デジタル大辞泉 「凡そ」の意味・読み・例文・類語
およそ【▽凡そ】

1 物事のだいたいのところ。大要。あらまし。「計画の
2 いいかげんなさま。ぞんざいなさま。
「かやうに大事の謡ひを―にしては

1 大まかに言って。だいたい。約。「
2 そもそも。総じて。一般に。話を切りだすときに用いる。「
3 (否定的な表現を伴って用いる)全く。全然。「これは
[類語](


( 1 )「おおよそ」は中古から認められるが、「およそ」が見られるのは中世後期からである。近世期の軽口本・小咄本では「およそ」のみであり、口語では既に「およそ」が一般化していたと思われる。
( 2 )[ 一 ]の用法は、近世期には少なく、[ 二 ]の用法が多くなる。また、[ 三 ]の用法は、「おおよそ[ 一 ]③」から転じたものか。
→「およそ(凡)」の語誌
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