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付(き)物 ツキモノ

デジタル大辞泉の解説

つき‐もの【付(き)物】

その物に付属して用をなす物。また、ある物事と密接な関係をもち、それといつも取り合わせて考えられるもの。墨(すみ)と硯(すずり)、権利と義務、梅と鶯(うぐいす)の類。
ある物事にかならずついてまわるとされる性質や状態。「スポーツにけがは付き物だ」
書籍や雑誌に綴じ込まれたり、差し込まれたりしている付属印刷物。また、付録ブックカバー帯紙など。

つけ‐もの【付(け)物】

主となるものに、別のものを付け添えること。また、そのもの。
衣服につける飾り物。特に、京都の賀茂の祭の日、鉾(ほこ)持ちの者が水干の袖や袴(はかま)につける花などの飾り。
雅楽歌い物で、楽器の伴奏をつけること。また、その楽器。催馬楽(さいばら)では、横笛篳篥(ひちりき)笙(しょう)琵琶など。
箏(そう)組歌の教習課程で、付属曲として習う曲。歌曲では「雲井弄斎(くもいろうさい)」など、器楽曲では「六段」「みだれ」など。
俳諧付合(つけあい)で、物付けのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の付(き)物の言及

【箏曲】より

…そのなかの《すががき》《りんぜつ》《きぬた》などは,箏の器楽曲としても独立するとともに,さまざまな類曲が作られ,〈段物〉(〈調べ物〉とも),〈砧物〉などとして,組歌に付随して教習されるようになった。流行歌謡の〈弄斎(ろうさい)節〉を箏曲化した〈弄斎物〉の楽曲とともに,すべて組歌の〈付物(つけもの)〉として扱われる。 寛政(1789‐1801)ころに,江戸の山田検校は,当時の江戸で盛行していた三味線音楽の河東節や一中節などの歌浄瑠璃に対して,これを箏曲化したといえる新歌曲を創始,〈吾妻箏歌(あづまことうた)〉と称したが,後世〈山田流箏曲〉と称するようになった。…

※「付(き)物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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