万般(読み)バンパン

デジタル大辞泉 「万般」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ぱん【万般】

あらゆる方面。すべての事柄百般。「人生の万般にわたる問題」
[類語]広い幅広い手広い広範広範囲多方面多角多面多岐さまざま各種種種諸種いろいろ多様多様化多面的多種多種多様多彩数数いろんなとりどり色とりどり諸諸もろもろ百般諸般多元多元的多角的横断的複眼的おしなべて一般全般に総じて概して多くおおむね大概普通通例通常一体に総体およそあまねすべて一切いっさい全部全体万端万事雑多よろず各人各様十人十色千差万別マルチほとんど大部分大方大抵大半大多数絶対多数九分通り十中八九九分九厘多数数多無数あまた通じてあらかたほぼおおよそ大体大略

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「万般」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ぱん【万般】

〘名〙 あらゆる物事や方面。さまざま。諸般。百般。
本朝無題詩(1162‐64頃)七・春日遊長楽寺〈藤原季綱〉「万般不染独観念、唯有詩魔未一レ降」 〔褚載‐投節度邢公詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「万般」の読み・字形・画数・意味

【万般】ばんぱん

百般。万事。〔金鳳釵、二〕般、皆下品(品下れり)、惟だ讀書の高きのみり。

字通「万」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android