ガラクトシド ガラクトシド galactoside
- 化学辞典 第2版
- ガラクトースのヘミアセタールヒドロキシ基が,ほかの化合物とエーテル結合したものの総称.天然産のものはたいていβ-D-ピラノシド型であり,かつほ…
蒸留酒【じょうりゅうしゅ】
- 百科事典マイペディア
- 穀物,果実などを発酵させて作った酒を,さらに蒸留,濃縮してアルコール分を20度以上に高めた酒。ポットスチルを用い香味成分が失われないよう蒸留…
田村憲造 (たむら-けんぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1889-1953 大正-昭和時代の薬学者。明治22年2月18日生まれ。欧米に留学後,大正13年母校東京帝大の教授。新強心剤「ビタカンファー」を開発。ジギタ…
comprehensive ban
- 英和 用語・用例辞典
- 全面禁止comprehensive banの用例A comprehensive ban on substances that do not have the exact chemical structures as substances subject to pu…
narcotics officer
- 英和 用語・用例辞典
- 麻薬取締官narcotics officerの用例A comprehensive ban on substances that do not have the exact chemical structures as substances subject to …
液化天然ガス えきかてんねんガス liquefied natural gas; LNG
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- メタンを主成分とする天然ガスを,-162℃まで冷却して液化したもの。体積は気体のときの約 580分の1となり,断熱耐圧容器に充填して貯蔵および輸送を…
薬酒【やくしゅ】
- 百科事典マイペディア
- 原料の一部に生薬(しょうやく)を加えて醸造するか,または蒸留酒や醸造酒に生薬を浸してその成分を溶出させた酒。中国では古くから植物性の生薬や動…
角閃岩
- 岩石学辞典
- 角閃岩は現在では角閃石と斜長石からなる変成岩の名称として確立しているが,もとはブロニアールによって角閃石を含む石基の中に他の鉱物が点在する…
デイサイト でいさいと dacite quartz-andesite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 花崗閃緑岩(かこうせんりょくがん)に相当する化学組成をもつ火山岩。石英安山岩ともよばれたが、石英の斑晶を含まないものが多いことなどから、現在…
抽出 ちゅうしゅつ extraction
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 固体または液体の中から、特定の物質だけを溶媒(溶剤)あるいは試薬などを用いて取り出す操作をいう。たとえば、植物などの薬用成分を水あるいはエ…
ネギ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 中国西部、あるいはシベリアが原産といわれる多年草です。 わが国では、『日本書紀』に記載があるほど古くから知られてる野菜で…
ハッカ(薄荷)油【はっかゆ】
- 百科事典マイペディア
- ハッカの乾草を水蒸気蒸留して得られる精油。無色〜淡黄色の透明な油液で,特異な芳香と清涼味がある。主成分はメントール。芳香性健胃・駆風剤とし…
耐火粘土【たいかねんど】
- 百科事典マイペディア
- 高熱に耐え,高温でも溶融しにくい粘土。二酸化ケイ(珪)素,酸化アルミニウムを主成分とし,水分,鉄分その他の不純物を含む。耐火度はほぼ酸化ア…
木蝋【もくろう】
- 百科事典マイペディア
- ハゼ蝋とも。ハゼノキの果実から採取される油脂。主成分はパルミチン酸のグリセリンエステル。蝋の化学定義には反するが,外観の類似から蝋といわれ…
カオリナイト
- 百科事典マイペディア
- 高嶺石とも。カオリン鉱物の一種。普通の粘土の主成分で,Al2Si2O5(OH)4。三斜晶系と単斜晶系と2種ある。結晶は六角薄片状だが,普通は微晶で粉末…
塩化マグネシウム【えんかマグネシウム】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はMgCl2。比重2.32(25℃),融点712℃,沸点1412℃。無色潮解性の結晶。6水和塩が普通。苦汁(にがり)の主成分として海水中に約0.5%含まれ,食…
黒銅鉱(データノート) こくどうこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 黒銅鉱英名tenorite化学式CuO少量成分未報告。非常に純粋結晶系単斜硬度3.5比重6.52色黒,鉄黒,鋼灰。粉末のものは顔料の黒のような感じがする光沢…
石膏泉 せっこうせん sulfated bitter spring
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 硫酸カルシウムを主成分とする鉱泉の一種。陰イオンとして硫酸を含む硫酸塩泉のなかで,陽イオンとしてカルシウムイオンを含有するもの。リウマチ,…
ヘレフリンタ hälleflinta
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 微細な石英,斜長石を主成分鉱物とする緻密な変成岩。化学組成のうえでは流紋岩にほぼ対応する。中南部スウェーデンでは片麻岩,石灰岩と互層するの…
標準液 ひょうじゅんえき standard solution
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 標準溶液ともいう。滴定の際に用いられる濃度の正確にわかっている溶液。この液はかなり長い期間濃度を変えず安定に保存できなくてはならない。濃度…
コキナ coquina
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化石の破片を主成分とし,淘汰のよい砕屑性で,あまり硬くない石灰岩。典型的なものは粗粒の貝殻片が,炭酸石灰で弱く膠結された多孔質の石灰岩であ…
Iバンド
- 栄養・生化学辞典
- I帯ともいう.横紋筋のサルコメアのうち光学顕微鏡で観察すると明るくみえる部分.ミオシンフィラメントがあって暗くみえるAバンド(A帯, anisotrop…
半花崗岩質組織
- 岩石学辞典
- 砂糖状(saccharoidal)と同じ.独立した鉱物粒が肉眼で判別できて,ほとんどすべての構成鉱物が他形である.細粒で他形等粒組織である.一般に主成…
しゃちょう‐せき(シャチャウ‥)【斜長石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 曹長石と灰長石の固溶体の総称。三斜晶系でガラス光沢があり、ふつう白色。ナトリウム、カルシウム、アルミニウムなどを含む珪酸塩で、花…
危険ドラッグ
- 知恵蔵
- 一般に覚醒剤や大麻などの違法薬物とよく似た成分を含むドラッグを指すが、法的な定義はない。乾燥ハーブと化学物質を混ぜたいわゆる「脱法ハーブ」…
ヤラッパ jalap Ipomea purga Hayne
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヒルガオ科の薬用にされる多年生つる草。地下にカブ状の塊根があり,それから1~数本の地上茎を出す。地上茎は無毛でつる性,葉を互生させる。長柄の…
アルキルベンゼンスルホン酸塩 あるきるべんぜんするほんさんえん alkylbenzene sulphonates
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 合成洗剤の主成分として用いられる代表的な界面活性剤。略称ABS。第二次世界大戦後まもなくアメリカのオロナイトケミカル社で初めて製造され、日本に…
マンガン肥料 まんがんひりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- マンガンを主成分とする肥料をいい、硫酸マンガン肥料、炭酸マンガン肥料、加工マンガン肥料および鉱滓(こうさい)マンガン肥料等がある。微量要素の…
花こう岩化作用 カコウガンカサヨウ granitization
- 化学辞典 第2版
- 花こう岩成因に関する説の一つ.地表でみられる深成岩と火山岩では,酸性岩と塩基性岩の割合はまったく逆となる.すなわち,深成岩では塩基性のはん…
薬の効く時間と食事
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 薬の成分は胃腸から吸収され、血液を介して効果を発揮します。 ふつう、服用後約10分で血液中に現れ、1時間前後でピークに達し、24時間で排泄は…
断熱反応操作 ダンネツハンノウソウサ adiabatic reaction process
- 化学辞典 第2版
- 化学反応器の温度を制御する操作の一つで,外部とは完全に断熱され,反応熱はそのまま反応流体の温度変化となる.反応装置では,温度が適当な操作範…
ガラクツロン酸 (ガラクツロンさん) galacturonic acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- ペクチン質の主要構成分。ガラクツロナンの酸加水分解で生成する。分子式C6H16O7。ウロン酸の一種。植物粘液,ゴム質,細菌多糖(肺炎双球菌莢膜(き…
ミッシュメタル みっしゅめたる misch metal
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ランタン系希土類元素、すなわち原子番号57番のランタンから71番のルテチウムまでの混合物。製錬過程の半成品であり、セリウム(原子番号58番)40~5…
テルル石(データノート) てるるせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- テルル石英名tellurite化学式TeO2少量成分古い分析では少量のFe2O3が報告されているが、分析試料の純度が不確実である結晶系斜方(直方)硬度2比重5.…
プロパンガス propane gas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- プロパンを主成分とする液化石油ガス。日本の市販品は主としてプロパンとプロピレンからなり,少量のブタンおよびブチレンを含んでいる。あまり高圧…
じあえんそさん‐カルシウム【次亜塩素酸カルシウム】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( カルシウムは[英語] calcium ) 高度さらし粉の主成分。化学式 Ca(ClO)2 白色の結晶性粉末。水に溶けやすい。酸と作用して塩素を発生。…
ういきょう油 ウイキョウユ fennel oil
- 化学辞典 第2版
- フェンネル油ともいう.セリ科のFoeniculum vulgareの実を粉砕して,これを水蒸気蒸留すると得られる芳香油.0.965~0.977.1.528~1.538.主成分は…
半乾性油 ハンカンセイユ semidrying oil
- 化学辞典 第2版
- 乾性油と不乾性油との中間程度の乾燥性をもつ脂肪油.一般にヨウ素価100~130で,リノール酸グリセリドを主成分とするものが多い.なたね油,ごま油…
ゆせい【油性】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 油性の oily;〔油を主成分とした〕oil-based油性の化粧品oil-based cosmetics油性塗料(an) oil(-based) paint油性マーカーan oil-based marker油性…
浴剤 よくざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 疾病の治療、症状の緩和、皮膚の保護や洗浄、疲労回復など、美容と健康を目的として浴湯に加えて用いる薬剤で、浴用剤ともいう。浴剤には剤形、成分…
ロイヤルゼリー ろいやるぜりー royal jelly
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ミツバチの働きバチが女王バチに与える餌(えさ)で、王乳ともいい、ローヤルゼリーともよばれる。ミツバチが植物体などから集めて巣に蓄えた甘味物質…
外積【がいせき】
- 百科事典マイペディア
- ベクトル積とも。二つのベクトルA,Bがつくる平行四辺形の面積に等しい大きさをもち,この平行四辺形に垂直で,かつAの向きからBの向きへ右ねじを回…
超流動【ちょうりゅうどう】
- 百科事典マイペディア
- 液体が粘性なしに流れる状態。液体ヘリウム4 4Heが2.17K以下(この状態をヘリウムIIと呼ぶ)で,微小な圧力差で細い毛細管内を自由に流れたり,また…
メタテクシス
- 岩石学辞典
- 部分熔融が中程度に行われたもの[Irving : 1889, Scheumann : 1936].メーネルトは岩石の低熔融点の物質が部分熔融することとしている[Mehnert : …
カテキュー カテキュー catechu
- 化学辞典 第2版
- ガンビール,阿仙薬ともよばれる.マレー諸島に産するアカネ科Uncaria gambirの葉および若枝の水性エキスを乾燥したもので,新鮮品は淡褐色であるが…
カップリング反応 カップリングハンノウ coupling reaction
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】芳香族ジアゾニウム塩は,芳香族アミン,フェノール類(フェノール,ナフトールなど),および活性メチレン化合物などと容易に反応して,アゾ化合…
対称行列 たいしょうぎょうれつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- n次正方行列A=(aij)が (1)aij=aji (i,j=1,……,n)を満たすとき、Aをn次対称行列という。(1)はAの主対角線に関して対称の位置にある…
ゼルチュルナー ぜるちゅるなー Friedrich Wilhelm Adam Sertürner (1783―1841)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの薬学者。モルヒネ発見者。ドイツのパデルボルンに生まれる。父はイタリアの技術者。16歳で町の薬局徒弟となり薬局実験室で薬の研究に従事、…
ネロリ油 ねろりゆ neroli oil orange flower oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランス、イタリア、スペイン、モロッコなどに産するミカン科ダイダイの新鮮な花を水蒸気蒸留すると収油率0.1%で得られる無色の香油で、橙花(とう…
一丸ファルコス
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「一丸ファルコス株式会社」。英文社名「ICHIMARU PHARCOS CO., LTD.」。化学工業。昭和34年(1959)「昌徳鋼業株式会社」設立。同36年(1961)…