おお‐さじ〔おほ‐〕【大×匙】
- デジタル大辞泉
- 1 大形のさじ。2 調理用計量スプーンの一。少量の調味料・粉類の計量に用いる。ふつう、容量はすりきり1杯15ミリリットル。[類語]匙・スプーン・テ…
おお‐さつ〔おほ‐〕【大札】
- デジタル大辞泉
- 明治時代に、1円以上の高額の紙幣をいった語。「かけがえのねえ―を」〈魯文・安愚楽鍋〉
おお‐さんばし〔おほ‐〕【大桟橋】
- デジタル大辞泉
- 江戸の山谷堀にあった桟橋。吉原へ通う船の発着場であった。
おお‐しごと〔おほ‐〕【大仕事】
- デジタル大辞泉
- 時間も費用もかかる仕事。また、重要な仕事。「就任初の大仕事」
おお‐しょうがつ〔おほシヤウグワツ〕【大正月】
- デジタル大辞泉
- 1月1日から7日までのこと。⇔小正月こしょうがつ。
おお‐ずり〔おほ‐〕【大刷(り)】
- デジタル大辞泉
- 印刷で、大組み版の校正刷りのこと。組み体裁、見出しの適・不適など、全体的な点検に適する。→大組み
おお‐そで〔おほ‐〕【大袖】
- デジタル大辞泉
- 1 宮中で、礼服らいふく着用の際、小袖の上に着た表衣うわぎ。袖口が広く、たもとが長い。2 中世の鎧よろい付属の袖。幅が広く大きく、鎧の肩から…
おおたか‐がり〔おほたか‐〕【大×鷹狩(り)】
- デジタル大辞泉
- 大鷹の雌を使って冬に行う狩り。→小鷹こたか狩り
おお‐だな〔おほ‐〕【大▽店】
- デジタル大辞泉
- 規模の大きな商店。大商店。
おお‐だら〔おほ‐〕【大だら】
- デジタル大辞泉
- 《「大だんびら」の略》幅の広い太刀。「―腰にぼっこむところを」〈浄・浪花鑑〉
おお‐づもり〔おほ‐〕【大積(も)り】
- デジタル大辞泉
- おおよその見積もり。大ざっぱな計算。「一国に八千づつの―にすれば、かたく九万二千五百なり」〈甲陽軍鑑・一四〉
おお‐でき〔おほ‐〕【大出来】
- デジタル大辞泉
- みごとな出来栄え。また、みごとにやってのけること。上出来。「この成績は新人にしては大出来だ」
あい‐だい【愛大】
- デジタル大辞泉
- 「愛知大学」または「愛媛大学」の略称。
おお‐とろ〔おほ‐〕【大とろ】
- デジタル大辞泉
- マグロの腹肉。もっとも脂肪が多い部分。刺し身・すしだねにする。→中とろ
おお‐なだい〔おほ‐〕【大名題】
- デジタル大辞泉
- 1 江戸時代の歌舞伎で、1日の狂言全体に通じる題名。また、その題名を記して、劇場正面に立てる大きな看板。→小名題2 歌舞伎俳優のうち、大幹部の…
おお‐なめ〔おほ‐〕【大滑】
- デジタル大辞泉
- 馬具の一つで、鞍くらの下に敷く滑なめの大形のもの。唐鞍からくらに用い、美しく飾った縁どりをしてある。はだつけ。
おお‐にんずう〔おほ‐〕【大人数】
- デジタル大辞泉
- 人数の多いこと。また、多くの人。多人数。おおにんず。⇔小人数こにんずう。[類語]大勢・多勢・多数・多い・たくさん・いっぱい・夥しい・多く・数数…
おお‐ぬすびと〔おほ‐〕【大盗人】
- デジタル大辞泉
- 大どろぼう。また、人をののしっていうときにも用いる。
おお‐ばしょ〔おほ‐〕【大場所】
- デジタル大辞泉
- 1 広い場所。2 正式の場所。3 相撲の本場所。
おお‐ひきがえる〔おほひきがへる〕【大×蟇】
- デジタル大辞泉
- 無尾目ヒキガエル科のカエル。体長12~25センチ。耳腺が大きく、強い毒液を出す。南アメリカ北部の原産で、害虫駆除のため世界各地に移入され、小笠…
おお‐ひめぎみ〔おほ‐〕【大姫君】
- デジタル大辞泉
- 貴人の長女の敬称。姉姫。おおいぎみ。「―をいかで内に参らせ奉らむとおぼす」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉
おお‐びゃくしょう〔おほビヤクシヤウ〕【大百姓】
- デジタル大辞泉
- 多くの田畑を所有している百姓。豪農。
おお‐ぶかし〔おほ‐〕【大▽蒸かし】
- デジタル大辞泉
- 《「おおふかし」とも》サツマイモのふかしたもの。ふかしいも。「大福餅や―をむしゃりむしゃり」〈滑・浮世風呂・三〉
おお‐ほんだ〔おほ‐〕【大本多】
- デジタル大辞泉
- 本多髷まげの形を大きくしたもの。
おお‐まがき〔おほ‐〕【大×籬】
- デジタル大辞泉
- 江戸吉原で、最も格式の高い遊女屋。入り口を入ったところの格子(籬)が全面、天井まで達している。大店おおみせ。総籬そうまがき。
おお‐むね〔おほ‐〕【大旨/▽概ね】
- デジタル大辞泉
- [名]だいたいの趣旨。あらまし。「―は了承した」[副](概ね)その状態が大部分を占めるさま。だいたい。おおよそ。「会員は―女性だ」[類語]粗粗…
おお‐よろい〔おほよろひ〕【大×鎧】
- デジタル大辞泉
- 1 大形の鎧。2 《胴丸・腹巻などに比べ、大きめに作られたところから》中世の騎射戦用の鎧。胸に栴檀せんだんの板、鳩尾きゅうびの板をつけ、背に…
おお‐よろこび〔おほ‐〕【大喜び】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)非常に喜ぶこと。「合格して大喜びする」[類語]喜び・満悦・愉悦・喜悦・祝い・祝賀・賀・喜色・歓喜・歓心・狂喜・驚喜・随喜・大悦・…
大物忌 (おおものいみ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 伊勢神宮の古い祠官の一つで,数多くある物忌職の最も重要なもの。主として天照大神の大御饌(おおみけ)を奉仕する。神事をつかさどるのにふさわし…
大山田 (おおやまだ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →伊賀[市]
大鼓【おおつづみ】
- 百科事典マイペディア
- 日本の伝統的な打楽器。皮面の直径23cmぐらい,胴長約29cmのやや大型の鼓(つづみ)。〈おおかわ〉とも。能楽や長唄の囃子(はやし),下座(げざ)音楽,…
大宛【だいえん】
- 百科事典マイペディア
- 中央アジアフェルガナ地方に対する漢人の呼称。→関連項目武帝(前漢)
大学寮【だいがくりょう】
- 百科事典マイペディア
- 式部省所属の令制官司。〈ふみやつかさ〉とも読む。大学は官吏養成のための最高教育機関。職掌は学生の教育と孔子を祭ること。職員は頭(かみ)・助(す…
大不況【だいふきょう】
- 百科事典マイペディア
- 1870年代から1890年代にかけて欧米諸国を襲った経済不況。アメリカ合衆国,ドイツに始まった不況は英国において最も深刻な形をとり,1879年には全面…
大理【だいり】
- 百科事典マイペディア
- 中国,雲南省西部の都市。ミャンマー・チベット方面に自動車路を通じ,交易が盛ん。付近から採れる結晶質石灰岩は大理石の名をもって知られ,また蒼…
大会社
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- 大規模な株式会社を指す表現。商法および1974年に制定された「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」により、株式会社は、その規模によ…
だいぼだい‐じ【大菩提寺】
- デジタル大辞泉
- インド北東部、ビハール州の仏教の聖地ブッダガヤにある寺院。紀元前3世紀頃にアショカ王が建立した寺院を起源とし、5、6世紀頃に高さ52メートルの石…
大夏 たいか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アフガニスタン北部や、ウズベキスタン、タジキスタンなどからなる古代地方名バクトリアの中国での呼び名。[編集部][参照項目] | バクトリア
大船山 たいせんざん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大分県西部、竹田市(たけたし)久住(くじゅう)地区にある火山。標高1786メートル。角閃(かくせん)石安山岩の塊状火山体の上に輝石安山岩溶岩の成層火…
大家族 だいかぞく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 家族類型の一つとして、その構成員数の大小、および構成員の続柄関係の複雑さの程度に注目して大家族・小家族に分類することがある。一般的には構成…
大憲章 だいけんしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →マグナ・カルタ
大地形 だいちけい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地球の内部に原因がある地殻運動で形成された大規模な地表形態。大地形の規模の内容は、研究者によって異なっている。一般にその内容は、地球全体の…
大渡河 だいとが / タートゥーホー
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、四川(しせん)省西部を流れる川。揚子江(ようすこう)水系岷(びん)江の最大の支流。青海省バインハル山脈南面からの河川が四川省北西部に入り、…
大法廷 だいほうてい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 最高裁判所の全員の裁判官の合議体をいう。最高裁判所長官を裁判長とし、定足数は9人以上である。(1)当事者の主張に基づいて、法律、命令などが合憲…
ピット(大) ぴっと 1st Earl of Chatham, William Pitt, the Elder (1708―1778)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの政治家。インドで財をなしマドラス総督となったトマス・ピット(通称「ダイヤモンド・ピット」)の孫。イートン校、オックスフォード大学…
旅大 りょだい / リュイター
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、遼寧(りょうねい)省の遼東半島南端にある大連(だいれん)の旧称。1950年大連市が旅大市と改称されたが、1981年大連市に戻った。[編集部][参照…
六大 ろくだい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地・水・火・風・空・識の六つの普遍的な存在。真言(しんごん)宗で説く万物の根源体。普通、仏教では万物の根源体とか創造主とかを説かず、無実体性…
たい‐ほう【大封】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古代の軍礼の一つ。国境を正すこと。〔周礼‐春官・大宗伯〕② 大きな封地を与えること。また、その封地。[初出の実例]「子孫を大封し東西…
たいま‐し【大麻糸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大麻の繊維を原料として製した糸。奈良晒(さらし)、近江晒、能登上布(じょうふ)などに用いられる。
だいや‐がわ(‥がは)【大谷川】
- 精選版 日本国語大辞典
- 栃木県西部、華厳滝から日光・今市の両市を流れて鬼怒川に合流する川。中禅寺湖から流れ出て華厳滝となる大尻川に連なる。日光市馬返(うまがえし)ま…