おお‐うけ〔おほ‐〕【大受け】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)非常によい評判を得ること。大変な人気を得ること。「大受けに受ける」「困ったあげくに出たギャグが大受けする」
おお‐うなぎ〔おほ‐〕【大×鰻】
- デジタル大辞泉
- ウナギ科の魚。全長約2メートルにもなる。熱帯性で、日本では黒潮の影響のある地方に生息し、利根川が北限。
おお‐うりだし〔おほ‐〕【大売(り)出(し)】
- デジタル大辞泉
- 商店で、ある特定の期間、値引きや福引きなどの催しをして商品を大量に販売すること。「中元大売り出し」
おお‐がさ〔おほ‐〕【大傘/大×笠】
- デジタル大辞泉
- 柄の長い大きな傘。特に、儀式の際、先行の貴人に後ろからさしかける柄の長い大きな傘。
おお‐かざし〔おほ‐〕【大×翳】
- デジタル大辞泉
- 近世、宮中の女房の用いた檜扇ひおうぎ。大形に作って顔にかざして用いたところからいう。
おお‐がり〔おほ‐〕【大×雁/×鴻】
- デジタル大辞泉
- 1 ヒシクイの別名。2 ガチョウの別名。
おおき‐おまえ〔おほきおまへ〕【大▽御前】
- デジタル大辞泉
- 身分の高い人の中でも年齢・地位が上のほうの人を敬っていう語。「―の御覧ぜざらむほどに」〈源・浮舟〉
おお‐きど〔おほ‐〕【大木戸】
- デジタル大辞泉
- 1 《「大城戸おおきど」の意》大きな城門。2 近世、国境や都市の出入り口に設けた関門。3 近世、芝居小屋の木戸番の頭のこと。4 大坂の遊郭、新…
おお‐ぐれ〔おほ‐〕【大暮れ】
- デジタル大辞泉
- 年の暮れ。おおみそか。「九月の節句過ぎより―までは遠い事のやうに思ひ」〈浮・胸算用・三〉
おお‐ごしょう〔おほごシヤウ〕【大小姓】
- デジタル大辞泉
- 小姓で、年配の者。使者役や主君への取り次ぎなどをした。元服した小姓。⇔小小姓こごしょう。
おおさか‐ど〔おほさか‐〕【大坂戸】
- デジタル大辞泉
- 漆喰しっくい塗りにした、土蔵の引き込み戸。
おお‐さくらそう〔おほさくらサウ〕【大桜草】
- デジタル大辞泉
- サクラソウ科の多年草。深山の日当たりのよい湿地に自生。葉は根際からでて、夏、高さ20~40センチの花茎を伸ばし、紅紫色の花を数個輪状につける。
おお‐ざけ〔おほ‐〕【大酒】
- デジタル大辞泉
- 多量の酒。たいしゅ。「大酒をくらう」[類語]大酒たいしゅ・鯨飲・痛飲・深酒ふかざけ・飲み過ぎ・飲み明かす・飲み倒す・飲み潰れる・酔い潰れる
おお‐しばい〔おほしばゐ〕【大芝居】
- デジタル大辞泉
- 1 規模の大がかりな芝居。また、名優が多く出演する芝居。2 目的を遂げるために、運を天にまかせて行う、人目を欺くはかりごと。「大芝居を打つ」…
おお‐しょうこ〔おほシヤウコ〕【大×鉦鼓】
- デジタル大辞泉
- 雅楽器の一つで、鉦鼓の大型のもの。舞楽に用いる。だいしょうこ。
おお‐そうだい〔おほ‐〕【大総代】
- デジタル大辞泉
- ⇒大庄屋おおじょうや
おお‐そと〔おほ‐〕【大外】
- デジタル大辞泉
- 競馬で、コースの各コーナーの最も外寄りのところ。「大外を回る」
おお‐だすかり〔おほ‐〕【大助かり】
- デジタル大辞泉
- 非常に助かること。「手伝いに来てくれるとは大助かりだ」
おお‐ときん〔おほ‐〕【大×兜巾】
- デジタル大辞泉
- 能の装束で、天狗の役が頭にかぶる金襴きんらん製の大きな兜巾。
おお‐とじ〔おほ‐〕【大▽刀自】
- デジタル大辞泉
- 1 上代、天皇のそばに仕えた女性の称号。2 妃の次位の、天皇の妻の称。
おお‐とのい〔おほとのゐ〕【大宿=直】
- デジタル大辞泉
- 大内裏を守護する人の詰め所。大宿直所。
おお‐とり〔おほ‐〕【大取(り)】
- デジタル大辞泉
- 《多く「大トリ」と書く》演芸会などで最後に出演する人。紅白歌合戦のように、出演者が複数の組に分かれている場合に、各組の中で最後になる人と区…
おお‐なんど〔おほ‐〕【大納戸】
- デジタル大辞泉
- 納戸方の一。江戸時代、将軍・大名の納戸を管理して衣服・器物の出納をした役。御納戸。→小納戸
おお‐にゅうどう〔おほニフダウ〕【大入道】
- デジタル大辞泉
- からだの大きな坊主頭の男。また、その姿の化け物。
おお‐ぬさ〔おほ‐〕【大▽幣】
- デジタル大辞泉
- 1 大祓おおはらえのときに用いる大串につけた、ぬさ。祓はらえのあと、人々がこれを引き寄せて身のけがれをそれに移して、川に流したという。「―の…
おお‐はくちょう〔おほハクテウ〕【大白鳥/大×鵠】
- デジタル大辞泉
- カモ科の鳥。全長約1.4メートル。全身白色で、くちばしの黄色い部分はコハクチョウより大きい。脚は黒色。ユーラシア北部で繁殖し、日本には冬鳥とし…
おお‐ひえ〔おほ‐〕【大比叡】
- デジタル大辞泉
- 比叡山の二峰のうち、大きいほうの呼称。大岳おおだけ。
おお‐びら〔おほ‐〕【大びら】
- デジタル大辞泉
- [形動][文][ナリ]「大っぴら」に同じ。「芸者の方が―で、面倒臭くなくって」〈荷風・つゆのあとさき〉
おお‐ぶき〔おほ‐〕【大×袘】
- デジタル大辞泉
- 着物の裾や袖口の裏地を大きく折り返して表地に縫いつけ、縁のようにしたもの。花嫁衣装の打掛などにみられる。
おお‐ぶく〔おほ‐〕【大服/大福】
- デジタル大辞泉
- 1 茶や薬を一度にたくさん飲むこと。2 「大服茶」の略。
おお‐ぼうしょ〔おほ‐〕【大奉書】
- デジタル大辞泉
- 大判の奉書紙。縦約40センチ、横約55センチ。
おお‐みこともち〔おほ‐〕【大=宰】
- デジタル大辞泉
- 《「みこともち」は勅旨を受けて任地を治める官》大宰府だざいふの官吏。
おお‐みやすんどころ〔おほ‐〕【大▽御▽息所】
- デジタル大辞泉
- 先帝の御息所。また、天皇の母。おおみやすどころ。「―とていますがりけるいとこなりけり」〈伊勢・六五〉
おお‐むね〔おほ‐〕【大棟】
- デジタル大辞泉
- 屋根の頂部の、水平な棟。
おお‐わきざし〔おほ‐〕【大脇差】
- デジタル大辞泉
- 長大な脇差。長脇差。
おお‐わらいたけ〔おほわらひたけ〕【大笑×茸】
- デジタル大辞泉
- ヒメノガステル科のキノコ。夏から秋に林内の枯れ株に発生。高さ5~17センチ。全体に黄金色または黄褐色。有毒で、食べると神経の異常な興奮を起こす…
くう‐だい【空大】
- デジタル大辞泉
- 仏語。五大・六大の一。無礙むげ(何物にも妨げられないこと)を本性とし、無障(障りとならないこと)を働きとして、万物の存在を可能にしているも…
じつぶつ‐だい【実物大】
- デジタル大辞泉
- 実物と同じ大きさであること。「実物大の写真」[類語]原寸・等身大
だい‐じょう【大判=官】
- デジタル大辞泉
- 律令制で、判官じょうのうちの上位の官。少判官しょうじょうの上。
だい‐じょうみゃく〔‐ジヤウミヤク〕【大静脈】
- デジタル大辞泉
- 静脈血を集めて右心房に導く静脈の本幹。頭部・胸部・上肢部から集める上大静脈と、下肢および腹腔内臓器から集める下大静脈とがある。
だいず‐かす〔ダイヅ‐〕【大豆×粕】
- デジタル大辞泉
- 大豆から油を絞りとったあとのかす。飼料・肥料とする。
だいず‐ゆ〔ダイヅ‐〕【大豆油】
- デジタル大辞泉
- 大豆からとった油。半乾性か乾性で、食用にするほか硬化油・ボイル油に用いる。だいずあぶら。
だい‐てんぐ【大天×狗】
- デジタル大辞泉
- 1 大きい天狗。位の高い、力のある天狗。2 非常に高慢なこと。また、その人。「銘々―で、他人を軽蔑し」〈鉄腸・雪中梅〉
だいと【大都】[地名]
- デジタル大辞泉
- 中国、元の国都。現在の北京。モンゴル語でカンバリク(汗の都城の意)ともよばれた。
だい‐どく【大毒】
- デジタル大辞泉
- 《「たいどく」とも》たいへんな毒。また、大きな害となるもの。
だい‐の【大の】
- デジタル大辞泉
- [連体]1 大きな。りっぱな。一人前の。「大のおとなが涙を流す」2 非常な。たいへんな。「大の仲よし」
だい‐びゃくえ【大白▽衣】
- デジタル大辞泉
- 「大白衣法」の略。《「大白衣観音」の略》三十三観音の一、白衣観音のこと。
たい‐ふく【大腹/太腹】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]1 おおきなはら。ふといはら。2 度量の大きいこと。また、そのさま。「―な先生の事だから」〈真山・家鴨飼〉
だい‐プリニウス【大プリニウス】
- デジタル大辞泉
- ⇒プリニウス
だい‐べん【大弁/大×辨】
- デジタル大辞泉
- 律令制で、太政官だいじょうかんの判官じょうである弁官のうち、中弁の上位。従四位上相当。おおともい。→弁官