤】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 窯業・冶金(やきん)・分析などで、固形の物質を熱して溶かすとき、その物質の本来の融点よりも低い温度で融解させるために加える物質。溶…

こうさい‐ゆう(‥イウ)【虹彩釉】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 釉(うわぐすり)の一つ。ガラス、陶磁器用で絵付けの絵の具ともする。金属の樹脂酸塩を溶剤に溶かしたもので、熱還元して金属膜を作る。虹…

アセトン(acetone)

デジタル大辞泉
特有のにおいのある無色・揮発性の液体。引火性がある。工業的にはプロピレンを酸化するなどして作る。溶剤に用い、またメタクリル樹脂・医薬品など…

トリクロロエチレン(trichloroethylene)

デジタル大辞泉
エチレンの水素原子3個を塩素原子で置き換えた化合物。芳香のある無色の液体。溶剤・ドライクリーニング・殺虫剤などに用いる。有毒。化学式C2HCl3 …

ワニス

百科事典マイペディア
ニスとも。塗料の一種。油ワニス,揮発性ワニスなどの総称。油ワニスは樹脂を乾性油と加熱溶融しドライヤー(乾燥剤)を加えてテレビン油,ミネラル…

しえんか‐たんそ〔シエンクワ‐〕【四塩化炭素】

デジタル大辞泉
炭化水素に塩素を反応させて作る、特異臭のある無色の液体。水にはほとんど溶けず有機溶媒に溶けるので、フレオンの原料、油脂・樹脂の溶剤に利用。…

みず‐ばんそうこう〔みづバンサウカウ〕【水×絆創×膏】

デジタル大辞泉
小さな傷口を保護する衛生材料。粘り気のある液体であるコロジオンなど主成分とし、患部に塗布すると溶剤が揮発して耐水性をもつ被膜となる。殺菌消…

ドライ‐クリーニング(dry cleaning)

デジタル大辞泉
水洗いでなく、蒸気や、揮発性の溶剤を用いて行う洗濯。毛織物・絹・皮革に適する。[類語]洗濯・洗あらい濯すすぎ・浣衣かんい・濯すすぎ物・洗い物…

ウルシオール

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] urushiol ) 漆の主成分。フェノール誘導体の一つで、液状で有機溶剤に溶ける。明治四〇年(一九〇七)真島利行が漆から分離して…

石油ベンジン (せきゆベンジン) petroleum benzine

改訂新版 世界大百科事典
工業ガソリンの一種で,単にベンジンbenzineともいう。沸点30~150℃の軽質のガソリン留分であり,しみ抜き,機械の洗浄,溶剤など多岐の用途に使われ…

リグロイン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] ligroin, ligroine ) ガソリンのうち沸点範囲が摂氏六〇~一二〇度程度のもの。主に実験用溶剤として使用。石油エーテルやベン…

シンナー シンナー thinner

化学辞典 第2版
塗料の希釈や粘度調節に加える溶剤.塗料用シンナーは油性塗料に用いられ,脂肪族炭化水素系である.ラッカーシンナーは芳香族炭化水素,エステル,…

リグロイン リグロイン ligroin

化学辞典 第2版
工業ガソリンの一種で,沸点範囲約70~120 ℃ の石油製品.おもに実験室用溶剤および油脂の抽出に用いる.わが国では,この名称はあまり使用されず,…

ステイン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] stain しみ、よごれの意 ) 木材や繊維の着色剤。色素が素地にしみこんで着色する。溶剤により、アルコールステイン、オイルステ…

ベンジン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] benzine [ドイツ語] Benzin ) 石油分留の際、摂氏六〇~一二〇度で得られる無色透明で引火性の強い液体。しみ抜き、機械洗浄、…

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