三戒
- とっさの日本語便利帳
- 三つの戒めるべきこと(『論語』より)。▽年少期の色欲、壮年期の闘争欲、老いてからの物欲
三大橋
- とっさの日本語便利帳
- 平安時代の▽宇治橋(山城)、山崎橋(山城)、勢多橋(近江)
さまや【▽三摩×耶】
- デジタル大辞泉
- ⇒さんまや
さん‐き【三帰】
- デジタル大辞泉
- 仏語。仏・法・僧の三宝に帰依すること。三帰依さんきえ。
さん‐ぎ【三儀】
- デジタル大辞泉
- 天と地と人。三才。
さん‐きょう〔‐ケウ〕【三教】
- デジタル大辞泉
- 《古くは「さんぎょう」とも》1 三つの教え。また、三つの宗教。㋐儒教・仏教・道教のこと。㋑神道・儒教・仏教のこと。㋒神道・仏教・キリスト教の…
さん‐こくし【三国司】
- デジタル大辞泉
- 室町時代、国司を称した三家。土佐の一条氏、伊勢の北畠きたばたけ氏、飛騨の姉小路あねがこうじ氏。いずれも公家の出で、旧来の国司が存続してきた…
さんごく‐じん【三国人】
- デジタル大辞泉
- 「第三国人」に同じ。
さん‐ざん【三山】
- デジタル大辞泉
- 有名な三つの山。香具山かぐやま・畝傍山うねびやま・耳成山みみなしやまの大和やまと三山、月山がっさん・湯殿山・羽黒山の出羽でわ三山など。「熊…
さん‐じ【三次】
- デジタル大辞泉
- 1 第3回。3度目。また、3度。「三次にわたる調査」「第三次国際会議」2 代数式で、次数が3であること。3乗。「三次曲線」
さん‐しき【三色】
- デジタル大辞泉
- 1 3種の色。さんしょく。2 3種類のもの。みいろ。3 仏語。3種の色法。五根・五境・無表色。
さん‐しきし【三色紙】
- デジタル大辞泉
- 古筆で特に尊ばれている3種の色紙。伝紀貫之筆の寸松庵すんしょうあん色紙、伝小野道風筆の継つぎ色紙、伝藤原行成筆の升ます色紙。
さん‐じげん【三次元】
- デジタル大辞泉
- 1 次元の数が三つあること。縦・横・高さのように、三つの座標で表される広がり。2 (主にアニメーションファンの間で)実在の人物。アニメーショ…
さん‐じゅ【三寿】
- デジタル大辞泉
- 3種類の長寿。上寿(100歳または120歳)・中寿(80歳または100歳)・下寿(60歳または80歳)の三つをいう。
さん‐しゅう〔‐シウ〕【三舟】
- デジタル大辞泉
- 1 三そうのふね。2 平安時代、詩・歌・管弦にすぐれた者をそれぞれに分けて乗せた三そうの舟。みつのふね。勝海舟・高橋泥舟・山岡鉄舟のこと。幕…
さんじゅう‐しょう〔サンヂユウシヤウ〕【三重唱】
- デジタル大辞泉
- 三人の歌い手による重唱。トリオ。
さん‐じょ〔‐ヂヨ〕【三女】
- デジタル大辞泉
- 1 三人の娘。また、三人の女性。2 姉妹のうち3番目に生まれた女の子。
さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三性】
- デジタル大辞泉
- 仏語。1 人の性の3種。善性、悪性、および善でも悪でもない中性の無記むき性。2 一切の存在の本性や状態のあり方を、有無・仮実などを基準として3…
さん‐しょう〔‐セウ〕【三焦/三×膲】
- デジタル大辞泉
- 漢方で、六腑ろっぷの一。三つの熱源の意で、上焦は横隔膜より上部、中焦は上腹部、下焦はへそ以下にあり、体温を保つために絶えず熱を発生している…
さん‐じょう【三乗】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 数学で、同一の数を3回掛け合わせること。立方。a×a×a=a3のように示す。和算では、同一数の掛け算を3回行うことで、4乗にあたる。2…
さん‐しょく【三食】
- デジタル大辞泉
- 3回の食事。特に、朝・昼・晩の三度の食事。「三食付きのツアー」
さん‐せ【三施】
- デジタル大辞泉
- 仏語。3種の布施。財施・法施・無畏施むいせ。
さんぜそう〔サンゼサウ〕【三世相】
- デジタル大辞泉
- 「三世相錦繍文章さんぜそうにしきぶんしょう」の通称。
さん‐ぜん【三千】
- デジタル大辞泉
- 1 千の3倍の数。2 非常に数の多いことを表す語。
さん‐そん【三尊】
- デジタル大辞泉
- 尊ぶべき三人の人。君・父・師。
さん‐だいぶつ【三大仏】
- デジタル大辞泉
- 奈良の東大寺、河内の太平寺、近江おうみの関寺の大仏。後世は奈良の東大寺、鎌倉の高徳院、京都の方広寺の大仏をいう。
さんだん‐かざり【三段飾り】
- デジタル大辞泉
- 上段に内裏雛、中段に三人官女、下段に道具類を飾った雛飾り。
さん‐ディー【3D】[three dimensions]
- デジタル大辞泉
- 《three dimensions》⇒スリーディメンション
さん‐どう〔‐ダウ〕【三道】
- デジタル大辞泉
- 1 「三行さんこう」に同じ。2 律令制で大学寮に設置された3学科。明経みょうぎょう道・明法みょうぼう道・算道。3 兵家で、兵を用いる三つの方法…
さん‐ろん【三論】
- デジタル大辞泉
- 1 三論宗がよりどころとする3種の経典。竜樹の「中論」「十二門論」、およびその弟子提婆だいばの「百論」。2 「三論宗」の略。
けいさん【景三】
- デジタル大辞泉
- ⇒横川景三おうせんけいさん
さん‐としより【三年寄】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、江戸の町年寄を世襲した奈良屋・樽屋・喜多村三家のこと。
さん‐ぬ〔‐ウ〕【三有】
- デジタル大辞泉
- 《「さんう」の連声れんじょう》仏語。1 欲界・色界・無色界の三界の生存である欲有・色有・無色有。2 現在の生存である本有、未来の当有、その中…
さんぱく‐がん【三白眼】
- デジタル大辞泉
- 黒目が上方にかたよって、左右と下部の三方に白目のある目。人相学上、凶相とされる。[類語]白目
さん‐ひめ【三姫】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎で、時代物の姫役のうち至難とされる三役。「本朝廿四孝」の八重垣姫、「鎌倉三代記」の時姫、「祇園ぎおん祭礼信仰記」の雪姫。
さん‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【三奉行】
- デジタル大辞泉
- 江戸幕府の三つの奉行。寺社奉行・勘定奉行・町奉行。
さん‐ぼう〔‐バウ〕【三房】
- デジタル大辞泉
- 名前に「房」の字を持つ、学問・和歌に秀でた三人の称。平安時代の藤原伊房ふじわらのこれふさ・藤原為房・大江匡房おおえのまさふさ。また、鎌倉末…
さんぼだい【三×菩▽提】
- デジタル大辞泉
- 《〈梵〉saṃbodhiの音写》「阿耨多羅三藐あのくたらさんみゃく三菩提」の略。
三役
- 知恵蔵
- 小結、関脇、大関のことを指す。番付上には必ず東西各1人以上、置かなくてはいけないのが不文律。大関が1人になった場合は、横綱が大関を兼務し「横…
さん‐いん【三陰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国の古代医学で、三陰三陽という経絡(けいらく)の経の名。三陰三陽は経絡を陰陽で説明したもので、手と足にそれぞれ三種の陰陽の経絡…
さん‐えき【三益】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三種類の利益。[初出の実例]「三益(さんヱキ) 一には安レ分以養レ福二には寛レ胃以レ気三には省レ費以養レ財〈東坡䟽食三益〉」(出典:…
さん‐えきゆう(‥エキイウ)【三益友】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「論語‐季氏」の「益者三友、損者三友。友レ直、友レ諒、友二多聞一益矣。友二便辟一、友二善柔一、友二便佞一損矣」による語 ) 交際…
さん‐かい(‥クヮイ)【三槐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 中国、周代に太師・太傅(たいふ)・太保の三公が、朝廷の庭に植えた三本の槐(えんじゅ)に対座して執務にあたったところから ) 「さんこ…
さん‐かん【三寒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 きびしい寒さが数日続くこと。また、その日々。《 季語・冬 》
さん‐かん【三羹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 和菓子の羊羹(ようかん)、鼈羹(べっかん)、猪羹(ちょかん)の総称。〔庖丁聞書(室町末か)〕
さん‐くよう(‥クヤウ)【三供養】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 財物、香花などを捧げる財供養、菩提心を起こして自利利他の二つを行ずる法供養、一切の円融無碍(えんゆうむげ)を観ずる観行供養…
さん‐げん【三玄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仏語。臨済が修行者を教導する方法として説いた方法の一つ。ただし内容は明確ではない。後世、体中玄・句中玄・玄中玄の三つよりなると…
さん‐こ【三呼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三たび呼ぶこと。特に天子の賀を祝して万歳を三たび叫ぶこと。山呼。[初出の実例]「吾実に大日本帝国のために、万歳を三呼(さんコ)せずん…
さん‐こ【三鈷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんご」とも ) 仏語。密教の修法(ずほう)に用いる仏具の一つ。金剛杵(こんごうしょ)の一種で、三鈷杵のこと。両端が三つまたに分か…
さん‐こう(‥カウ)【三香】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 絵画で、画題として菊・桂・水仙を描くことをいう。