野村博 (のむら-ひろし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1886-1969 大正-昭和時代の化学者。明治19年9月1日生まれ。大正15年東北帝大教授。有機化学の研究をおこない,昭和8年「ショウガの辛味成分の研究」…
ガマ毒 ガマどく toad poison
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ヒキガエルの皮膚腺,特に耳下腺から多量に分泌される乳白色の粘液性の毒液。成分はステロイド配糖体とスベリルアルギニンなどの種々の結合物で,ブ…
ボストン岩
- 岩石学辞典
- 優白質のアルカリ閃長岩アプライトで,粗面完晶質組織をもつ岩石.ほとんど全部が曹長石,アノーソクレース,Na-正長石などのアルカリ長石からなり,…
メラノフログ石 めらのふろぐせき melanophlogite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 二酸化ケイ素(SiO2)を主体とするクラスレイト化合物(包接化合物)の鉱物。メラノフロジャイトともいう。2010年(平成22)に発見された新鉱物千葉…
ジョチュウギク (除虫菊) Dalmatian pyrethrum Chrysanthemum cinerariaefolium (Trev.) Bocc.
- 改訂新版 世界大百科事典
- キク科の多年草。シロバナムシヨケギク,また単にムシヨケギクとも呼び,殺虫剤の原料とするために栽培される。原産地はバルカン半島のダルマティア…
膠 にかわ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 動物の骨,皮,腱 (けん) などから抽出したゼラチンを主成分とする物質。木竹工芸の接着剤あるいは東洋画の顔料の溶剤など用途が広い。通常,板状か…
蛍石(データノート) ほたるいしでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 蛍石英名fluorite化学式CaF2少量成分ΣY,ΣCe,Sr結晶系等軸硬度4比重3.18色無,淡緑,淡紫,淡褐光沢ガラス条痕白劈開四方向に完全(「劈開」の項目を…
ラピスラズリ(データノート) らぴすらずりでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ラピスラズリ英名lapis lazuli,lazurite化学式(Na,Ca)8Si6Al6O24[(SO4),S,Cl,(OH)]2少量成分―結晶系等軸硬度5~5.5比重2.4~2.5色群青,菫青光沢ガラ…
緑鉛鉱(データノート) りょくえんこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 緑鉛鉱英名pyromorphite化学式Pb5[Cl|(PO4)3]少量成分Ca,OH,As,V結晶系六方硬度3.5~4比重7.14色淡黄,灰緑,淡褐,白光沢樹脂条痕白劈開無(「劈…
緑礬(データノート) りょくばんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 緑礬英名melanterite化学式Fe2+[SO4]・7H2O少量成分Cu,Zn,Mg結晶系単斜硬度2比重1.90色淡青緑光沢ガラス条痕白劈開一方向に完全(「劈開」の項目を…
ローソン石(データノート) ろーそんせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ローソン石英名lawsonite化学式CaAl2Si2O7(OH)2・H2O少量成分―結晶系斜方硬度6比重3.1色無,白,帯青,帯桃光沢ガラス~脂肪条痕白劈開二方向に完全…
ポルフィリン‐しょう(‥シャウ)【ポルフィリン症】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] porphyria の訳語 ) 血液中のヘモグロビンの色素成分であるポルフィリンが多量に増加する病気。主に先天性の代謝異常によるもの…
へいさ‐けっかんけい(‥ケックヮンケイ)【閉鎖血管系】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 血液循環系の一つ。動脈と静脈の末端部が毛細血管でつながり、血液の主要な成分の大部分が、血管系内を循環するもの。組織間に滲浸するの…
か‐ひ【痂皮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 水疱(すいほう)や膿疱(のうほう)が破れて、血清や膿(うみ)、その他の組織成分が乾いて、かたまったもの。かさぶた。[初出の実例]「全身の…
だん‐かい【団塊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① かたまり。[初出の実例]「次に烟草の団塊を砕く器を観る」(出典:航西日乗(1881‐84)〈成島柳北〉四月二三日)② 堆積岩中に存在する球や…
オイホール オイホール euphol
- 化学辞典 第2版
- C30H50O(426.70).オイファン骨格をもつ四環性トリテルペンアルコール.サボテンダイギクEuphorbia resiniferaなどをはじめ,トウダイグサ科の植物の…
ペプチドグリカン ペプチドグリカン peptideglycan
- 化学辞典 第2版
- 原核生物の細胞壁構成成分の一つ.網状ポリマーで,縦糸に相当する糖鎖の間をペプチドが横糸のように架橋しており,細胞壁に強度を与えている.ペニ…
化学合成無機栄養生物
- 栄養・生化学辞典
- 化学合成独立栄養生物,無機栄養生物,独立栄養生物,独立栄養体,自家栄養生物ともいわれる生物,すなわちエネルギーの獲得と自己の体成分の合成…
単純温泉 たんじゅんおんせん simple waters spring
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 温泉の一種。日本薬学会の定義によれば,25℃以上の温度をもち,遊離炭酸および固形成分の含有量が水 1kg中に 1g未満のもの。国によってこの定義は異…
残留鉱床 ざんりゅうこうしょう residual deposit
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 風化作用によって岩石中の有用成分または有用鉱物が地表に残留し,あるいは土壌の中に団塊状となって集中し,生じた鉱床。風化残留鉱床,露天化残留…
阿武隈石(データノート) あぶくませきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 阿武隈石英名britholite-(Y),abukumalite化学式(Ca,Y)5(SiO4,PO4)3(OH,F)少量成分Ce,Fe,Mn,Al結晶系六方硬度5比重4.3~4.6色褐黒光沢ガラス条痕白劈…
エプソマイト(データノート) えぷそまいとでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- エプソマイト英名epsomite化学式Mg[SO4]・7H2O少量成分Zn,Fe,Co,Ni,Mn,Cu結晶系斜方(直方)硬度2~2.5比重1.68色無,白光沢ガラス,絹糸,土状条痕…
塩化アンモン石(データノート) えんかあんもんせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 塩化アンモン石英名salammoniac化学式NH4Cl少量成分―結晶系等軸硬度1~2比重1.535色無,白,灰光沢ガラス条痕白劈開無(「劈開」の項目を参照)その…
大隅石(データノート) おおすみせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大隅石英名osumilite化学式(K,Na)(Fe2+,Mg)2(Al,Fe3+)3(Si,Al)12O30・H2O少量成分Ca結晶系六方硬度7比重2.6色暗菫光沢ガラス条痕白~帯青白劈開無(…
コンドロ石(データノート) こんどろせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- コンドロ石英名chondrodite化学式Mg5(SiO4)2(F,OH)2少量成分Fe2+,Ti結晶系単斜硬度6~6.5比重3.1~3.2色黄,褐,淡緑光沢ガラス条痕白~淡黄劈開無(…
ソーダ雲母(データノート) そーだうんもでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ソーダ雲母英名paragonite化学式NaAl2AlSi3O10(OH)2少量成分K,Mg,Fe3+結晶系単斜硬度2.5比重2.8~2.9色白,淡黄,淡紅光沢真珠条痕白劈開一方向に完…
デラフォス石(データノート) でらふぉすせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- デラフォス石英名delafossite化学式Cu1+Fe3+O2少量成分報告なし結晶系三方硬度5.5。もろいので皮膜状のものはこれより低く感ずる比重5.52色黒光沢亜…
トロイリ鉱(データノート) とろいりこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トロイリ鉱英名troilite化学式FeS少量成分報告なし結晶系六方硬度3.5~4.5比重4.85色淡灰褐。空気中で速やかにさび,褐色の表面をつくる光沢金属条痕…
エコベール
- デジタル大辞泉プラス
- ベルギー、ECOVER社が製造・販売する住宅用洗剤のブランド名。植物やミネラル由来成分を使用し、石油系化学物質を使用しない。台所用、洗濯用など用…
全変晶質系列
- 岩石学辞典
- 変成岩の鉱物の配列で,結晶の形の完全さが減少する順序[Becke : 1903].本来は結晶片岩の成分についてのみ考えられたものである.この系列は結晶…
ナイキスト‐しゅうはすう〔‐シウハスウ〕【ナイキスト周波数】
- デジタル大辞泉
- 《Nyquist frequency》アナログ信号をデジタル信号に変換するときのサンプリング周波数の、1/2の周波数。米国の物理学者ナイキストの標本化定理によ…
せいせい‐ねつ【生成熱】
- デジタル大辞泉
- 反応熱の一種。ある化合物を成分元素の単体から合成するときに発生、または吸収される熱量。ふつう化合物1モル当たりの熱量で表される。また、熱力学…
ガラクトース血症 (ガラクトースけっしょう) galactosemia
- 改訂新版 世界大百科事典
- 酵素が欠乏して,乳糖の成分であるガラクトースを分解できないために起こる遺伝病。生後まもなくの哺乳期間中に白内障,黄疸,肝腎障害を起こす。早…
ガロナイト
- 岩石学辞典
- オージャイト黒雲母メラ閃緑岩で,黒雲母,オージャイト,アンデシンが主で少量の角閃石がオージャイトとの反応関係として含まれている.副成分には…
ウィグナー‐エッカルトの定理【Wigner-Eckart theorem】
- 法則の辞典
- 量子力学において,角運動量の固有状態に対する球面テンソル演算子 Tq(k) の行列要素が,クレプシュ‐ゴルダン係数で と表現できるという定理.ここ…
セメント質 せめんとしつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 歯根の表面を覆う石灰化組織をいう。歯根膜の線維が付着しており、歯を歯槽骨内に保持するのに重要な役割を果たす。無機質成分量は40%で、象牙質(ぞ…
粉茶
- 知恵蔵mini
- 煎茶をつくる時に派生物として出来る粉のように細かい茶葉のこと。茶葉を粉砕し粉にした「粉末茶」とは違い、淹れた後に細かい茶葉が残る。また同じ…
加成性 カセイセイ additive property, additivity
- 化学辞典 第2版
- 一つの系(混合物および化合物)の性質を表す量が,その系を構成する成分の相当した量の和に等しいような性質.厳密に加成的な性質は質量ぐらいで,混…
エメリー えめりー emery
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- おもに粘土岩の熱変成作用によって生成されたアルミニウムを主成分とする比較的細粒均質で硬い岩石、あるいはこれから得られた研磨剤の名称。主成分…
高炉ガス (こうろガス) blast furnace gas
- 改訂新版 世界大百科事典
- 略称BFG。製鉄所の高炉(溶鉱炉)から発生するガスをいう。その発生量は高炉で生産される銑鉄1tあたりおよそ1500m3(標準状態換算)であり,その組成…
ジンギベレン zingiberene
- 改訂新版 世界大百科事典
- ショウガZingiber officinaleの根茎に含まれる精油の主成分で,セスキテルペン類の一種。沸点130℃(14mmHg),比旋光度[α]D=-73.38℃,屈折率n D2…
ダムル石化作用
- 岩石学辞典
- 岩石中の長石などのアルミノ珪酸塩がダムル石(damourite)に変化すること.ダムル石は水性雲母の一種で,成分はほとんど白雲母と同じものであるが[…
白鉄鉱(データノート) はくてっこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 白鉄鉱英名marcasite化学式FeS2少量成分Ni,Co,Se,As結晶系斜方(直方)硬度6~6.5比重4.88色真鍮黄光沢金属条痕帯緑黒劈開二方向にやや明瞭(「劈開…
パイロクロアイト(データノート) ぱいろくろあいとでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- パイロクロアイト英名pyrochroite化学式Mn(OH)2少量成分Mn3+,Mg,Zn結晶系三方硬度2.5比重3.25色白。空気中で褐色化光沢真珠条痕白。直ちに褐色化劈開…
ひすい(データノート) ひすいでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ひすい英名jadeite化学式NaAlSi2O6少量成分Ca,Mg,Fe,Cr,Ti結晶系単斜硬度7比重3.3色白,淡緑~緑,淡紫光沢ガラス条痕白劈開二方向に完全(「劈開」…
辰馬本家酒造
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「辰馬本家酒造株式会社」。英文社名「Tatsuuma-Honke Brewing Co., Ltd.」。食料品製造業。寛文2年(1662)創業。大正6年(1917)設立。本社は…
じんつうゆうはつ‐ざい〔ヂンツウイウハツ‐〕【陣痛誘発剤】
- デジタル大辞泉
- 子宮の収縮を促し、陣痛を引き起こす薬剤。微弱陣痛で分娩が長時間に及ぶ場合や、過期妊娠などの場合に、分娩を促すために投与される。成分は、自然…
TM波 ティーエムは TM wave
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- E波ともいう。電磁波の伝搬モードの1種。伝搬方向を z 軸とするとき,磁場 H の z 成分が Hz=0 の電磁波で,電場は縦横波,磁場は横波である。導波…
固結作用 こけつさよう cementation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 軟らかい堆積物が固結する作用。続成作用の一部。堆積物を構成している粒子間に,水に溶解している鉱物成分が沈殿することにより各粒子が固結する。…
褐錫鉱(データノート) かっしゃくこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 褐錫鉱英名stannoidite化学式Cu8(Fe2+,Zn)Fe3+2Sn2S12少量成分Ag,Ge結晶系斜方(直方)硬度~4比重4.68色真鍮褐光沢金属条痕暗褐灰劈開無(「劈開」…