デジタル大辞泉 「付物」の意味・読み・例文・類語
つけ‐もの【付(け)物】
2 衣服につける飾り物。特に、京都の賀茂の祭の日、
3 雅楽の歌い物で、楽器の伴奏をつけること。また、その楽器。
4
5 俳諧の
…そのなかの《すががき》《りんぜつ》《きぬた》などは,箏の器楽曲としても独立するとともに,さまざまな類曲が作られ,〈段物〉(〈調べ物〉とも),〈砧物〉などとして,組歌に付随して教習されるようになった。流行歌謡の〈弄斎(ろうさい)節〉を箏曲化した〈弄斎物〉の楽曲とともに,すべて組歌の〈付物(つけもの)〉として扱われる。 寛政(1789‐1801)ころに,江戸の山田検校は,当時の江戸で盛行していた三味線音楽の河東節や一中節などの歌浄瑠璃に対して,これを箏曲化したといえる新歌曲を創始,〈吾妻箏歌(あづまことうた)〉と称したが,後世〈山田流箏曲〉と称するようになった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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