デジタル大辞泉
「華道」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
華道
かどう
立花 (りつか) と生花 (いけばな) の総称
「花道」とも書く。古く仏教的行事で仏前に花を供える風があったが,平安時代以後,室内の瓶に花をさして観賞するようになり,書院造の床の間の出現とともに観賞の場が安定し,立花として独特の造形美術となった。東山文化の時代に池坊専慶らの立花の名手が現れ,ついで草庵風茶室の茶花として,「投げ入れ」が千利休によって大成され,江戸時代に数寄屋造のために,立花と茶花が融合されて生花がおこり,家元制度のもとで形式化した。「花道」の語は,元禄時代の書にはじめてみられる。明治時代以後,洋風の影響で盛花 (もりばな) が行われたが,華道は女性の教養として盛んになり,現在に至る。
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
華道
華道とは、四季折々の樹枝・草花などを切って花器に挿し、その姿の美しさ、いのちの尊さを表現し観賞する芸術です。 茶道などの他の諸芸と同様、礼儀作法を大切にする日本の伝統的な芸術です。
出典 シナジーマーティング(株)日本文化いろは事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報