「溶剤」の検索結果

1,106件


ピネン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] pinene ) テルペン炭化水素の一つ。化学式は C10H16 天然に広く存在し、無色で芳香がある。テレビン油、松根油に存在。塗料の溶…

ニトロベンゼン

百科事典マイペディア
ベンゼン核のH原子一つをニトロ基に置換した形の芳香族ニトロ化合物。特有臭をもつ淡黄色の液体。融点5.85℃,沸点211.03℃。水に難溶,有機溶媒に可溶…

アセトニトリル あせとにとりる acetonitrile

日本大百科全書(ニッポニカ)
酢酸CH3COOHのニトリルに相当する化合物。正式にはエタンニトリルというが、一般的にはアセトニトリルといわれている。シアン化メチル、シアン化メタ…

シクロヘキサノン しくろへきさのん cyclohexanone

日本大百科全書(ニッポニカ)
脂環式ケトンの一つ。フェノールをニッケル系触媒を用いて水素化する方法によっても得られるが、1939年アメリカのデュポン社により開発されたシクロ…

油性塗料 ゆせいとりょう oil paint

日本大百科全書(ニッポニカ)
乾性油、樹脂類を主成分とする塗料の総称。次のようなものがある。(1)あまに油、しなきり油、大豆油などの乾性油ないし半乾性油を加熱して、部分的…

しょくぶつゆ‐インク【植物油インク】

デジタル大辞泉
《「植物油インキ」とも》石油系溶剤の代わりに植物油を使用した印刷用インク。大豆油のほか、ヤシ油、パーム油、亜麻仁油あまにゆ、桐油とうゆ、米…

せん‐ざい【洗剤】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 水に添加すると表面活性を現わし、その作用によって固体の表面に付着したよごれを洗い去り、清浄にする物質。せっけん、合成洗剤、表面活…

カーボイド カーボイド carboid

化学辞典 第2版
アスファルトの成分の一つ.アスファルトの成分は複雑で明らかにされていないが,溶剤によって,マルテン(malten),レジン(resin),アスファルテン,…

フェネトール フェネトール phenetole

化学辞典 第2版
ethoxybenzene.C8H10O(122.17).C6H5OC2H2.フェノールをヨウ化エチルあるいは硫酸ジエチルでエチル化すると得られる.芳香をもった液体.融点-33 …

灯油 トウユ kerosene

化学辞典 第2版
沸点約150~280 ℃,炭素数11~13程度の炭化水素からなる石油製品.原油の常圧蒸留および水素化精製によって得られる.高度の脱硫により,色相と燃焼…

合成樹脂塗料【ごうせいじゅしとりょう】

百科事典マイペディア
塗膜形成要素としてフェノール樹脂,尿素樹脂,メラミン樹脂,ビニル樹脂,ケイ素樹脂等の合成樹脂を用いた塗料。乾燥形式から溶剤蒸発型,酸化重合…

エチルエーテル

百科事典マイペディア
化学式はC2H5OC2H5。ジエチルエーテルまたは単にエーテルとも。芳香のある無色の液体。沸点34.48℃。水に微溶,アルコールとは任意の割合に混ざる。揮…

アセトン あせとん acetone

日本大百科全書(ニッポニカ)
もっとも簡単で、またもっとも重要なケトン。ジメチルケトン、プロパノンともいう。木酢(もくさく)液の中に含まれるほか、生体内にもケトン体(アセ…

フラックス flux

改訂新版 世界大百科事典
溶剤,融剤,または媒溶剤とも呼ばれる。おもに,酸化物,塩化物,フッ化物からなる物質で,鉱石を製錬する際に用いられる。冶金学上の用語で,明確…

木タール【もくタール】

百科事典マイペディア
木材の乾留によって得られる黒褐色の粘性のある液体。ともに留出する木酢液から放置または蒸留により分離する。各種の高級炭化水素,フェノール類の…

三彩【さんさい】

百科事典マイペディア
緑,褐,白などの鉛釉(ゆう)を施し,低火度で焼成した軟陶。灰を溶剤とした高火度のものもある。色数が2色もしくは4色でも一般に三彩と呼ぶ。中国…

ぬか油 ぬかあぶら rice-bran oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
米ぬかからとった油。米ぬかには 20%ぐらいの油が含まれていて,日本では年間8万t程度のぬか油が溶剤抽出法で生産されている。唯一の純国産原料油脂…

ピリジン

百科事典マイペディア
窒素1原子をもつ6員環芳香族複素環化合物C5H5N。特異臭のある無色の液体。融点−41.8℃,沸点115.5℃。水,エチルアルコールなどと任意の割合で混ざる…

きはつ‐ゆ【揮発油】

デジタル大辞泉
原油を分別蒸留する際、低沸点で得られる油。ふつう燃料用のものをガソリン、溶剤用のものをベンジンとよぶ。揮発油税法などでは「セ氏15度で比重が0…

酢酸メチル サクサンメチル methyl acetate

化学辞典 第2版
C3H6O2(74.08).CH3COOCH3.メタノールと酢酸とを硫酸触媒の存在下で加熱すると得られる.果実の芳香をもつ無色の液体.融点-98 ℃,沸点56.9 ℃.0.9…

ローズ油 ローズゆ rose oil and absolute

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バラの花から得られる香料。精油の原料として栽培される品種は Rosa damascenaで,ブルガリアが主産地である。別にモロッコ,ギリシア,フランスで栽…

テレビン油【テレビンゆ】

百科事典マイペディア
松脂(まつやに)を水蒸気蒸留して得られる精油。無色〜淡黄色の粘性液で,α‐ピネン,β‐ピネンのほか,アルコール類,エステル類,フェノール類などを…

ガソリン(gasoline)

デジタル大辞泉
沸点がセ氏30~200度くらいの揮発性の液体で、炭化水素の混合物。石油の分留または軽油の接触分解によって得られるが、天然のものもある。内燃機関の…

トルエン(toluene)

デジタル大辞泉
芳香族炭化水素の一。ベンゼンの水素原子1個をメチル基で置換した化合物。無色、可燃性の液体で特異臭がある。コールタールの分留、石油の分解・改質…

ポリウレタン

百科事典マイペディア
分子内にウレタン結合−NHCOO−をもつ高分子化合物の総称。熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂がある。弾性,強靭(きょうじん)性に富み,耐熱性,耐老化性,耐…

アニソール あにそーる anisole

日本大百科全書(ニッポニカ)
芳香族エーテルの一つ。メトキシベンゼンともいう。 強い芳香をもつ無色の液体。フェノールから製造する。水には溶けないが、アルコールやエーテル…

とう‐ゆ【灯油】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 灯火に使う油。ともしあぶら。[初出の実例]「燈油を食し失へりしに依て、両眼盲たり」(出典:今昔物語集(1120頃か)一四)「北海道にて…

エナメル エナメル enamel

化学辞典 第2版
顔料を含む塗料の総称.狭義には,油ペイント(俗称ペンキ)に対してエナメルペイントのこと.油ペイントはビヒクルとして乾性油またはボイル油を使う…

石油エーテル せきゆえーてる petroleum ether

日本大百科全書(ニッポニカ)
沸点約30~70℃の無色透明の石油製品で、工業ガソリンの一種。石油系天然ガスに含まれる液状成分の回収(天然ガソリン)や、軽質ナフサの蒸留精製で得…

アリルアルコール ありるあるこーる allyl alcohol

日本大百科全書(ニッポニカ)
不飽和アルコールの代表的なものの一つ。2-プロペノール、ビニルカルビノールともいう。無色の刺激臭のある液体。プロピレンの酸化により得られるプ…

オークモス・レジン oakmoss resin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
主としてカシの木に付着して育つコケの一種ツノマタゴケ Evernia prunastriを乾燥し,溶剤で抽出した樹脂。特有の甘い香りを放つ。南フランスのグラ…

ジエチレングリコール ジエチレングリコール diethylene glycol

化学辞典 第2版
2,2′-oxydiethanol,bis(2-hydroxyethyl)ether.C4H10O3(106.12).HO(CH2)2O(CH2)2OH.エチレンオキシドとエチレングリコールとを加熱すると得られる…

2,6-ルチジン ルチジン 2,6-lutidine

化学辞典 第2版
2,6-dimethylpyridine.C7H9N(107.15).2,6-ジメチルピリジンともいう.骨油中に存在する.アセト酢酸エチルまたはアセトンとホルムアルデヒドおよび…

スンプ法【スンプほう】

百科事典マイペディア
プレパラート作製の一方法。物体の表面の観察に用いられる。適当な溶剤で表面を柔らかくしたセルロイド板に被検物を圧着し,乾燥後これを取り除く。…

湿式製錬【しっしきせいれん】

百科事典マイペディア
湿式冶金とも。鉱石中の金属分を適当な溶剤にとかし,その溶液から金属分を採取する製錬法。多くは焙焼(ばいしょう)により溶解しやすい化合物にして…

カドミウムイエロー

百科事典マイペディア
硫化カドミウムCdSを主成分とする黄色顔料。カドミウム塩の水溶液に硫化水素または硫化ナトリウムを加えて沈殿させてつくる。絵具,ラッカー,プラス…

ペトロラタム

百科事典マイペディア
石油の潤滑油留分を溶剤脱蝋して得られる軟質の非〜微結晶性のワックスに,潤滑油の重質留分を練り合わせて作った半固体状混合物。精製の低いものは…

合成洗剤 ゴウセイセンザイ synthetic detergent

化学辞典 第2版
一般には,せっけん以外の洗浄剤を合成洗剤といい,溶剤に溶けて固体の表面に付着しているほかの物質を洗い去るはたらきをする.普通,石油系炭化水…

スルホラン法 スルホランホウ Sulfolane process

化学辞典 第2版
液状炭化水素混合物からBTX(ベンゼン,トルエン,キシレン)混合物を抽出分離する代表的な方法で,アメリカのUOP社がShell Chemical社と共同開発した…

菜種油かす なたねあぶらかす

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
油菜の種子を炒って,蒸発圧搾するか,溶剤で油を浸出した残滓。肥料となる。成分に窒素 6.0~4.5%,リン酸 2.6~2.0%,カリウム 1.0%を含む。黄褐色…

グアッシュ gouache

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
絵画用語。アラビアゴムを溶剤とする水溶性不透明絵具。あるいはその絵具で描いた絵。色彩は鮮明で,塗重ねると堅牢なマチエールが得られる。古くは…

や‐きん【冶金】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 鉱石から金属を取り出すこと。また取り出した金属を精製したり、合金を作ったり、あるいは特殊な処理を施したりして、種々の目的に適する…

ポリカーボネート polycarbonate

改訂新版 世界大百科事典
ドイツのバイエル社で1956年に初めて合成された比較的新しい熱可塑性樹脂。透明で硬く,最も耐衝撃性にすぐれた樹脂であり,レンズ,有機ガラス,光…

精油【せいゆ】

百科事典マイペディア
植物に含まれている芳香のある揮発性油の総称(時に結晶のものもある)。芳香油ともいい,特に花から得られるものは花精油という。古くから香料,医…

モルホリン morpholine

改訂新版 世界大百科事典
無色の吸湿性液体。融点-4.9℃,沸点128.9℃。水と自由にまじる。ジエタノールアミン(HOCH2CH2)2NHを70%硫酸と加熱脱水して作る。溶剤(合成樹脂,…

しんしゅつ‐えき【浸出液】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 浸出によって得られた液。たとえば、生薬の有効成分を、水・アルコール・エーテルなどの溶剤を用いてとり出した液。[初出の実例]「やや…

東レ・ファインケミカル

日本の企業がわかる事典2014-2015
正式社名「東レ・ファインケミカル株式会社」。英文社名「Toray Fine Chemicals Co., Ltd.」。化学工業。昭和7年(1932)「昭和工業株式会社」設立。平…

四塩化エチレン しえんかエチレン tetrachloroethylene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C2Cl4 。慣用的にこの名称が使われているが,化学名としてはテトラクロロエチレンが正式である。パークロロエチレン,パークレンともいう。無…

炭酸ジエチル タンサンジエチル diethyl carbonate

化学辞典 第2版
C5H10O3(118.13).(C2H5O)CO.ベンゼン中,第三級アミンの存在下にエタノールとホスゲンとを反応させると得られる.融点-43 ℃,沸点126 ℃.0.9764.…

テトラクロロエテン テトラクロロエテン tetrachloroethene

化学辞典 第2版
C2Cl4(165.83).Cl2C=CCl2.ペルクロロエチレンともいう.ペンタクロロエタンC2HCl5を水酸化カルシウムで脱塩化水素すると得られる.無色の液体.融…

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