ぽっきり

精選版 日本国語大辞典「ぽっきり」の解説

ぽっきり

[1] 〘〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 堅い物が折れる音、また、そのさまを表わす語。
※俳諧・かしま紀行(1790)「笠に玉子をぬすむ也けり〈苔翠〉 ぽっきりと折ておかしき雪の竹〈友五〉」
② 転じて、長い物、または継続する事柄が、截然と切れたり中断するさまを表わす語。
※西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉四上「此なわぽっきりきってくれ」
[2] 〘接尾〙 数量を表わす名詞に付いて、ちょうどそれだけと限定する意を表わす。
※まんだん読本(1932)彼氏と運転手〈松浦翠波〉「五十銭に値切って五十銭ポッキリ寄越すってえのは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「ぽっきり」の解説

ぽっきり

[副]堅い物などが不意に折れる音や、そのさまを表す語。「鉛筆の芯(しん)がぽっきり(と)折れる」
[接尾]数量を表す語に付いて、ちょうどそれだけと限定する意を表す。「1000円ぽっきりしかない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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