さいぼうがい‐きしつ〔サイバウグワイ‐〕【細胞外基質】
- デジタル大辞泉
- 生体を構成する体細胞の外側にある線維状や網目状の構造体。動物の場合、コラーゲン・ヒアルロン酸・プロテオグリカンなどが主な成分。細胞と細胞の…
共重合 キョウジュウゴウ copolymerization
- 化学辞典 第2版
- 2種類あるいはそれ以上の単量体を混合して行う重合.その結果生じる同一分子中に2種類あるいはそれ以上の単量体単位を含む重合体を共重合体という.…
バラタ バラタ balata
- 化学辞典 第2版
- 天然に存在する樹脂の一種.ゴムと似た方法で採取され,炭化水素のほかにその酸化物である樹脂を含む.ヘビアゴムと異なり,主要成分はポリ-trans-1,…
リポ多糖 リポタトウ lipopolysaccharide
- 化学辞典 第2版
- 略称LPS.リポポリサッカライドともよばれる.グラム陰性菌の細胞壁を構成する内毒素成分の一つで,特異多糖鎖部分,コア多糖部分,および脂質部(リ…
オイゲノール オイゲノール eugenol
- 化学辞典 第2版
- 4-allyl-2-methoxyphenol.C10H12O2(164.20).精油成分の一つで,ちょうじ油,肉けい葉油,けい皮油などに含まれる.ちょうじ油様の香気をもち,水に…
ペンテン ペンテン pentene
- 化学辞典 第2版
- C5H10(70.13).アミレンともいう.炭素数5のオレフィン類をいう.石油系炭化水素の熱分解あるいは接触分解生成物中の C5 留分に含まれる.直鎖状の構…
デオキシリボ‐かくさん【デオキシリボ核酸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] deoxyribonucleic acid の訳語 ) デオキシリボースを糖の成分としている核酸。細胞の遺伝情報をもち、それを伝達する役割をもつ…
мы́льн|ый
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- 短-лен, -льна[形1]①石けんの,石けん成分を含有する②石けんが付着した③(馬が)汗をかいている//мы́льный пузы́рь(1)シャボン…
酸性塩 さんせいえん acid salt
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 塩(えん)のうち、酸成分の一部の水素原子だけが陽性成分によって置換され、一部の水素原子がそのまま残っているものの通称。正しくは水素塩という。…
鯨蠟 (げいろう) spermaceti
- 改訂新版 世界大百科事典
- マッコウクジラなどのハ(歯)クジラ類の頭部の貯油組織から得た油を冷却し,マッコウ鯨油を分離後,析出した固形分。アルカリ液と混合,煮沸して精…
トリス緩衝溶液 トリスかんしょうようえき tris buffer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 塩基性成分としてトリス (ヒドロキシメチル) アミノメタン (略称トリス) を用いた緩衝溶液で,生化学領域でよく用いられる。トリスは水に溶けやすく…
ピリミジン
- 百科事典マイペディア
- 窒素2原子をもつ6員環芳香族複素環化合物。1,3−ジアジンC4H4N2。刺激臭のある結晶ないし液体。融点20〜22℃,沸点124℃。水に易溶。ピリミジン誘導…
レニン
- 百科事典マイペディア
- 腎臓の傍糸球体細胞から放出されるタンパク質分解酵素の一種。肝臓で生産された血漿(けっしょう)成分であるアンギオテンシジンに作用してアンギオテ…
イノシトール
- 毛髪用語集
- ビタミン様物質で、リン脂質の構成物質。ビタミンB 群の仲間として分類されることもある。脂肪の流れを良くして身体の中に脂肪が溜まらないようにす…
ほこうそ‐エー〔ホカウソ‐〕【補酵素A】
- デジタル大辞泉
- 《Aは、acetylation(アセチル化の意)の頭文字》パントテン酸を構成成分として含む、補酵素の一つ。末端にあるチオール基が、さまざまな化合物のア…
チミジン チミジン thymidine
- 化学辞典 第2版
- 1-(2-deoxy-β-D-ribofuranosyl)thymine.C10H14N2O5(242.23).ピリミジンヌクレオシドの一つ.デオキシリボ核酸の成分である.融点182~183 ℃.+18.…
emissióne
- 伊和中辞典 2版
- [名](女) 1 (音, 光, 熱, 煙などを)発すること, 発散, 放射 ~ della voce|発声(法). 2 (紙幣, 小切手などの)発行, 振り出し banca [istitut…
アンケル石(データノート) あんけるせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アンケル石英名ankerite化学式Ca(Fe2+,Mg)[CO3]2少量成分Mn結晶系三方硬度3.5~4比重3.11色褐,黄,まれに白光沢ガラス条痕白劈開三方向に完全(「劈…
オパール(データノート) おぱーるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オパール英名opal化学式SiO2・nH2O少量成分Al,Ca,Mg,Fe結晶系非晶~潜晶硬度5.5~6.5比重1.9~2.3色無,白,黄,褐,橙,赤,緑,青,灰黒光沢ガラス…
木村石(データノート) きむらいしでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 木村石英名kimuraite-(Y)化学式CaY2[CO3]4・6H2O少量成分他のイットリウム族稀土結晶系斜方(直方)硬度2.5比重2.98色淡紫~桃白光沢ガラス条痕白…
カンクリナイト(データノート) かんくりないとでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カンクリナイト英名cancrinite化学式[(Ca,Na)6(CO3)1-1.7][Na2(H2O)2](Si6Al6O24)少量成分SO4結晶系六方硬度5~6比重2.4~2.5色無色,白,淡青,淡黄…
ブラシュ石(データノート) ぶらしゅせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ブラシュ石英名brushite化学式CaH[PO4]・2H2O少量成分無結晶系単斜硬度2.5比重2.26色無、白、わずかに黄色味を帯びることもある光沢ガラス。劈開面上…
ラドラム鉄鉱(データノート) らどらむてっこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ラドラム鉄鉱英名ludlamite化学式Fe2+3[PO4]2・4H2O少量成分Mg,Mn結晶系単斜硬度3.5比重3.18色淡緑~帯青鮮緑光沢ガラス。劈開面上では真珠条痕淡緑…
セサミン セサミン sesamin
- 化学辞典 第2版
- C20H18O6(354.35).ゴマSesamum indicumに含まれている(+)-セサミンとケイジョウウスバサイシンAsarum sieboldiiに含まれている(-)-セサミンがある…
せいりょくげんたい【精力減退】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 なんとなくだるい、やる気がでない、性欲が衰えたといった精力減退(せいりょくげんたい)の多くは、ストレスや過労など精神的な…
アドバイザリー‐スタッフ
- デジタル大辞泉
- 《〈和〉advisory+staff》1 特定の運動具メーカーから商品の無料提供を受けるかわりに、商品開発の助言や商品PRのかたちでそのメーカーの利益に貢…
上尾庄次郎 (うえお-しょうじろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1909-1988 昭和時代の薬学者。明治42年9月20日生まれ。阪大教授をへて京大教授となり,昭和39年薬学部長。のち県立静岡薬大学長。日本薬学会会頭。4…
フィッシャー
- 百科事典マイペディア
- ドイツの有機化学者。ボン大学でケクレに,次いでシュトラスブルク大学でA.v.バイヤーに学び,エルランゲン,ビュルツブルクの各大学教授を歴任し,1…
バクテリアリーチング
- 百科事典マイペディア
- 細菌やその他の特殊な微生物を用いて,鉱石から金属成分を溶出させる技術。鉱山廃水の処理にも応用されている。細菌としては,硫黄や鉄(II)Fe3O4を…
発生炉ガス【はっせいろガス】
- 百科事典マイペディア
- 石炭やコークスをガス発生炉に入れ,空気と水蒸気を吹き込んで不完全燃焼させて得られるガス。可燃成分は一酸化炭素と水素。発熱量は1000〜1500kcal/…
ボンネル Vonnel
- 改訂新版 世界大百科事典
- ポリアクリロニトリルステープルの一つ。三菱レイヨン社の商標で,同社がアメリカのケムストランド社のアクリル繊維アクリランAcrilan(商標)の技術…
橄欖石(データノート) かんらんせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 橄欖石英名olivine化学式M2SiO4少量成分Ca,Zn,Co,Fe3+結晶系斜方硬度6~7比重3.2~4.4色オリーブ緑,黄褐,黒褐,青灰光沢ガラス条痕白,淡褐劈開一…
高根鉱(データノート) たかねこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 高根鉱英名takanelite化学式(Mn4+,Mn2+)(O,OH)2・nH2O少量成分Ca,Al,Fe,Mg,Na,K結晶系六方硬度2.5~3比重3.43色鋼灰~黒光沢亜金属条痕褐黒~暗褐劈…
きせい‐こうしょう(‥クヮウシャウ)【気成鉱床】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 気成作用によって生じた鉱床。マグマが固結して岩石となるとき、岩石にとりこまれずに残った高温の揮発性成分が、付近の岩石と化学反応を…
けっしょうぶんか‐さよう(ケッシャウブンクヮ‥)【結晶分化作用】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地殻中に貫入したマグマの結晶作用がはじまるとき、結晶する部分が残りの部分と分離して固結すること。重力の作用で結晶部分がマグマだま…
そめん‐がん【粗面岩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 閃(せん)長岩と同成分の火山岩。アルカリ長石の微晶を主とする石基中に有色鉱物の斑晶(はんしょう)を有し、灰白・淡緑色などを呈する。日…
スクレロチナイト
- 岩石学辞典
- 石炭中の物質で,sclerotia, fungal胞子あるいは樹脂質の物体,fungalの菌糸などからできている.fungalは真菌,カビ,茸のこと.ほとんどの石炭の中…
ローヤルゼリー
- 百科事典マイペディア
- 王乳とも。ミツバチの働きバチの唾液(だえき)腺から分泌される酸味のある乳白色液体。女王バチとなるべき幼虫の餌で,王台に0.2〜0.3gたくわえられる…
粗タンパク質
- 栄養・生化学辞典
- 食品,飼料の成分で,試料を熱濃硫酸で酸化分解し,アンモニア,アミノ基をすべてアンモニウムイオンに変換し,その量を定量して求めた窒素量に,…
コルチゾール(cortisol)
- デジタル大辞泉
- 副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの一つ。糖質コルチコイドの主成分であり、糖・脂質・たんぱく質の代謝や血圧の調節に関与する。ストレス…
モンモリロナイト(montmorillonite)
- デジタル大辞泉
- アルミニウムの含水珪酸塩けいさんえんを主成分とする粘土鉱物。凝灰岩などの風化で生じ、白ないし灰色の粉末の塊。水を吸収して膨潤し、またイオン…
過塩素酸アンモニウム かえんそさんアンモニウム ammonium perchlorate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 NH4ClO4 。無色結晶で,加熱により分解。比重 1.95 。水,メチルアルコールに可溶。過塩素酸塩爆薬の主成分で,ケイ素鉄,木粉,ワセリンを加…
細胞液 さいぼうえき cell sap
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 植物細胞でよく発達している液胞を満たす液体。普通,弱酸性を示し,特殊な成分が蓄積していることも多くて,植物組織の味,色などは細胞液に基づく…
カリ長石 かりちょうせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カリウムを主成分とする鉱物で、玻璃(はり)長石(サニディン)、微斜長石、正長石の総称。カリウム長石ともいう。前記3種の硬度、比重、劈開(へきか…
冷却曲線 れいきゃくきょくせん cooling curve
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 高温物体が放熱して冷却していく場合の温度と時間の関係を表わす曲線。液化や凝固,または種々の固相の間での相転移が起る温度,あるいは成分の一部…
ローレンツ=ローレンスの式 ローレンツ=ローレンスのしき Lorentz-Lorenz's formula
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 物質の屈折率 nを,その構成分子 (または原子) の分極率αで表現する関係式のこと。クラウジウス=モソッティの関係式を光の周波数に適用し,ε=n2 ,…
ぎ‐やく【偽薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① にせの薬。[初出の実例]「偽薬とは真ならざる似せ薬也」(出典:養生訓(1713)七)② ある薬物の治療効果を判定するために使う、それと外…
はい‐ぐすり(はひ‥)【灰釉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物の灰を主成分とした釉(うわぐすり)。柞(いす)・欅(けやき)などの木質灰や、竹灰・藁灰・籾灰などがあり、釉の色は黄緑色や白濁色に発…
KS鋼【ケーエスこう】
- 百科事典マイペディア
- 1917年本多光太郎が発明した磁石鋼。成分は鉄のほかコバルト35%,クロム3〜6%,タングステン5〜6%,炭素0.9%。発明当時世界最強の磁石鋼であ…
讃岐岩
- 岩石学辞典
- 玻璃質流紋石英安山岩で[Tröger : 1935],当初は古銅輝石安山岩のガラス状のものと考えられていた[Weinschenk : 1891].斜方輝石,中性斜長…