モチカ文化 (モチカぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 南アメリカ,ペルー北部海岸のチカマ,モチェMoche両流域を本拠とした文化。第1ホライズンのチャビン文化の後,100-800年ころに,ペルー南海岸のナス…
脳神経 のうしんけい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脳から出入する神経をいう。すなわち、延髄から前頭葉にかけて、その底部から出入する神経で、前方から順に第1脳神経から第12脳神経まで12対が配列し…
特異体質 とくいたいしつ idiosyncrasy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 臨床的に病気に容易にかかりやすい体質を異常体質、または病的体質というが、そのうち、とくに普通の人にはなんの変化もおこさないような外的刺激(…
メガマウスザメ めがまうすざめ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 軟骨魚綱ネズミザメ目の科や属の総称、またはその1種の名称。メガマウスザメ科Megachasmidaeはメガマウスザメ属MegachasmaのメガマウスザメM. pelagi…
手術【しゅじゅつ】
- 百科事典マイペディア
- 治療の目的で,皮膚,粘膜その他の組織を切り開いて操作を加えること。すでに,古代エジプトで手術が行われたとされるが,インドでは,前6世紀に,…
サケビドリ (叫鳥) screamer
- 改訂新版 世界大百科事典
- カモ目サケビドリ科Anhimidaeの鳥の総称。南アメリカ特産で3種が知られている。体型はガン類に似て,頭が小さく,体が太めである。全長60~90cm。く…
縦隔 じゅうかく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 左右の胸膜に挟まれた胸郭内の正中面付近の空間をいう。解剖学的というより臨床的意味から、上部、前部、中部および後部に区分される。上縦隔は、胸…
スペリー(Roger Wolcott Sperry) すぺりー Roger Wolcott Sperry (1913―1994)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの神経学者。コネティカット州ハートフォードに生まれる。オバーリン大学の英文科を卒業したが、引き続き同大学で心理学を学び、1937年に修…
形態学 けいたいがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 形または構造の記述と法則性を探究する生物学の基本的な一分野。形態学とは本来、形成および転成の学という動的な概念に対してゲーテが名づけたもの…
去勢コンプレックス きょせいこんぷれっくす castration complex
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フロイトの精神分析用語の一つ。幼児は男女の性的差異を適切に理解することができないが、3歳くらいになりその解剖学的差異に気づいてくると、男性器…
drum1 /drʌ́m/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名][C]1 太鼓,ドラム;〔the ~s〕(オーケストラ・楽隊の)太鼓部;((歴史上))《軍事》鼓手.a side drum小太鼓a double drum両面太鼓play [beat]…
総動脈幹(遺残)症(その他の先天性心疾患)
- 内科学 第10版
- (7)総動脈幹(遺残)症(truncus arteriosus) 概念・頻度 大動脈,肺動脈の分離が完成せずに,心室中隔にまたがる形で単一大血管が起始する疾患…
スウェーデン体操【スウェーデンたいそう】
- 百科事典マイペディア
- 19世紀初頭にスウェーデンのP.H.リングPer Henrik Ling〔1776-1839〕によって創案された体操の体系。解剖学・生理学の成果をふまえて,体操の合理性…
shell /ʃél/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 [C]貝殻,貝;[U](素材としての)貝殻.oyster shellsカキの殻1a [C]貝殻の形のもの(刀剣の)つば,《解剖》外耳,((米))(具材を入れる)パ…
筆石 (ふでいし) graptolite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古生代のカンブリア紀から石炭紀まで生存した海生の化石動物。グラプトライトともいう。代表的なものの形が昔ヨーロッパで用いられた羽根ペンに似て…
ファブリキウス囊 (ファブリキウスのう) bursa Fabricii[ラテン]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 幼若期の鳥類において,総排出腔のすぐ内側の背側にみられる囊状構造のリンパ組織。イタリアの解剖学者ファブリキウスが1621年に記載(死後公刊)し…
神経心理学 (しんけいしんりがく) neuropsychiatry
- 改訂新版 世界大百科事典
- 人の高次の精神活動を脳の構造との関連において研究する学問分野。失語,失行,失認を脳障害との関連で研究する大脳病理学Gehirnpathologieはドイツ…
ウィリス動脈輪 うぃりすどうみゃくりん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脳底部で動脈が輪状に連なっている部分をいい、大脳動脈輪ともよばれる。[加川瑞夫]生理脳に栄養を送る動脈には、頸部(けいぶ)の左右にある内頸動…
人間科学 (にんげんかがく) sciences de l'homme sciences humaines[フランス]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 人間にかかわる諸事象を探求する諸科学の総称。人文科学とほぼ同義で用いられることもあるが,とくに1960年代以降,言語学,人類学,精神医学,精神…
医学 いがく medicine 英語 Medizin ドイツ語 médicine フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本語で医学という場合、広義と狭義の二つがあり、しかも両者の間がかならずしも円滑ではない。広義の医学とは、医療の実践を示し、狭義の医学とは…
***ba・se, [bá.se;ƀá.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [女]1 基部,土台,台座.base de una estatua|彫像の台座.base del cráneo|〖解剖〗 頭蓋(ずがい)底.un florero de poca base|底の小さ…
bun・dle /bʌ́ndl/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名][C]1 (一まとめにしたものの)束,包み≪of≫.a bundle of straw1束のわらlarge bundles of lettersいくつにも大きく束ねられた手紙make up a b…
fold1 /fóuld/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [動]1 (他)〈紙・布などを〉折る,折り重ねる(over,together,in),…を(きちんと)折りたたむ(up,down),…を折り返す(back),…をたたんで(…
鼠径部 そけいぶ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 股(もも)の付け根のややくぼんだ線より上にある三角状の部分をいう。解剖学的には下腹部の中央部、すなわち恥骨部の左右外側部をいう。くぼんだ線に…
肩甲骨 けんこうこつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 胸郭背面の上外側部にあり、体表からその外形にほぼ触れることができる三角形状の薄い扁平骨(へんぺいこつ)である。左右対称で、第2から第7肋骨(ろっ…
狩野芳崖 (かのうほうがい) 生没年:1828-88(文政11-明治21)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 幕末・明治初期の日本画家。下関に生まれ,幼名幸太郎。父は長府藩御用絵師狩野家の四代董信(ただのぶ)(松隣,晴皐)。父に師事し,13歳ごろより…
検証(刑事訴訟) けんしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人・場所・物の性質・形状を五官の作用で認識する強制処分。裁判所または裁判官によるものと、捜査機関によるものとがある。裁判所(裁判官)は、事…
炭屋町すみやまち
- 日本歴史地名大系
- 大阪府:大阪市南区炭屋町[現]南区北炭屋(きたすみや)町・南炭屋(みなみすみや)町長堀平右衛門(ながほりへいえもん)町の南にある。西横堀(…
小腸のはたらき
- からだと病気のしくみ図鑑
- 3つの部分からなる小腸は、体内でもっとも長い臓器です。 ●消化と吸収を同時に担う 小腸は十二指腸・空腸・回腸からなる臓器ですが、ここでは空腸と…
切り裂きジャック きりさきジャック Jack the Ripper
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1888年8月から 11月にかけて,イギリスの首都ロンドンの東部,イーストエンドのホワイトチャペル地区付近で,少なくとも 5人の売春婦が殺害された連…
マルクス経済学 マルクスけいざいがく Marxian economics
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- K.マルクスがイギリスおよびフランスの古典派経済学を批判的に継承,発展させて体系化した経済理論。史的唯物論を基本的視座に据えている点に特徴が…
気管切開術 (きかんせっかいじゅつ) tracheotomy
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前頸部を切開し,気管の前壁に穴をあけて,気道を確保する手術。あけた穴は気管口(気管切開口)と呼ばれ,そこからカニューレという管を入れて,気…
神経内科 (しんけいないか) neurology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 神経疾患を対象とする診療科名であり,それを研究する学問は神経内科学または神経学と呼ばれる。なお日本では単に神経科といえば,精神科のことを意…
神経歴史学
- 知恵蔵
- 神経生理学や認知神経科学、認知行動科学などの知見を踏まえて、人類の過去の歴史を見直し、より深く掘り下げる新しい学問。ハーバード大学の歴史学…
熊井啓 くまいけい (1930―2007)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 映画監督。長野県に生まれる。信州大学卒業後、1954年(昭和29)日活入社。ドキュメンタリー的手法で戦後史の暗部に迫った『帝銀事件 死刑囚』(196…
tagliare
- 伊和中辞典 2版
- [他][io tàglio]〔英 cut〕 1 切る, 切り離す, 切り取る ~ il formaggio [la carne]|チーズ[肉]を切る ~ con il coltello [le forbici]|…
コルベ(Adolf Wilhelm Hermann Kolbe) こるべ Adolf Wilhelm Hermann Kolbe (1818―1884)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの化学者。ゲッティンゲン近郊のエリーハウゼン村に、牧師の長子として生まれたが、母アウグステAugusteはゲッティンゲン大学解剖学教授ヘンペ…
細胞診 さいぼうしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 組織の表面から細胞を剥離(はくり)採取して癌(がん)細胞の有無を調べる方法で、細胞診断学、剥離細胞学ともよばれる。消化器癌のほか、気管支、肺、…
飯島 宗一 イイジマ ソウイチ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和・平成期の病理学者,歌人 名古屋大学名誉教授;広島大学名誉教授。 生年大正11(1922)年11月28日 没年平成16(2004)年3月1日 出生地長野県岡谷市 …
***o・í・do, [o.í.đo]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男]1 聴覚,聴力.agradable al oído|耳に心地いい.duro de oído|耳が遠い.estar mal de oído|耳が悪い.2 〖解剖〗 (…
鑑別診断のあげ方(患者へのアプローチの基本)
- 内科学 第10版
- このようにして鑑別診断(differential diagnosis)をあげるには,知識をillness scriptの形で利用できること,そしてproblem representationを提…
モース(Edward Sylvester Morse) もーす Edward Sylvester Morse (1838―1925)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの動物学者、日本研究家。6月18日メーン州ポートランドに生まれる。ハーバード大学の新ハーバード博物館でL・アガシー教授の学生助手として…
ジャワ原人 (ジャワげんじん) Java man
- 改訂新版 世界大百科事典
- オランダの解剖学者デュボアE.Duboisが,1891-93年にインドネシアのジャワ島にあるトリニールTrinil村のソロ河の河岸で,頭骨,大腿骨,歯を発掘し,…
外科 げか surgery
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「手で仕事をする」という意味のギリシア語が語源。薬で治療する内科に対して,手の操作,すなわち手術による治療が適している病気を扱う医学の一分…
ふかんしょうおーがずむふぜん【不感症(オーガズム不全) Hyphedonia】
- 家庭医学館
- [どんな病気か] 不感症とは、解剖学的にも生理学的にも、最初から女性に何かが欠けていておこるものではなく、性的な感情が、抑制されたり阻止さ…
尿路感染症(臓器別感染症)
- 内科学 第10版
- 定義・概念 尿道,膀胱,尿管,腎盂,腎実質が構成する尿路系において,主として逆行性にGram陰性桿菌が感染して生じる疾患.尿道,膀胱,尿管は下…
系統発生 (けいとうはっせい) phylogeny phylogenesis
- 改訂新版 世界大百科事典
- ある生物種族が進化とともに形態を変え,家系のような一つの発展系統をつくりだすこと。ドイツの生物学者E.ヘッケルが著書《有機体の一般形態学》(1…
爪甲白斑 そうこうはくはん Leukonychia (皮膚の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 爪甲が白く見える状態を爪甲白斑といいます。爪甲白斑は点状、線状と爪甲全体が白くなる汎発型(はんぱつがた)の3つに分類されます。な…
卵胞 らんぽう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 卵(卵子)を取り囲んで胞状を呈する細胞集団をいう。ヒトの卵巣ではその発育段階で、胎生5週ころには原始生殖細胞が卵巣に入り込み、盛んに細胞分裂…
時計皿爪(ヒポクラテス爪) とけいさらつめ(ヒポクラテスつめ) Watchglass nails (Hippocratic nails) (皮膚の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 爪甲(そうこう)が指の先端を丸く包み込むように曲がった状態を時計皿爪といい、爪自体も大きくなります。紀元前にヒポクラテスが最初…