デジタル大辞泉 「ちょぼちょぼ」の意味・読み・例文・類語 ちょぼ‐ちょぼ [名]踊り字を表す「」や記号としての「‥」など。[形動]前者と同じであるさま。両者に優劣をつけがたいさま。「両者の力量はちょぼちょぼだ」[副]1 量や程度が少ないさま。ちょびちょび。「小遣いをちょぼちょぼ(と)小出しにする」2 物が所々に少しずつあるさま。ちょびちょび。「庭にちょぼちょぼ(と)草が生える」[アクセント]はチョボチョボ、は、チョボチョボ。[類語]互角・伯仲・五分五分・おっつかっつ・拮抗きっこう・どっこいどっこい・とんとん・等しい・同じ・同一・等価・同等・五分・対等・匹敵・比肩・伍する・相半ばする・肩を並べる・勝るとも劣らない・並び立つ・負けず劣らず・いずれ劣らぬ・似たり寄ったり・並ぶ・団栗どんぐりの背せい比べ・双璧そうへき・甲乙付け難い・雁行・一進一退・鍔競つばぜり合い・竜虎相搏あいうつ・追いつ追われつ・抜きつ抜かれつ・競り合う・せめぎ合う・攻防・一歩も引かぬ・元元・均等・一律・一様・イコール・同列・同級・等し並み・同席・同位・符合・合致・一致・吻合ふんごう・整合・暗合・該当・適合・適応・相当・即応・順応・対応・照応・同質・等質・見合う・当てはまる・一緒・同前・同然・同上・同類・共通・同様・そのまま/ちょろり・ちょろちょろ・ちょびちょび・ちびちび・ちびりちびり・ぽつぽつ・はらり・たらり・ほろり・小出し・ちょっと・ちょびっと・少し・少ない・少少・いささか・いくらか・いくぶん・やや・ちと・ちっと・ちょっぴり・なけなし・若干・一抹・心ばかり・印ばかり・形ばかり・少しく・心持ち・気持ち・多少・二三・少数・少量・僅僅きんきん・わずか・数えるほど・たった・ただ・たかだか・低い・手薄・少なめ・内輪・軽少・軽微・微弱・微微・微少・僅少きんしょう・些少さしょう・最少・微量・ちびちび・一つまみ・一握り・一息・紙一重・雀すずめの涙・鼻の差・残り少ない・ちょこっと・ちょこんと・ちょっこり・ちょびっと・ちょんびり・ちょんぼり・ちらり・爪の垢あか・小口・ささやか・寸毫すんごう・プチ・ほのか・幾ばく・せいぜい・たかが・微塵みじん・些細ささい・まばら・ほんの・あるかなきか・一縷いちる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「ちょぼちょぼ」の意味・読み・例文・類語 ちょぼ‐ちょぼ [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )① 量や程度が少ないさまを表わす語。[初出の実例]「なりてんぢくのかいしきに、ふかくさがわらけに、ちょぼちょぼとよそふておまらせうが」(出典:虎明本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初))② 物がまだらであるさまや、点在するさまを表わす語。ちょびちょび。[初出の実例]「斑点(はんてん)小児はもがさ、或ははしか、大人はかざぼろし等ぞ。何さまちょぼちょぼ見ることぞ」(出典:病論俗解集(1639))[ 2 ] 〘 名詞 〙 踊字などを表わす「〻」や記号としての「:」など。[初出の実例]「チョボチョボで書てある線は始の波、また波形で書てある線は後の波」(出典:颶風新話(航海夜話)(1857)六回)[ 3 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 同じことを重ねて記す際に略して点を打つところから ) 前者とだいたい同じさま。両者に優劣をつけがたいさま。「彼は僕とちょぼちょぼだよ」[初出の実例]「湊座などになっては十二人で大枚三十七銭、松本座もチョボチョボで十五人七十八銭といふ金額」(出典:わが新開地(1922)〈村島帰之〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by