ホール
- 百科事典マイペディア
- 英国の古代学者。1896年大英博物館に入り,1924年―1930年エジプト・アッシリア部長。メソポタミアではウバイドやウル,エジプトではデル・エル・バハ…
サマリア
- 精選版 日本国語大辞典
- ( [ギリシア語] Samaria ) パレスチナ中央部の丘陵地帯にあった古代北イスラエル王国の首都。紀元前八八七年頃、イスラエル王オムリが建設。前七二二…
アルメニア[古代] アルメニア[こだい] Armenia, ancient
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 小アジアとカスピ海との間にはさまれた地域。現在,アルメニア,トルコ,イラン領に3分されている。前9~7世紀にはウラルトゥ王国が繁栄し,前7世紀…
新バビロニア(しんバビロニア) Neo-Babylonia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前625~前539アラム人の一派カルデア人がバビロニアに建てた王国。ナボポラッサルは前625年アッシリアから独立し,メディア,リュディアと連合してア…
カルケミシュ Carchemish
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北シリア(現,トルコ領),ユーフラテス川西岸の古代都市。ヒッタイト帝国と連合していたが,しばしばエジプト第18,19王朝の征服地名表に出る(ラ…
テル・ハラフ てるはらふ Tell Halaf
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- シリアのトルコ国境に近いメソポタミア北部にある遺跡。ユーフラテス川に注ぐハーブール川が、平原で大きく北東に湾曲した所に位置する。紀元前5000…
ネブカドネザル‐にせい【ネブカドネザル二世】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Nebuchadnezzar II ) カルデア王国(新バビロニア)第二代の王(在位前六〇四‐前五六二)。アッシリアを滅ぼし、シリア、パレスチナを征服。ユダ…
ことアレッポ【古都アレッポ】
- 世界遺産詳解
- 1986年に登録されたシリアの世界遺産(文化遺産)。アレッポは、首都ダマスカスの北約300km、トルコ国境に近い内陸高原にあるシリア第2の都市。ユー…
ブルガリア【勃牙利】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Bulgaria ) ヨーロッパ南東部、バルカン半島の黒海岸にある共和国。六八一年成立の第一ブルガリア帝国、一一八六年成立の第二ブルガリア帝国につづ…
カルカル Karkar; Qarqar
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シリアのハマテの北西 25kmのオロンテス川中流東岸の古代の要塞。現キルベドカルクール。前 853年にアッシリアのシャルマネゼル3世とダマスカスを盟…
チューノム(字喃) チューノム Chữ nôm
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 漢字を利用してつくられたベトナム文字。「話しことばの文字」の意。14世紀頃から用いられ,当時の公用文字が漢字(チューニョー〈字儒〉と呼ばれた…
ミタンニ王国【ミタンニおうこく】
- 百科事典マイペディア
- 古代オリエントの王国。Mitanni。支配階級はインド・アーリヤ系。前2千年紀前半,フルリ系民族にひき続いてメソポタミア,シリアに侵入,馬と戦車戦…
ジッグラト
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [アッシリア語] ziggurat ) 古代メソポタミアの諸都市に設けられた、階段状の塔の形をした建築物。順次小さくなる方形の壇を三~七層か…
サルゴン[2世] Sargon Ⅱ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代アッシリアの王。在位,前721-前705年。アッカド語ではシャッル・キンŠarru-kin。新アッシリア時代末期に帝国の最盛期を現出した,4代95年にわた…
ザグレブ(Zagreb)
- デジタル大辞泉
- クロアチア共和国の首都。機械・金属工業が発達。オーストリア帝国時代はアグラムといった。人口、行政区69万(2001)。
ボロゲセス3世 ボロゲセスさんせい Vologases III
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]192古代イラン,アルサケス朝パルティア帝国の王 (在位 148~192) 。その治世の前半,同朝の統一を回復したが,161年にカッパドキアとシリ…
アレクシウス3世 アレクシウスさんせい Alexius III Angelus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]1211ビザンチン皇帝 (在位 1195~1203) 。兄のイサキウス2世に対する軍の反対皇帝として立ち,兄を監禁して即位。権力欲のみ強い軟弱かつ無…
ルセ(Ruse/Русе)
- デジタル大辞泉
- ブルガリア北部の都市。ドナウ川を挟んでルーマニアと国境を接し、対岸の都市ジュルジュと橋で結ばれる。1世紀にローマ帝国の要塞セクサギンタプリス…
ボアズキョイ ぼあずきょい Boazköy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トルコの首都アンカラのほぼ東150キロメートルに位置するヒッタイト帝国の都。古代名ハットゥシャあるいはハットゥサ。1906~1907年、1911~1912年の…
オリエン太
- デジタル大辞泉プラス
- 岡山県岡山市にある岡山市立オリエント美術館のキャラクター。同館で展示されているアッシリアレリーフ(有翼鷲頭精霊像浮彫(ゆうよくしゅうとうせい…
チリダテス2世[古代イラン] チリダテスにせい[こだいイラン] Tiridates II
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルサケス朝パルティア帝国の王 (在位前 30頃~25) 。前 32年頃反乱を起し,一時フラーテス4世にスキタイへの避難を強いたが,やがてフラーテスによ…
ネパール‐ご【ネパール語】
- デジタル大辞泉
- インド‐ヨーロッパ語族のインド語派に属する言語。ネパール連邦民主共和国の公用語。梵字系のナーガリー文字を使用。
カッパドキア
- 百科事典マイペディア
- 小アジア東部地方(現トルコ領)の古名。時代により地域は不定。前19世紀ころアッシリア時代に建設された植民市キュルテペは奴隷・鉱産物の大交易地…
カラク Kalach; Calah
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- カラフとも呼ばれる。アッシリアの古代都市。現イラク北部のマウシル州ニムルード。前 13世紀にアッシリア王シャルマネゼル1世 (在位前 1275~45) に…
スロベニア‐ご【スロベニア語】
- デジタル大辞泉
- インド‐ヨーロッパ語族のスラブ語派に属する言語。スロベニア共和国の公用語。ラテン文字(ローマ字)を用いる。
カネシュ Kanesh
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- トルコ,カッパドキア地方の古代都市。現在のキュルテペ。前20~前19世紀メソポタミアの商品(織物,錫(すず))とアナトリアの物資(銀)を交換するアッ…
キュルテペ遺跡 キュルテペいせき Kültepe
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- トルコ中央高原地帯カイセリー (カエサレア) の北東 20kmにある青銅器時代のテル。遺跡は直径約 1.5kmの円形を呈し,前期青銅器時代末 (前 2300頃) …
ニニブ Ninib
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- バビロニア=アッシリア神話の神。大気の神エンリルの長子。旺盛な行動力をもち,春の太陽神マルドゥクに対し,彼は夏と日中の太陽の神である。アッ…
バビロニア語 バビロニアご Babylonian language
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代メソポタミア南部のバビロニアの言語。セム語族に属し,アッシリア語と並ぶ,アッカド語の二大方言の一つ。前 2000年頃から行われ,前9世紀頃に…
イザヤ Isaiah
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前8~前7世紀のイスラエルの預言者。南王国(ユダ王国)のウジヤ(アザルヤ)王からマナセ王までの間活動。シリア‐エフライム戦争,北王国(イスラエル王…
バビロン Babylon
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ユーフラテス川河畔にある古代都市「神の門」の意。前30世紀ごろ建設。ハンムラビ王のとき古バビロニア王国の首都となり,のちアッシリアの支配時代…
サミュエル・ノア クレーマー Samuel Noa Kramer
- 20世紀西洋人名事典
- 1897.9.28 - ? 米国のシュメール学者。 ペンシルべニア大学アッシリア学教授。 ソ連(ロシア)生まれ。 ロシアに生まれたが、1906年米国に移住した。…
ラテンご【ラテン語】
- 世界の主要言語がわかる事典
- インドヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語。現在は死語だが、学術用語やバチカン市国の公用語などで使われている。もとはローマ周辺のラテ…
サムイル‐ようさい〔‐エウサイ〕【サムイル要塞】
- デジタル大辞泉
- 《Samoilova tvrdina》北マケドニア西部の都市オフリドにある要塞。第一次ブルガリア帝国の皇帝サムイルにより、10世紀末から11世紀初頭にかけて建造…
メソポタミア(Mesopotamia)
- デジタル大辞泉
- 《二つの川の間の土地の意》西アジアのチグリス川とユーフラテス川の流域地方。大部分がイラクに属する。バグダッド付近を境に、北部の台地はアッシ…
アマルナ文書(アマルナもんじょ)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- テル・エル・アマルナ遺跡から発見(1887年)された世界最古の外交文書。アメンヘテプ3世,アメンヘテプ4世,ツタンカーメンの治世にヒッタイト,ミタ…
セミラミス せみらみす Semiramis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 伝説的なバビロンの女王。シリアの女神デルケトとカユストロスとの間に生まれたが、すぐに捨て子にされ、鳩(はと)と羊飼いに育てられた。成長後はそ…
アッシュール=バニパル Assur-banipal
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ?〜前626アッシリア末期の王(在位前669〜前626)エジプト・エラム・アラビアを支配したが,王国は衰退期にはいった。王は首都ニネヴェに壮麗な王宮…
くさびがた‐もじ【楔形文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紀元前三五〇〇年頃から紀元前数世紀までアッシリア、バビロニア、ペルシアなどで広く用いられた文字。その遺品は、粘土板に葦(あし)の茎…
だいてんしミハイル‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【大天使ミハイル教会】
- デジタル大辞泉
- 《Tsarkva Sveti Arhangel Mihail/Църквата Свети Архангел Михаил》ブルガリア中部の町トリャブナにある教会。13世紀、第二次ブルガリア帝国の時代…
モスル もする Mosul
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イラク北部の都市で、ニナワ(ニネベ)州Ninawa(Nineveh)の州都。正式にはアル・マウシルAl-Mawsilという。人口66万4221(1987センサス)、179万16…
ニネベ にねべ Nineveh
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イラク北部、モスルのティグリス川を挟んだ対岸に位置する都市遺跡。古名はニヌア。聖書にその名を残すことから古来多くの旅行者がここを訪れている…
アッシュール Assur
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ティグリス川中流域に位置したアッシリアの古代都市シュメール人が建設。西アジアの通商路にあるため発展し,前3000年紀末から首都として栄えた。前…
マルタ語【マルタご】
- 百科事典マイペディア
- マルタ共和国の公用語で,アラビア語の一方言。セム語族に属する。ただし種々の国の勢力下にあったため,非セム語(特に英語,イタリア語)からの借…
カットグラス かっとぐらす cut-glass
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ガラス工芸の技法の一つ、およびその製品。わが国では切子(きりこ)ともいう。ガラスの器物の表面に、回転砥石(といし)などで溝を彫り込んで装飾とす…
ヌサイビン Nusaybin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代のニシビス。トルコ南東部の町。マルディンの南東 51km,シリア国境に位置し,シリアのカーミシュリーと向合っている。小アジアからシリアに通じ…
ハンムラビほうてん(‥ハフテン)【ハンムラビ法典】
- 精選版 日本国語大辞典
- バビロンの王ハンムラビが紀元前一八世紀中頃発布した楔形(くさびがた)文字による法典。シュメールの慣習法を集大成・成文化したもの。「目には目、…
しん‐バビロニアおうこく〔‐ワウコク〕【新バビロニア王国】
- デジタル大辞泉
- 前625年、アッシリアの滅亡後、セム系のカルデア人がバビロニア地方に建てた王国。都はバビロン。前6世紀前半ネブカドネザル2世のもとで繁栄したが、…
エプスタイン
- 百科事典マイペディア
- 英国で活動した米国の彫刻家。ニューヨーク生れ。パリのエコール・デ・ボザール(国立美術学校)で学ぶ。1905年以降英国に定住。ロダン,古代アッシ…
センナケリブ Sennacherib
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- (在位前704~前681)アッシリア王,サルゴン2世の子。パレスチナに遠征してイェルサレムを攻囲する一方で,エラムと結んだバビロニアの反乱を制圧し,…