ちびちび(読み)チビチビ

デジタル大辞泉 「ちびちび」の意味・読み・例文・類語

ちび‐ちび

[副]一度にしてしまわないで、ほんの少しずつするさま。ちびりちびり。「酒をちびちび(と)飲む」
[類語]少ない少し少しく少少少数少量僅僅きんきんわずか数えるほど少なめ軽少微微微少僅少きんしょう些少さしょう最少微量一つまみ一握り一抹紙一重すずめの涙残り少ないちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三たったただたかだかしばらくなけなし低い手薄内輪微弱一息鼻の差ちょろりちょろちょろちょびちょびちょぼちょぼちびりちびりぽつぽつはらりたらりほろり小出しちょこっとちょこんとちょっこりちょびっとちょんびりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる心ばかりしるしばかり形ばかり軽微

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精選版 日本国語大辞典 「ちびちび」の意味・読み・例文・類語

ちび‐ちび

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 物事を一度にしないで、すこしずつするさまを表わす語。金の支払い、借金飲酒などについていう。〔書言字考節用集(1717)〕
    1. [初出の実例]「高が手前の金つかふではなし、他人の物を、此方でちびちびすべき筈もなし」(出典:談義本・当風辻談義(1753)二)
    2. 「さかづきへなみなみと一つうけ、ちびちびと口をつけ」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)四)

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