ハンブル

精選版 日本国語大辞典 「ハンブル」の意味・読み・例文・類語

ハンブル

〘名〙 (fumble)⸨ファンブル野球で、ゴロやバウンドした球を、野手がいったんはグラブで触れながらとりそこねること。お手玉
※野球(1923)〈三宅大輔〉五「二塁に居たのでは内野手一寸したハンブル位では、本塁へは来られない」

ハンブル

〘形動〙 (humble) 謙虚であるさま。謙遜するさま。また、質素であるさま。
※陸奥直次郎(1918)〈長与善郎〉下「平等な力の前にハンブルである事が却って気持ちよく感じられて来たのであった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ハンブル」の意味・読み・例文・類語

ハンブル(humble)

[形動]つつましいさま。謙遜けんそんするさま。
運命に―になって」〈実篤愛慾
[類語]謙遜控え目慎ましやか恭しい慎ましい遠慮深い消極的丁寧ご丁寧ばか丁寧丁重慇懃しとやか懇ろ謙虚敬虔恭謙慎み深い低姿勢腰が低い控え目つましい質素簡素地味つづまやか質実清貧

ハンブル(fumble)

[名](スル)球技で、ボールを受けそこなうこと。野球で、打球送球を野手が一度グラブに入れながら捕らえそこねること。お手玉。ファンブル。「送球を一塁手ハンブルした」

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